東北®日記

東北楽天ゴールデンイーグルスに陶酔する親爺の戯言

2008年08月

つまづきは致命傷のもと

30日【東北®★6-8☆千葉L】@Kスタ宮城 

マー君vs成瀬と“五輪戦士”同士の対決。

マー君は6回6安打6失点(自責点6)で降板。
サブローに浴びたグランドスラムが効きました。

これで都合3カ月も勝ち星のないマー君。
でも1勝すれば弾みがついて、後はポンポン勝てるもんですよ。

でも、9回裏におセギの同点2ランが飛び出したときは
“もらったぁ~”と思ったんだけどねぇ…。

しかし、なぜかツヨシが10回表も続投。
結局これが裏目に出て、千葉Lに勝ち越されてしまった。

8回終了時点で勝ち越していないと、
グウィンは投入しないということか。

ただ、この場面はグウィンよりオージー木谷のほうが適任なのでは? 
やはりオージーは先発よりリリーフのほうが似合ってると思うよ。

しかし10回表、盗塁したサブローを刺そうとしたマーシー嶋が悪送球。
さらにはベースカバーに入った高須がコケて、これが決勝点に結びついた。

「ベースでひっくり返るなんて予想だにしなかった。珍プレーに出るな」
そうノムさんがボヤいていたのが、このシーン。

んーっ、カッコ悪い。
“F4”にちなんだ“S4”なんて愛称はカッコ良過ぎでした。

今後は“必殺仕事人”中村主水にあやかって、
“モンド高須”と呼ばせて頂きます。

ちなみに“F4”道明寺は本日24時間テレビに出ずっぱり。
ついでに台湾版“F4”は台湾の観光CMに出ております。

しかし、この試合はサブロー一人にヤラレてしまった観がある。
こうした“マッチ・オブ・ザ・マン”的な選手が出てこないと、
なかなか勝つのって難しいんだよね。

それでも埼玉Sの中島が北京五輪へ行ってる間に、
リックさんがスルスルと打率トップに上り詰めてますけど。

諒クン打ったけど王子も打たれる!

28日東北®★4-5☆埼玉S@西武ドーム 

惜しい試合でしたね。
埼玉Sよりヒットの数は多かったのに。

終盤にチャンスが2度あったけど、そのたびに拙攻。
まあ、いつもの東北Rらしいっちゃらしいんだけど。

8回はリックさんが二塁打を打ち、2四球もらって無死満塁。
ここで武ちゃんが2点タイムリーをブッ放って1点差に!

さらに四球で再び満塁になったけど、ここで礒部が三振。
藤井のライトフライでフェル砲が本塁突入も憤死でチェンジ。

キャッチャーを吹き飛ばすぐらいの激しい当たりを見せて欲しかったけど、でもフェル砲はフィジカルじゃなくスピリチュアルの人だから止むを得ません。

9回も埼玉S抑えの切り札グラマン相手に粘って粘って、
2死満塁まで詰め寄ったけど、結局、坊主。

大魚を苦労して目の前まで釣り上げたのに、手で捕らえようとしたらプツンッと釣り糸が切れて逃してしまったようなものですよ。

このライオンズ3連戦を1勝2敗で終えた東北R。
上手くいけば1勝1敗1分で終えることができただけに、
今日の負けは悔やまれるね。

首位のチームが必死になって勝とうとしているんだから、
ビリのチームはその倍以上も必死にならなきゃ勝てっこないと思うけど。
この“必死差”がゲーム差として現れているんじゃないですかな。

さて、先発はプロ入り初となる“雨男”木谷王子。
外は雷鳴轟く大雨だけど、ここは千葉Mと違って屋根付きだから中止になるこたぁない。

4回1/3を投げ、7安打4失点で敗戦投手に。
でも、埼玉S相手なら、こんなもんでしょうかね。

ただ、ボカチカに2本のホームランを打たれたのはいただけない。
昨日もおかわり君に2本打たれているし、なんとかならんのかね!
(でも一昨日は武ちゃんが2本カッ飛ばしてるけどね、エヘヘ)

ここは初勝利を挙げるまで“王子”の身分を隠し、
世を忍ぶ“オージー木谷”の名でプレーするとよかろう。

一方、諒クンが3回にプロ入り初のタイムリーヒットを放ち、初打点を上げた。ゴルフ界の遼クンも先日プロ入り初勝利を上げたことだし、どちらも負けじと精進して欲しいものですな…2人を並べるのに違和感はあるけど。

一日間を挟んで土曜日からは地元Kスタで千葉L2連戦。
そして土曜日は“五輪戦士”マー君が凱旋帰国。

アメリカ戦では5回を2安打に抑える力投。その直前に2軍落ちしていたとは思えない復調ぶりを見せつけた。

マー君にとっては、相当いい気分転換になったんではないかい?
メダル無しは全て星野のヘボ采配のせいだからマー君は無関係。

むしろ東北Rファンにとってはマー君を“復活” させてもらって、
逆に有り難い話。お礼を言わなきゃいけないぐらいですよ。

オンリー・ザ・ロンリー朝井

27日東北®★2-7☆埼玉S@西武ドーム 

この日の始球式は東国原英夫・宮崎県知事。

宮崎といえばマンゴーバナナ!
バナナといえば…セギノール!

バナナをタラフク食べてホームランをカッ飛ばして欲しかったが……。やはり朝井が先発に失敗した。

というより4回に2ラン、5回に3ランを打たれた
おかわり君一人にヤラレてしまった形だ。

それと、これは朝井に限った話じゃないけど、
おかわり君に東北R投手陣はホームラン打たれ過ぎ!

しかも打線も2点しか取れず、まさに“朝井の呪い”も再発。

やはり朝井の真価はロング・リリーフ
=“ロンリー”じゃないと発揮できないのだ。

それにしても、あと2勝で念願の2ケタ勝利。
なんとか粘りに粘って、勝ち星を積み重ねて欲しいものだすな。

雨中のファンタジー

26日東北®☆7-2★埼玉S@西武ドーム

01@080826関東地方は今日も雨模様。

しかし、今日のゲームは西武ドーム。

雨天中止の心配は…ない。

この低い気温なら、さすがに暑さが自慢(?)の西武ドームでも涼しいだろう。

だが、最大の問題がある。それは…西武ドームが地の果てにあることだ。

試合開始時間は午後6時。
仕事が終わってから駆けつけても早くて7時半、遅けりゃ8時…。

でも、明日と明後日は仕事で足を運ぶことができないので、行けるとしたら今日だけ。

それに、ただでさえ客の入らない西武ドーム。この雨ならスタンドもガラガラだろう。

できることなら打ち合いになってゲームの進行が遅れていることを願いつつ、西武ドームへと向かった。

02@080826そぼ降る雨の中、西武球場前駅に着いたのは午後8時ごろ。案の定、客の姿は少ない。

そこらへんを走り回っているのは、ユニフォーム姿の少年野球のガキどもだけ。

ちゃんとゲームを見ろ、お前ら!
タダで来てるクセに何してんだ、まったく!

ちゃんとチケットを買った私は、エラそうにモギリの姉ちゃんへ渡す……と「荷物検査やってま~す」

モギリの姉ちゃんじゃないのかい~! 先に言え、先に!

03@080826段取りの悪い姉ちゃんを適当にあしらい、左翼側ゲートの中に入ると、ちょうど5回表が終わったところ。

しかも、大量4点もゲットしてるじゃないですか!

まったく、なぜもう1イニング待てなかったかね?

4回表には武ちゃんが17号ソロで1点。

5回表は藤井のヒットに始まり、諒クンとNAOTOが連続内野安打で満塁に。

ここでリックさんがレフト線に2点タイムリー2塁打を放って逆転!
続くおセギが犠牲フライで1点追加。

さらにフェル砲がレフト前タイムリーで1点…というのが4点ゲットの真相らしい。

なんか、結婚式に遅れて行ったらフルコースのメインディッシュが下げられた直後だった…みたいな空虚感だ。

でも、ちょうど試合が半分終わったところ。
もう一皿、なんか出てこないかね?

04@080826先発のエース岩隈は、2日スライドという非常に苦しい状況での登板。

2日間もモチベーションを保ち続けるなんて、相当の精神力が必要だろう。

そういえば16日の千葉L戦も7月7日の埼玉S戦も、先発は岩隈。

これで生観戦の先発投手は3戦連続で岩隈。
これも何かの縁かしら?(ポッ)

いや、違う! 

私が観戦に訪れる日に負け試合を見せたくない東北Rが、
わざわざ岩隈を先発させてくれているのだ!

……と、自己中&ポジティブに解釈しておくことにしよう。

05@080826「今日は隈さんだからなぁ~」
「俺ら出番、無さそうッスね」
「わからんぞぉ、2日スライドだしなぁ」
「オレなんて1日でもダメなのに、2日なんて想像もできないや」
「そんなんだからお前はダメなんだ!」
「テヘッ、やぶへびだッ!」

…という会話が交わされていたかどうかは、定かではありません。
 
黙々…(いや、オレが投げる時は必ず来る!)
06@080826
黙々…(左バッターの時がオレの出番だ!)
黙々…(でも、ブラゼルの時はヤダなぁ)
黙々…(石井義人も、なんだかイヤだし)
黙々…(栗山も、なんかシツコそうだし)

結局この日、有銘の登板はありませんでした。

07@080826
というわけでアッという間に東北Rのラッキー7。
西武ドームに「羽ばたけ楽天イーグルス」が流れる。

試合の途中から来ると、試合の進むスピードが早く感じられる。
子供のころより大人になってからのほうが、
時間の過ぎ去るスピードが早く感じられるように
…って、全然違うけど。

08@080826
僻地、平日、雨…そんな“三重殺”にも関わらず、こんな地の果てまで駆けつけたイーグルスファンの皆さん。

少ないように見えるかもしれないけど、これでも多いぐらいですよ。
なんでこんなところに球場を作ったんだ?と、
既に出来てから30年も経つのに、今でも思う。

せめて大宮にでもあれば行きやすいんだけど。でも、今さら慌てて大宮の県営球場で試合やっても遅いっつーの!

09@080826
さて、7回表はリックさんから。

さっそくライト前にヒット!

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続くおセギは残念ながらレフトフライ。

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次のフェル砲がセンターに鋭いライナーをブッ放つが、生憎キャッチされて2死一塁に。

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ここで登場するのは、今日すでに1本イッちゃってる武ちゃん。

大沼が投げた低めの変化球をヒョイとすくい上げると、打球はアレヨアレヨという間にレフトスタンドへ一直線!
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なんと本日2本目のホームラン!

長い休みにオヤジの血潮もウズウズしていたのか?

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ここでダメ押しの2点を追加する嬉しい展開。
思わずエビスビールに手が伸びる。

今日は肌寒いぐらいなので、あまりビールは売れてない様子。

それでも、ビールを売ってるお姉さんは頑張ってますわ。
入り口の手荷物検査の姉ちゃんも、
こんぐらい頑張んなさいよ!

というわけで今度は埼玉Sのラッキー7。
15@080826
そういえば場内には茶摘み娘の恰好をして、お茶を売り歩いているお姉さんもいたな。

某音頭の歌詞「狭山茶どころ情けが厚い~」でもおなじみのように、ここは茶どころなのだ。
しかし、いくら地元密着とはいえ、
茶摘み娘の恰好はヤリ過ぎだろ!…可愛かったけど。
写真に撮っとけばよかったな。

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8回表は藤井と諒クンが連続三振。

しかし、2アウトからNAOTOが三遊間をスパッと切り裂くレフト前ヒット!

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続く高須の打席でNAOTOが盗塁に成功!

しかし、高須が三振に倒れてチェンジ。



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「さ~て、8回裏は誰で行こうか?」
「よ~し、じゃあみんなでジャンケンだっ!」





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「あの~、小山さん」
「なんだ?」
「川岸さん、もうマウンドに上がってますけど」
「な、なにっ……ふ~んっ」


20@080826
「ちぇっ……ジャンケンには自信あったのに」

こんなやり取りが実際にあったかどうかは…知ったこっちゃない!

21@080826

ナベQ監督が「心のリハビリが必要かも…」と、DHでの起用も示唆していた“落球王”GG佐藤。

しかし、この日は9番ライトでスタメン出場。


守備も打撃もソコソコこなしていた様子。
なにはともあれリハビリは不要みたい。

22@080826
というわけで、木曜日は「サラリーマンナイト」だそうです。
23@080826






サラリーマンナァイト?
ホワッツ、サラリーマン?
ホエア、グスマン?
24@080826




9回裏、東北R最後の攻撃。しかし、リックさんとおセギが凡退。

ここでフェル砲がセンター前ヒットで出塁。武ちゃんが気合いを込めてバットをブチ当てる!

打球に込められた気迫に、ショートの中島がビビって落球!
2死一二塁とチャンス拡大!
 
25@080826ところが、次の鉄平の打席でワイルドピッチ。

これを見たフェル砲が三塁を狙うもタッチアウト!

これには鉄平もビックリ!

26@080826
さて、9回裏は“猜疑神”小山ではなく“守護神候補”グウィンが登板。

27@080826
あっさりグウィンは2アウトを取る。



あと一人で丸一週間ぶりの勝利が!

28@080826お通夜のように静まり返る埼玉Sベンチ。



ナベQ監督「もう、だめキュ~」
デーブコーチ「そうそう、諦めるブ~」

そんな会話が交わされていたに違いない。

29@080826
そんな埼玉Sベンチの願いが叶い、最終バッターの打球はライト鉄平のグラブの中へスッポリ!

30@080826




グウィンと藤井がガッチリ握手!

「フジイサン、アサッテ、サラリーマンナイト、ハッスルハッスル!」
「お、おう…はぃい?」

31@080826
ナインもマウンドに集まり勝利の雄叫びだ!

「ヘイ!マーカス」
「ユーはグウィンじゃなくて」
「ウィンだよ!」

32@080826

ヒーローインタビューは2本塁打の武ちゃん。

西武ドームは千葉マリンと違い、ビジターでもちゃんとヒーローインタビューを場内ビジョンで流してくれるから好きさ。

これも「文化放送ライオンズナイター」のおかげでしょう。
ラジオの電波に乗せるついでってことだろうから。

なにはともあれ大勝利! 借金もひとつ減って9!
あと2試合を1勝1敗で乗り切ればバッチリだ。

33@080826明日の先発は、そのまんま東…ではなく、ロンリー朝井。

でも、先発で大丈夫か?
そうか、2回ぐらいから長谷部をロングリリーフで投入か。

で、明後日は長谷部を先発させて朝井がロングリリーフと。
そんなわけないか。

もともと少なかった観客も帰って、
ますますガランとした西武ドームを後にする。

小雨そぼ降る狭山の山奥から新宿行きの列車に乗り込み、
少年野球のクソガキどもに囲まれて帰ったのでした。

また中止?これって結構…ヤバくね?

24日に続き25日の福岡S戦も雨で中止。
これで東北Rのゲームが5日連続でおあずけに。

この時期にきて2試合も雨で中止とは、
結構ヤァ~バァババイ!

なにがって、試合日程がッスよ。

春先に中止になったゲームが今どんどん振り替えられているので9月に空いてる日が「8/12/24/25」の4日しかない。

現時点でさえ8月30日の千葉L戦から9連戦、
9月13日からの11連戦が決定済み。

ここに雨天中止のゲームを全部押し込むと…一体、何連戦になるんだ?それにKスタだけじゃなく、千葉マリンとかのもあるからね。

さらにそのうえ、9月の試合も雨で中止になったりしたら…
今シーズン中に全試合を消化し切れるのかぃ?

しかもCSがあるから、あまり10月に振り替えられないわけだし、
下手すりゃ日本シリーズの裏で消化試合をやるハメになるかも。
ただ、そういう試合は個人的に大好きなので絶対に見に行くけど。

でも、ファンからしたら連日のようにゲームがあるわけだから、
これはこれで夢のように楽しい日々かも…選手は大変だけどね。

さて、26日からは埼玉Sと西武ドームで3連戦。
一応“屋根”が架かっているので雨天中止はないでしょう。
これで、ようやく東北Rのゲームにありつける。

本当なら“首位攻防戦”になってるハズだったのに、
7月の“東北R暴落”で“首位対最下位戦”になってすまった。

けどここで3連勝すれば3位の北海道Nまで5ゲーム差に迫れる。
なんとか、いやなんとしても、いや必ず、3連勝して欲しいですね。

しかもエース岩隈が2試合スライドという気合いの先発。
ノムさんに「自打球で10日も休む」とボヤかれた高須と、
東北Rの“諒クン”聖澤も2軍から上がってきたことだし、
ここはライオンズに一泡ふかしてやってくださいよ!

さて、マー君が北京五輪から無事に帰ってきました。
星野のアホに無茶使いされずに済んでなによりです。

それより他球団の先輩投手たちと過ごした日々は、
何よりの“刺激”になったことでしょう。

9月の過酷な日程はマー君なしには乗り切れません。
五輪の経験を糧に、ぜひ10連勝ぐらいして欲しいものですよね。

星野ジャパンを総括

24日の福岡戦は残念ながら雨で中止。
岩隈が17勝目を挙げるところだったのに…。
これで4日連続で東北Rのゲームがおあずけですわ。

でもちょうどいい機会なので、
星野ジャパンのゲームを振り返りましょう。


キューバに惜敗! 初戦飾れず
 8/13(水)[予選リーグ]日本★2-4☆キューバ

優勝候補のキューバ相手にダルビッシュが先発。しかし都合4失点で負け投手に。打たれた理由は、やはりキャッチャーが鶴岡じゃなかったせいかも。

でも打率1割台じゃ代表選出はチョットねぇ…。
(7月17日「鷲公夜話-その20」参照)

敗因は速球だけでキューバ打線を抑えられると過信したから?
もっと緩急をつけた投球をしていたら抑えることができたのでは?


涌井の1失点好投で日本初勝利
8/14(木)[予選リーグ]日本☆6-1★チャイニーズ・タイペイ

先発の涌井が6回3安打1失点で、
強豪と目されていた台湾を大差で撃破。

岩瀬→藤川→上原という“勝利の方程式”で北京五輪初白星!
しかし、この“方程式”が果たして正解だったのかどうか…?


杉内好投でオランダに完勝
8/15(金)[予選リーグ]日本☆6-0★オランダ

先発の杉内が7回4安打無失点と好投。
でもまあ相手はオランダですからね、勝って当然というか。

サッカー日本代表が同じスコアで勝ったら、
それはもう狂喜乱舞なんですけど。

「日本の野球を見せつけろ!」とはいったものの、本当に見せつけてくれたのは女子ソフトボールチームのほう。まるで一昔前の“夏の甲子園”みたいな試合の連続だったからなぁ。


韓国に逆転負け! 新井2ランも空砲に
8/16(土)[予選リーグ]日本★3-5☆韓国

千葉マリンに行ったとき、試合終了後に“爆弾低気圧”に襲われ、
スタンドの下で雨が上がるのを待ちながらワンセグで見ていた試合(8月17日「嵐を呼んだロッテ戦(その37)」参照)。

和田が好投してたんで「これはもらったかも」と思ったんだけどねぇ…。向こうの気迫が上回ってた感じでした。


カナダに辛勝!決勝トーナメント進出へ前進
8/18(月)[予選リーグ]日本☆1-0★カナダ

先発の成瀬が7回を2安打無失点で抑え、10三振を奪う力投。
通算成績を3勝2敗へと勝ち越しに押し戻した。

でも和田に杉内とサウスポーが2人もいるんだから、
千葉Lからは成瀬じゃなく渡辺俊介を選べばよかったのに。

もちろん2人とも選べればよかったんだろうけど、
ボビーが「2人はダメ!」って言ったんだろうね。

ノムさんの「岩隈とマー君の両方はダメ!」みたいに。


コールド勝ちで決勝トーナメント進出!
8/19(火)[予選リーグ]日本☆10-0★中国
 
涌井が14日のチャイニーズ・タイペイ戦に続いて好投。
7回を打者21人で退けるコールド勝ちで“チャイナ・キラー”ぶりを見せつけた。
これで最後のアメリカ戦を前に、決勝トーナメント進出が決定。


予選4位確定! 準決勝の相手は韓国に
8/20(水)[予選リーグ]日本★2-4☆アメリカ

ダルビッシュ&マー君のイガグリ<東北←→北海道>コンビが3Aチームを7回まで完封。
特にマー君は5イニングを2安打に抑える力投を見せた。

唯一の不安材料はメジャーのスカウトに目を付けられなきゃいいなってことぐらいかも。
しかし、ゲームは延長戦の末、以前から不安視されていたタイブレークで敗戦。


韓国に逆転負け! 悲願の金メダルが…
8/22(金)[準決勝]日本★2-6☆韓国
 
杉内→川上→成瀬とつないで、6回まで1点リード。
あとはダルビッシュさえ投入すれば「これはもらったかも」と思ったけど…。

7回に投入した藤川が痛恨の一打を浴びて同点。
8回には岩瀬が、こともあろうにイ・スンヨプから逆転ホームランを食らうという悪夢のような展開。

もう少し成瀬を引っ張って、あとはダルに任せておけば決勝に進めたのに!
だいたいイ・スンヨプなんて今季は巨人で2軍暮らし、ダルなら抑えられたはず!

この投手リレーは一体なんなんだ? 
仙ちゃん、勝つ気なかったのかな?

西岡やムネリンはケガしてるにも関わらず、
気迫のプレーを見せてくれました。

…っつーか、ケガ人を代表に選ぶなって話ですよ!
しかも2人ともポジションかぶってるし。


GG佐藤が連日の落球!
銅すらも手からスルリと…
8/23(土)[3位決定戦]日本★4-8☆アメリカ

同点で迎えた3回表に青木が3点本塁打で勝ち越し!

けどその裏、GG佐藤の落球に気落ちした先発の和田が同点被弾。
で、5回裏に2番手の川上がつかまり4失点。結局そのまんま試合終了。

この五輪で最も痛手を負ったのは、投手だと岩瀬、野手だとGG佐藤。これって結局、この後のペナントレースにも影響してくるだろうね。

トラウマでGG佐藤の打棒が鈍るのは東北Rファンにとって有り難い話だけど、やはりフェアじゃないよな。

こういうことがあるから、オールプロの五輪代表には反対なのだ。
でも、次から野球は正式種目から外されるので、反対する必要もなくなるけどね。

結局、日本シリーズを一度も制したことのない監督に短期決戦を任せた悲劇。

来年のWBCで星野監督の名前が候補に上がったら、
断固として反対の叫び声をあげなければいけません。

一方、アメリカ五輪代表を率いたデーブ・ジョンソン監督。昔、長嶋巨人に在籍していたことを知る人も、今では少なくなりました。
 
蓮實重彦・元東大総長が「プロ野球批評宣言」という本の中で、
「ジョンソン論」を書いてます。なかなか面白いョ。
 
でも、この本、残念ながら絶版なんだよねぇ……自分は持ってるけど。 

あと一歩まで追い詰めたのにぃ~ッ

20日東北®★4-5☆オBs@スカイマーク 

またしても“遅刻罰金野郎”にヤラレてしまった東北R。
東北Rから今季4勝負けナシと完全に“お得意様”扱い。

ただ“遅刻罰金野郎”は福岡Sからも4勝を挙げている。
両チームが“遅刻罰金野郎”の資金源になってるわけだ。

でも、福岡Sは“遅刻罰金野郎”に一度だけ土を着けている。
東北Rは一度も“遅刻罰金野郎”を打ち負かしたことがない。
なので福岡Sの勝ち!(なんの話だ?)

これで“遅刻罰金野郎”は2桁勝利の10勝目。
オBsの日本人投手で2桁勝利を挙げたのは、
小倉以来7シーズンぶりだそうな。

もちろん小倉とは、今では東北Rにいる小倉のこと。
彼もオBs相手に先発10連勝ぐらいしてくんないかな?

とはいえ鉄平が4安打、おセギも2安打を放つなど、
チーム全体では12安打を放ち、9本のオBsをヒット数では上回っていた。

それに7回にはリックさんが2点タイムリーを浴びせ、
“遅刻罰金野郎”をマウンドから引きずり降ろした。
進歩の跡はあったのではないかい? 

ただ、フェル砲と武ちゃんがそろって4タコだったから、
この2人が一本でもヒットを打ってれば楽勝だった試合。

この試合に限って言えば責任は池山コーチにではなく、
フェル武コンビにあったと言っていいでしょう(怒)!

なので今回、池山コーチに変なアダ名を付けるのはヤメにします。

それに“遅刻罰金野郎”が一度でも東北Rに負けてくれたら、
その後は“遅刻罰金野郎”をヤメにして“勿来の星”とでも呼んであげますよ。

一方、先発のコージーはプロ入り通算100試合目というメモリアルゲーム。だが、残念ながら6回4失点で降板した。

でも、だんだん先発投手として独自のスタイルが確立してきたのではないか?

この試合も運悪く負けただけで、フェル武がタイムリーを一本でも打ってたら勝ててたんじゃないかね? 

というわけで、21日はオBs戦の予備日なのでゲームなし。
22日と23日は星野ジャパンの準決勝と決勝戦なので、プロ野球の開催自体なし。

東北Rのゲームが3日間も見られないのは寂しいけど、
イガグリ頭になった(された?)マー君の勇姿でも見ながら、
星野ジャパンを応援しようかね。

康平から康平へ

19日東北®☆12-5★オBs@スカイマーク

立ち止まることもあるさ 迷うこともあるけど
自分で選んだ事に 後悔はしたくない
いま夢中になれる 情熱がその扉叩く
 
信じた道をゆけよ 自分なりのやり方で それでいいから
その手で 夢をつかみとれよ 何度もくじけたって

Do it ! 輝くために
Do it ! あきらめないぜ

この曲はハウンド・ドッグの「Do it」、作詞は大友康平。

フジテレビの「プロ野球ニュース」でテーマソングに使われたのが1999年だから、もう10年近くなるんだねぇ。

というわけで東北Rの“康平”長谷部が、
ようやくプロ初勝利を挙げた。

先発のエーダッス永井が1回2/3で降板。打者14人に対して被安打5、四死球4。

わずか2イニング弱で63球も投げているんだから、完投どころの話じゃない。

これでは武ちゃんに説教喰らうのも、さもありなん。
まさに再び“ビース”降格の危機だ。
 
その永井からスイッチした長谷部が、
なんと残りの7回1/3を2失点で乗り切る快投。 

3回は2死一塁から連打を浴びて1失点。
4回は1死から3者連続で四死球を出して満塁のピンチ。

これじゃいつもの長谷部じゃん…と思いきや、
開き直った投球がピーゴロを招き、
長谷部はバックホームして1-2-3…ゲッツー“ダーッ!”

どーですかぁ、お客さーん!

その後は大量点の援護もあって最後までスイスイ。
9回にはローズに一発を浴びるが、これもご愛嬌。

でも、やっとまだ片目が空いた状態。
ドロ沼の縁にいることに変わりはない。

ここから這い上がることができるかどうかは本人次第だが、
この日のピッチングで何かをつかんだのではないだろうか。

その手応えさえ忘れなければローテーションの中心になるのに、
それほど時間はかからないかも知れない。

福岡Sの大場には先を越されたが、
その分、長谷部はいい勉強をしてきたと思えば済むだけの話。

今年の新人王は千葉Lの唐川に持って行かれるかもしれないが、
だったら来年は沢村賞を取るような活躍を見せればいいだけの話だ。

まあ、それにしても12得点と、今日もまた取りも取ったり。

初回にリックさんがソロで先制。
オBs逆転後の5回、今度はフェル砲が再逆転の3ラン。
まさに外人部隊の揃い踏みだ。

5回、フェル砲の一発で火の点いた東北R打線は、
さらに1死満塁とオBs投手陣を攻め立てる。

ウイッチー内賢がタイムリー内野安打という“らしい”一撃で追加点を挙げ、たたみかけるように鉄平が3点タイムリー2ベースをブッ放ち、一挙7点をゲット。

これで東北Rは8月に入ってから6勝5敗と勝ち越しペース。
7月のドン底状態から徐々に脱却しつつあるのではないか?

でも、今日20日の試合こそ、絶対に勝たなければいけない試合である。なぜならオBsの先発が、あの忌まわしい“遅刻罰金野郎”だからだ。

“遅刻罰金野郎”が東北Rから3勝目を挙げた7月8日の試合、
「なぜ“遅刻罰金野郎”に弱いのか?」で、こう書いた。

次もオBsは必ず“遅刻罰金野郎”をぶつけてくるだろうから、
そのときは東北R打線もファンに対して“遅刻罰金野郎”攻略法を必ず示して欲しい

もし負けたら池山コーチに変な“あだ名”を付けてやる。
“ブンブン丸”より、何かもっと恥ずかしいヤツをね!

連発! 珍プレー凡プレー

18日東北®★2-5☆千葉L@千葉マリン 

まあ、自滅に近い負け方ですわ。

3回裏、無死一塁から竹原が打ったレフト線へのヒットで、
走者のサブローがサードベースをオーバーラン。

リックさんからNAOTOへ送球がジャストのタイミングで来たが、
またしてもサードベースにフェル砲がいない!
NAOTOをフォローするため塁を離れていたのだ。

この後、ベニーに2点タイムリーを打たれてしまう。
サブローを仕留めていたら1点で済んだところだ。

続く大塚のサードゴロを、またしてもフェル砲が悪送球。
1死二三塁とピンチが広がってしまった。

思うんだけど、フェル砲は内野守備のフォーメーションについていけてないのでは?
それと、リックさんとフェル砲の守備位置って入れ替えられないのかね? もともとリックさんって内野手なんだし。

でも、フェル砲は9回裏に2点タイムリー2塁打で反撃!
こういう律儀なところがあるよね、ホセには。
なんか“笠地蔵”みたいな…違うか(笑)

だからこそ、ヘボいエラーをしても憎めないわけですよ。
それにフェル砲のエラーは見ていて楽しいから不思議。
ノムさん以下、首脳陣からしたらタマランかもしれないけど。

さて、今度のミスはイノタク。
1死二三塁から、なんと渡辺正が3バントスクイズ!
でも空振りで失敗。

ところが、これにビックリしたのか何なのか、イノタクが投球をミットの端ではじいてしまい、球はアサッテの方向へ。

その間に三塁走者のベニーがホームイン。
記録上は、なんとまあ、ホームスチールになるそうだ。

いやはや、あのベニーがホームスチールとは…(絶句)
でも、ノムさんだって現役時代に7回もホームスチールに成功してるっていうし。

それはともかく、このやらずもがなの3点が大きく効きましたな。

しかし片山も、3回裏の珍プレーさえなければ、
意外とスンナリ最後まで行けてたかも知れない。

それに今にして思えば、そもそも体調が悪かったのであって、
別に気が小さい「蚤の心臓」というわけでもない。

なので「ノミシン」はお詫びのうえ削除いたします。
かといって「ランディ」を名乗るのは、まだ早い。

なら、ここはひとつ、大きな体に小さなハートということで
“ブッシュ(BUSH=Big Unit Small Heart)片山”を授けたい。

あの忌まわしいブッシュ大統領も今年一杯で消え去ることだし、
それまでには“ランディ”を名乗れるような活躍を見せて欲しいところだす。


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ピッチャー、木谷に代えて…雨!

17日の試合は1回終了後に雨天ノーゲームとなった。

ノムさんは試合前「この雨でやれるわけがないだろう。
バッカじゃなかろかルンバだよ」とボヤいてたそう。

このボヤキこそ「予告先発=木谷」が雨天中止を睨んだものだった証に他ならない。

土曜日の段階で日曜日の天気予報はガチで「雨」。「どうせ中止になるだろう」と高を括り、木谷の先発を予告したのだ。

ところが、てっきり雨で中止になるものばっかりだと思っていたのに、いつまでたっても千葉Lは中止にせず、それどころかゲームを始めてしまった。

事態が自分の予想とは真逆の方向に進んでしまったノムさん。
思わず「バッカじゃなかろかルンバ」とのボヤキが出たんじゃないか?

でも、結局はノーゲームになったので、予想通りの結果に落ち着いたことに相違ない。
それに、木谷“王子”のプロ初先発初勝利、見たいといえば見たかったなぁ。

2軍落ちした“パ界のナベコー”に代わり、
1軍に上がってきた“ノミシン”片山が18日の先発。

体調不良という、あってはならないミスで犯した先発回避という汚名。
これを、どうやって濯ぐのか? “ランディ”再襲名への道は遠く、そして険しい。

嵐を呼んだロッテ戦

16日東北®☆2-0★千葉L@千葉マリン

01@080816
何やら南の島で台風が発生したという。

昼から大雨やら雷やらで騒々しいこと。

「今日の試合は中止かな?」

チェックしたところ千葉マリンスタジアム
(以下「Mスタ」)で千葉L戦の予定。
しかも中止にはなっていない様子。

それにエース岩隈が中5日で先発。
これは見に行くしかないでしょう!

02@080816電車とバスを乗り継ぎ、ようやくMスタに到着。

ここに来るのは約20年ぶりぐらいじゃないだろうか?

あのころ、まだ千葉Lはチームカラーがピンク色だったような…。

球場内に入ったのは試合開始から1時間ほど経過した午後7時前。

千葉Lの先発は久保。
東北Rのクリーンアップ打線は今宵も“多国籍軍”だ。

03@080816
雨の予報が出ている割には、結構お客さんが入っている。

夏休みの土曜日ということもあって、今日混まなきゃいつ混むんだってところか。

3回裏が終わった段階で、まだ両チームとも無得点。

しかも東北Rはノーヒット。
どこか投手戦の予感がする。

04@080816
本日は「オールドユニフォームシリーズ」。

7月8日に西武ドームへ見に行った埼玉S戦もそうだった。

あの時は西鉄ライオンズ時代のユニフォーム。

今回使用しているのは1991年まで使われていた
「ロッテオリオンズ時代」のもの。

クリーム色で胸に「LOTTE」の5文字。
サイドには赤と黒のラインが入る。

球団旗も今のと一緒に「青白赤」のトリコロールカラー時代のが合わせて掲げられている。

千葉Lではなく「ロッテオリオンズ」一色。ならば、こちらも今宵に限って“千葉L”ではなく“ロッテ”と呼ぶことにしよう。

05@080816入場時、1974年10月10日のスポニチ復刻号外が配られた。

先の埼玉S戦でも西日本スポーツの復刻号外が配られたが、それと同じ。

だが、その内容は天と地ほども異なる。

大きく掲げられている写真は、パを制して胴上げされるカネやん。
その舞台は言うまでもない、県営宮城球場…今のKスタである。

1972年に本拠地だった東京スタジアムを失い“ジプシー球団”となったロッテ。1973年から暫定的に県営宮城球場を準本拠地にした。

当時のパ・リーグは前後期の2シーズン制を採っており、
それぞれの勝者がプレイオフを戦って、リーグ優勝を決めていた。

1974年、後期を制したカネやんロッテは前期優勝の阪急と対戦。
全5試合のプレイオフを3連勝し、宮城球場で堂々の胴上げとなった。

仙台の、いや宮城県の、ちょうど今なら40代のオヤジたちが、まだ少年だったころの話。

千葉Lの選手が着用しているユニフォームは、まさに当時のもの。
オヤジどもにとって永遠に忘れることのできないユニフォームと言えよう。

この新聞が今日の試合で配られたのも、今日の相手が“県営宮城球場”を本拠地にしている仙台の球団だからだろう。

パリーグ消滅の危機を乗り越えて仙台に誕生した東北楽天ゴールデンイーグルス。

かつて仙台に準本拠地を置いていたロッテの、
歴史を受け継ごうとする粋な計らいではないか。

06@080816千葉Lの背番号8は今江。だが、その後ろ姿が“ミスターロッテ”有藤に見えてくるから不思議。

1974年のロッテは日本シリーズでも、セを制した中日を4勝2敗で下して日本一となった。

しかし、日本シリーズが行われたのは県営宮城球場ではなく後楽園球場。
地方球場レベルの施設しかなかったので、日本シリーズは無理との判断からである。

優勝パレードも仙台ではなく東京で、銀座からロッテ本社のある新宿まで。
やはりロッテから見たら、仙台は“準本拠地”に過ぎなかったわけだ。

このことに仙台のファンは大いに憤ったが、かといって何ができるわけでもない。
当時の宮城は、まだ圧倒的に巨人ファンが多かったからだ。

巨人ファンにとっては、ロッテの日本一なんてどうでもよかった。この年限りで引退した長嶋茂雄のことと、2年連続で3冠王を獲得した王貞治のことしか頭になかったからである。

1978年に横浜スタジアムが完成し、川崎球場から大洋ホエールズの移転が決定。
当初はロッテも「横浜を本拠地に」と願い出たが、あえなく却下。

ならばと空き家になった川崎球場へ移転することに決定。
ロッテは1977年限りで県営宮城球場を去ることになった。

この1977年にロッテは後期シリーズを制し、再び阪急とプレーオフを戦った。
今回は第5戦までもつれ込み、県営宮城球場で行われた最終戦は7対0で阪急が圧勝。

この年限りでロッテが仙台を去ることを知っているスタンドのファンは、パリーグ制覇を逃したことも相俟って怒り狂い、グランドに物を投げ込み大暴動。

これを制するためにカネやんがグランドに出てきて、
ファンに向かって頭を下げるという一幕もあった。

あれから30年が過ぎ、ロッテは千葉に根付き、仙台には新球団が誕生した。

その間、パ・リーグ自体が何度も消滅の危機に陥った。
だが、その度に切り抜けてこれたのはファンの声援あってこそ。

今後も邪悪な資本家どもの魔の手から、
パ・リーグの火を守り続けなければならない。

ロッテのオールドユニフォームを眺めながら、
そんな決意を固めたのでありました。

07@080816東北Rの先発、エース岩隈は今宵も絶好調。

3回裏も三者凡退。
ロッテに付け入るスキを与えない。

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4回表はウイッチー内村が敵失で出塁。

しかし、リックとセギノールが凡退して無得点。

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4回裏、あっさりロッテは三者凡退。

5回表、まずはフェル砲が四球で出塁。

続く武ちゃんの一撃はショートが差し出したグラブの先をかすめてセンター前に。

フェル砲が一気にホームを突き、東北R先制!
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続く鉄平はライトフライ。
横川は三振に倒れてツーアウト。

しかし、藤井がレフト前ヒットで2死一二塁。
さらに、久保がワイルドピッチで2死二三塁。

さあ、追加点…とは上手くいかない。
NAOTOが三振に倒れてチェンジ。

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5回裏、今江に二塁打を打たれて1死二塁。

さらにフェル砲が打球をファンブルし、
一塁への悪送球で2死一三塁のピンチ!

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岩隈はショートゴロで無事に切り抜けチェンジ。

マウンドを降りてきた岩隈に何やら花束が…。

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岩隈は4回を終わった時点で、1000投球回を達成していたのだ。

史上314人目だという。

しかし、ここに至るまでの過程で所属球団が消滅したり、大きな故障をしたり。

その過程は他の313人の投手と比べても、なかなか険しいものがあったよなぁ。

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5回終了時に千葉Lのマスコット、マーくんとズーくん、クールがグラウンドに登場。

そして…点火!

15@080816おなじみ
「幕張ファイアー」!

300発もの花火がドカドカと打ち上がった。

しかし、座席からは方角が悪く、花火の尻尾しか見ることができなかった…残念!
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6回表、先頭のウイッチー内村がセーフティーバントで出塁。

無死一塁でリックさんがライトフライで凡退。

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続くおセギが三振する間に、内村がプロ入り初の盗塁に成功!

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またしてもフェル砲が四球で歩き、2死一二塁。

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しかし武ちゃんがサードゴロに打ち取られ、残念ながらチェンジ。

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6回裏、ロッテの攻撃はアッサリ3者凡退。







そして、東北Rのラッキーセブン!

Mスタに「羽ばたけ楽天イーグルス」が鳴り響く!

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先頭の鉄平が凡退後、横川と藤井が連続四球で1死一二塁。

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ここでロッテの投手が久保からシコースキーにチェンジ。

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ところが次のNAOTOの打席でダブルスチールに成功。1死二三塁に。
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ここでNAOTOがレフトにフライを打ち上げ、三塁走者の横川がタッチアップ。

レフトからの返球は間に合わずホームイン。1点追加して2対0となった。

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7回裏、今度はロッテのラッキーセブン。

千葉Lのチア・パフォーマーチーム「M☆Splash!!」が姿を現し「We Love Marines」を歌う。


Mスタは他の球場と違って、東北Rのファンは外野スタンドの一角にしかいない。

内野席は例え3塁側でも千葉Lファンばかりで、あまり東北Rのファンを見かけない。

左翼外野席も半分に区切られ、バックスクリーン側は千葉Lファン用の席に。そもそも東北Rのファン自体あまりいないのだ。

26@080816彼は千葉Lの背番号3、サブロー。

しかし、その後ろ姿は1974年の日本シリーズMVP、弘田に見えてくるから不思議だ。


ロッテ一筋だった有藤と異なり、弘田は阪神に移籍して1985年の日本一にも貢献。
 
その後は阪神や巨人などでコーチを歴任し、現在はベイでヘッドコーチをやっている。

ちなみに74年のシリーズで1勝2敗と泥を被った中日の投手こそ、今の北京五輪野球代表監督、星野仙一その人だった。

このユニフォームはカネやんがデザインして作らせた代物。
他チームはワッペンだった胸のマークも刺繍にするなど、ものすごく金をかけたという。

ただ、ホームもビジターも生地の色が違うだけで、あとは同じデザイン。
胸のマークが両方とも「LOTTE」だったのも宣伝臭が過ぎた。

オリオンズの文字すらないのだから、川崎の文字なんてカケラもない。
おかげで川崎球場には誰も足を運ばず、不人気の代名詞的な存在に。

70年代のロッテはパ・リーグで最も人気のある球団だった。
日本一になった1974年はパでトップの90万人近い観客を動員。
だからこそ都心で優勝パレードできたりしたわけだ。

ところが川崎を本拠地にしていた10余年の間に、ロッテの人気は地に墜ちてしまった。

観客がスタンドでキャッチボールなんて序の口。
マージャンやったり流しそうめんをしたりとやりたい放題。

その様子は当時テレビで流行っていた珍プレー好プレー番組で、よく特集されていた。

あまりの客の入らなさに、球団は「テレビじゃ見れない川崎劇場」と開き直ったキャッチフレーズを打ち出し、集客に努めた。

しかし、そもそも川崎球場そのものがオンボロだったうえ、球場周辺も競輪場や競馬場、風俗街などがひしめき、はっきり言って女子供のファンが足を運ぶような環境じゃなかった(今でもそうだけど)。

そこで球団は“夢よもう一度”とばかり、1990年にカネやんを再び監督に復帰させる。

しかし5位に終わり、翌91年には最下位に沈没。2度目の監督人生は2年間で幕を閉じた。

1992年、ロッテは川崎から千葉への移転と同時にチーム名からユニフォームまでを一新。

パ・リーグ創設時以来の伝統を持つ“オリオンズ”を捨て、一般から公募された“マリーンズ”を名乗ることに。

カネやんがデザインしたユニフォームは、皮肉にも“オリオンズ”の終焉とともに歴史を終えたわけである。

このユニフォームを見るたび、仙台が本拠地だった日本一の“天国”時代と、川崎が本拠地だったペンペン草の“地獄”時代が交錯し、複雑な感情がわき上がってくる。

できれば、このユニフォームは永遠に封印しておいて欲しかった…それが率直な感想だ。

8回表は東北R外人部隊の揃い踏み。
さっそくリックさんがライト前ヒット!

しかし、おセギが一塁ゴロでゲッツー。
フェル砲は三振に倒れ、敢えなく三者凡退に。

8回裏を前に、なぜか電光掲示板にロッテの“ラッキーエイト”の表示が。
そして、オリオンズ時代の応援歌「我らロッテ親衛隊」が流れ始めた。

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懐かしぃ~! 70年代チックなサウンドが郷愁を誘う。

というか原曲が流れているので“チック”じゃなく、70年代そのものだけど。


同時にオーロラリボンに歌詞が流れる。
「嵐を呼ぶんだ 我らロッテ親衛隊」

この曲の歌詞にある「エル・オー・ティー・ティー・イー、ウォ~ッ、ロッテ!」というフレーズは、今でも千葉L応援団が掛け声に使っており、馴染み深いフレーズではある。

ところでこの歌、仙台時代にあったかな?
あまりに昔過ぎて記憶が定かではない。

とはいえ、とことんオリオンズ時代にこだわった「オールドユニフォームシリーズ」。
まさに脱帽だ。

28@0808168回裏、岩隈が珍しく続投。

既に球数は100球を超えているはずなのに。

エースの意地か?


一方、ロッテ親衛隊に後押しされたか、ロッテ打線が岩隈に襲い掛かった。

この日初めての四球を与えて1死一塁。
代打の塀内に二塁打を打たれ1死二三塁へとピンチが広がる。

ここでボビーの打った手は、代打ベニー。 

岩隈はフォークで空振り三振に討ち取り、ピンチを切り抜ける。
とはいえ、2死二三塁と一打同点のピンチが続く

ここで、続く根元をセカンドゴロに討ち取ってチェンジ! ロッテ親衛隊もウチのイケメンエースの前には歯が立たなかったようだ。

29@0808169回表、東北R最後の攻撃。

武ちゃんが倒れたところでロッテが投手交代。

高木が登板し、続く鉄平と横川を討ち取る。

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9回裏を前にノムさんが審判に投手交代を告げる。

そういえば、このオールドユニフォームにはノムさんも袖を通したことがある。

1977年に南海のプレーイングマネージャーを解任され、引退か現役続行かの瀬戸際に立たされた時。

そこで“生涯一捕手”を決断したノムさんは1978年、誘いを受けたロッテに入団したのだ。

ノムさんが入団したのは川崎球場に移転した元年。
仙台本拠時時代とは入れ違いだった。

ただ、ロッテは78年限りで自由契約になり、
79年には誕生したばかりの西武に移籍。

このユニフォーム姿のノムさんを拝めたのは、わずか1年間だったことになる。

31@080816雷鳴がピカピカゴロゴロと轟き始める中、岩隈に代えて“守護神候補”グウィンが登板。

福浦、サブローを瞬く間に討ち取り2アウト。


ここまでは10日の福岡S戦と同じ流れ。

あの試合では、ここからタイムリー3連打を浴びて1点差にまで詰め寄られたのだ。

大松は足元にボールが当たって出塁。しかし、今江をレフトフライに打ち取ってゲームセット!

32@080816グウィンは来日後、これが初セーブ。

持ち球にフォークがないのが不安材料だけど、球は速そう。

果たして新“守護神”になれるのか?
もうちょっと様子を見たいところだ。

33@080816勝ったナインを出迎えるノムさん以下の首脳陣。
 
連勝なんて、いつ以来だ?

6月28-29日の福岡S戦以来だった。

この29日はノムさん73歳の誕生日を祝って大勝ちした試合でもある。この試合も、勝ち投手は岩隈だった。

34@080816
ヒーローインタビューは、もちろん岩隈。

けど、その模様は場内に流れることはなかった
…千葉Lのケチ!

それでも終わってみれば8回3安打無失点。
しかも12三振を奪う力投ぶりだった。

北京五輪に持って行かれてたら一体どうなっていたことやら…
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

35@080816
すると、フェル砲とリックさんが左翼外野席の前にやってきた。
 
そして、東北Rの応援席にボールを投げ込み、声援に応えたのだった。


でもなぁ、こういうことこそ日本人選手がやらなきゃ…って思う。日本人選手が「あんなの外国人だからできるんだ」と思っているようじゃあ、マダマダ。

野球と向き合う意識が、仕事に向き合う公務員の意識とさほど変わらないのではないか?

まぁここは敵地だし、出過ぎた行動は千葉Lファンの反感を買う怖れもあるし。

ただ、逆に敵地だからこそ、わざわざ駆けつけてくれたファンへの労いがあってもよかったように思うけどね。

【→コメント】

36@080816
というわけで東北Rの完勝に終わったこのゲーム。

意気揚々としてMスタから出て30秒ほど歩いたとき、パラパラと雨が落ちてきた。

「なんか、ヤバくね?」
イヤな予感がしたので、あわててに引き返す。
その間にも雨粒がドンドン大きくなってくる。

まるで試合が終わるのを待ってたかのように、周辺はバケツをひっくり返したような大雨となった。

まさに、いま流行(?)の「爆弾低気圧」もしくは「ゲリラ低気圧」というやつだ。
雨勢は幕張の高層ビル群すら霞んで見えないほどで、しかも頭上では雷が轟き渡っている。

さっきは花火が上がって歓声が上がっていたのに、今は雷が落ちて悲鳴が上がっている。

運良くスタンドの下に避難できた自分は、まだ幸運だった。
あのまま駅に向かって歩いていたら、この「爆弾低気圧」に直撃されていたところ。

長蛇の列でバスを待っていた人たちは、まさに直撃。
なにせ傘など何の役にも立たないほど横殴りの豪雨。

スタンドに逃げるか、ひたすらバスを待つしかない。
皆さん散々たる有様で来るバスに乗り込んでいった。

場内アナウンスも「通り雨だから少し球場内で待て」みたいなことを言っている。
なので30分ほど待っていたら、ようやく雨の勢いが弱まってきた。

37@080816確かに「我らロッテ親衛隊」は「嵐を呼ぶんだ」と歌っていたが、本当に本物の嵐に見舞われるとは思ってもみなかった。

これにはマリサポも面食らったことだろう。

話は変わるけど日曜日の予告先発は、なんと木谷!
思わず「ウソッ!」と口にしてしまった。
もちろんプロ初先発である。

グウィンが抑えで使える目途が立ったので、これまで後ろで投げていた木谷を前に持ってきたのか。

それとも明日の天気予報が芳しくないので、雨天中止を視野に入れての策略か。

なにせ試合している全6球場のうちドームじゃない=雨天中止があるのはここだけなのだ。
果たして雨すら味方に付けようとするノムさんの策略は的中するのか?

暫く待っていたら、ウソみたいに雨が上がった。上空には月まで輝いている。
しかし雷は収まらず、月光と稲光が相照らし合う不気味な空模様になっている。

「でも木谷の初先発試合を、見たいといえば見たいよなぁ…」

そんなことを考えながら、頭上に雷が落ちて来ないか気にしつつ、
駅へと向かう道を急いだのでした。
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ヤレバデキルゥ!

15日東北®☆9-4★埼玉S@Kスタ宮城

公達(日公ファンの友達)から一通のメールが。
「セギノール返して下さい!」

別に奪ったわけでも盗んだわけでもないのに、
今さら返せと言われてもねぇ…。

それに何度も聞いたじゃん。
「なんでセギノールをクビにしたの?」ってさ。

というわけで、この日は4番セギノールが2ホーマーの大暴れ!
7月24日に完敗した“外れドラ1”平野を完璧に粉砕した。

首位相手の埼玉S対3連戦を2勝1敗と勝ち越す“キセキ”!
3連戦の勝ち越しは、なんと12カードぶりとのことだ。

まったくセギノール様々…略して“セギ様”。
でも、これはもう北海道N時代に使われてるな。

じゃあ、御大セギノール…略して“御セギ”。
よし、これからは“おセギ”と呼ぼう!

おセギは初回に先制1号2ラン、3回にタイムリー、4回に2号2ランの計5打点。
3回には鉄平の3ランも飛び出し、2人は試合後のお立ち台に。

そこでおセギの放った一言が「ヤレバデキルゥ!」
北海道N時代のヒルマン監督が言った「シンジラレナァイ!」と共通するものがあるなぁ…さすが“師弟”!

それに比べてフェル砲は1打数1三振。
まったくもうっ…と思うなかれ!
四球2ヶに死球1ヶと3回出塁しているのだ。

これは相手投手がおセギに注意を集中するあまり、
次打者のフェル砲には手許がユルんでいる証だろう。

けど次打者の武ちゃんが4タコだったので、フェル砲の出塁は鉄平の本塁打以外では得点に結びつかなかったのが残念。

ただ、相手投手の注意を散らすことができたのも、
おセギ効果とは言えまいか。

朝井が先発としては6月6日以来の勝ち星となる8勝目を挙げた。
とはいえ、6回途中4失点で降板。けど、この夜は珍しく無四球だった。

やはり朝井は“ロンリー”じゃないと力を発揮できないタイプなのだ。
やはり“アテ馬”を先発させ、早い回に降板したら朝井をマウンドに送り出す……この起用法がベストでは?

さて、この夜はノムさんが試合後の会見を久しぶりに拒否。
ホームランをバカスカ打ちまくって勝つ、丁半賭博のような、
かつての“いてまえ打線”みたいな勝ち方が気にくわないのだろう。

ノムさんの“近鉄嫌い”って根深いもんがあるからなぁ。

デジャ・ヴュのような日常の光景

14日東北®★2-8☆埼玉S@Kスタ

せっかく前日は多国籍軍の活躍で勝ったのに、
またしても埼玉Sの一発攻勢の前に沈没。

いつか見たようなお馴染みの光景が、
今日も再び繰り広げられてしまった。

先発は7月26日以来のコージー青山。
4回にホームラン2発を被びて3失点。

その裏にフェル砲が2ランを放ち1点差。
しかしコージーは江藤にタイムリーを許して1失点。
都合4失点で5回途中KOと相成った次第。

相手は一発狙いの埼玉S打線だけに、
それなりの攻め方があったのではないか?

コージーにとっては悔やまれる一敗でした。
けど、まあいつもの光景と言えばそれまで。

明日の試合に勝てば首位相手の3連戦を2勝1敗で乗り切れる。
今日の敗戦を明日に引きずらないことが肝心ですよ。

出撃!東北R多国籍軍

13日【東北®☆11-7★埼玉S】@Kスタ宮城

ドミンゴが片山ともども2軍落ちしている間、12日に入団会見したばかりのセギノールがDHでスタメン出場。

3塁フェル砲、左翼リックさんとともに外国人選手3人が打線に名を連ねる“多国籍軍”状態となった。

おかげで打線が繋がり、首位の埼玉S相手に13安打11得点と打ちまくって大勝!

この日“イーグルス”デビューのセギノールは、
6番指名打者で登場。

2軍でも調整しておらず、いきなり1軍のゲームに出場して3打数2安打と打ちまくり。
やはり元ホームラン王の肩書きはダテじゃない。

セギノールの加入で首筋が冷えっぱなしのフェル砲も3安打1打点と大当たり。
それ以上にリックさんが3安打4打点と大暴れ。

白人、黒人、ドミニカンとバランスの取れた“多国籍軍”の出現である。
ひょっとすると、フェル砲以上に首筋が涼しいのはドミンゴだったりして…。

でも、助っ人の力を借りなきゃチームの空気を変えることができないとは……やはりどこか情けない。

ベテラン選手は自らがチームを引っ張ってやるぐらいの気概を示し、若手選手はスキあらばポジションを奪ってやるぐらいの気合いを見せる。これが理想的なチームの姿だろうに。

ベテランも若手もヌルマ湯に浸かってる状態なんじゃないの?
選手を積極的に入れ替え、老廃物を“デトックス”し、チームの新陳代謝を活発にする…それこそが“健康”の秘訣じゃないですかね。

さて、先発のエーダッス永井も6回1/3を投げて3ホーマーを浴び、
6失点を奪われる相変わらずのへタレ投球ぶり。

それでも久々に打線の援護があったので、なんとか約2カ月半ぶりに勝てたって感じだ。
いつもの東北R打線なら、とっくにKO降板していたところだろう。

マー君が北京に行ってる間にお株を奪うぐらいの存在感を見せつけなきゃいけないのに…。
次の先発試合では、もっと気合いの籠もったピッチングを見せてもらいたいんですよ。
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なぜベストを尽くさないのか?

11日東北®★2-6☆福岡S@ヤフードーム

日本科学技術大学の上田次郎教授だったら、
きっとこう言っていたに相違ない。

先発の長谷部が1回も持たず、打者7人に24球を投げただけで今季最短の2/3回でKO。
四球を連発した挙げ句にドカンと打たれる、いつもの悪循環。

長谷部よ、君は本当にベストを尽くしているのか?
「投球練習ではよかったんですが…」などと言ってるようだが、
このままでは“第二の一場”への道まっしぐらだぞ! いやマジで。

こういう試合こそロンリー朝井の出番なのだが、後を継いだのは“猜疑神”小山。

とはいえ、4回1/3を1失点で抑える好投。
こんだけ投げられれば中継ぎでも十分にイケるゼ!
だからもう、クローザーでの起用はいいでしょ。

だがしかし、その後の木谷、佐竹、グウィンが、
ジワリジワリと追加点を取られて都合6失点。

打線も11安打で2点しか取れない、相変わらずの貧打ぶり。
相手の福岡Sは9安打で6点も取っているのに、だ。

特にフェル砲! 4回のタイムリーについて、
「どんなに厳しいシチュエーションでもプロは常に自分の力を発揮しなければならない」
とコメントしていたそうだけど、なら6回の三塁憤死は何だったんですか?

あーたねぇ、打つだけでなく走って守るのもプロの仕事でしょ。

そんな中でキラリンッと光ったのがウイッチー内村。
左右打席で各1安打ずつ記録した。

前日のMXテレビ中継でアナウンサーも「小さいですねぇ」と絶句していたが、
別にホームランは期待してないのだから、
コツコツとヒットを打ってガッチリ守ってくれれれば、それでOK!

でも、背中のネームと背番号の文字サイズは大きいようなので、
もっと小さくしたほうがいいかもね。

寝てたので、悪夢を見ずに、済みました。

10日東北®☆5-4★福岡S@ヤフードーム

夕方からテレビで北京五輪サッカー「日本対ナイジェリア」戦を観る。
この試合に勝たないと反町ジャパンは決勝トーナメント進出の可能性が事実上無くなる。

それだけにビールをザッパザッパと飲みながらイレコんで観戦したのだが、結果は2対1で日本の負け。

これで予選リーグ敗退が事実上決定し、反町ジャパンの短い夏が終わった。

「ハァ~~~~~~~ッ」
深いタメ息を付きながらグラスに残ったビールを飲み干し、チャンネルを変えた。

「ややっ! なんだこれは?」
我らがイケメンエース、岩隈の顔がアップで映し出されているではないか!

それは東京MXテレビの「ストロングホークスプロ野球中継」。
しかも東北Rが3対0でリードしている。

「ウッホッホッホッ!」
ヤケ酒になりそうだったビールが歓喜の酒に変わり、再び浴びるように飲み始める。

岩隈は6回裏に松中のタイムリーで1点を失ったものの、
それでも7回1失点でマウンドを降りた。

さらに8回表、リックさんの3塁打を皮切りに、武ちゃんの内野ゴロと藤井のタイムリーで2点を追加して5対1に。

ソフトバンクがスポンサーだけに福岡S一辺倒の野球中継だが、
東北Rの一方的な展開に実況アナも解説者も何を喋ったらいいのか分からない様子。

挙げ句の果てには「こんどグウィンというピッチャーが入団して…」と、なぜか敵チームの新戦力を紹介する始末。いやー、気分いいっスね!

8回裏からは有銘が登板。
1死満塁になったところでツヨシにスイッチ。
4番小久保を迎えるピンチだったが、浅いライトフライに討ち取る。

しかも本塁へタッチアップした3塁ランナーが、なぜか途中で逆戻り。そこでボールがサードに帰ってきてタッチアウト!

ちょうどここで時間切れ。野球中継は終了した。
これはもう、勝ちは堅いでしょう。

ビールの酔いが全身に回ったこともあって、ついウトウト。
1時間ほど微睡んだろうか。

「さて、どうなったかな?」
ネットで調べたら…5対4の辛勝!

9回裏だけで3点も取られたのか!
一体どんな非道い目に遭ったのか?

9回裏はツヨシに代わって、グウィンが移籍後初のマウンドへ。
打者2人を順当に討ち取り、あっという間に2アウト。

ところが長谷川にヒットを許すや、次の明石にデッドボール。
ここで続く高谷がタイムリーで5対2。

悲劇はこれで終わらない。次の本多も次々の金子も3連続タイムリーで、なんと5対4と一点差!

ここでグウィンが降板してサウスポーの佐竹に交代。
しかし、松中に四球を与えて2死満塁。

そして、ここで迎えるは4番小久保。
まさに絶体絶命のピ~ンチ!

たまらず佐竹から木谷にチェンジし、すべてを託す!
そして…なんと小久保はショートゴロに倒れ、試合終了!

それにしても、たかがワンアウトを取るのに投手3人がかりとは…! 福岡Sの粘りが半端じゃないのか、それとも東北Rの投手陣が脆弱なのか…?

やはり3人とも「太田胃散」を飲んでからマウンドに行くべきだったろう。そうすればスッキリと勝てたことだろうに! 

エース岩隈は自己タイの15勝目、主砲の武ちゃんは4回に先制3ラン。エースが投げ、主砲が打ったのに、なぜスンナリ勝てないのか…。

ていうか、これで勝てなかったら相当ヤバかったんじゃないですかね? でもまあ、いずれにせよ、勝てて何よりでした。
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星野ジャパンと“夢の強化試合”

やっと今夜から公式戦が再開される。

ヤフードームでの福岡S戦。先発はエース岩隈だ。

ケガ人続出の星野ジャパン。
もしベイの村田が出場辞退していたら、
代わりに岩隈が引っ張られるところだったとか。

そんな無粋なこともなく、岩隈は無事チームに残留。
晴れて今宵のマウンドに登ることができ、なにより。

ちなみに9日にあった星野ジャパンと全セ選抜チームの強化試合は、11対2で星野ジャパンがボロ負けしたそうだ。

そもそも互いに手の内を知り尽くしている全パ選抜とか全セ選抜を相手に試合しても、果たしてチームの強化に繋がるのかね?

ここはむしろ、パとセの全外国人選手で各リーグごとにチームを編成し、それぞれと試合をしたほうがよかったのでは?

いろんな国出身の混成チームだけに、日本人だけで編成されたチームとの試合よりは、よっぽど“国際”的な試合になったろう。

しかも、こうした試合は滅多に組まれることがなく、ファンにも興味を持たれたはず。

この強化試合「星野ジャパンvsNPBフォーリナーズ」について、
次のように“妄想”してみた。

外国人選手はこの強化試合を各所属球団との契約内で行うのではなく、全日本野球会議と強化試合限定の契約を結んだうえでプレーする。

出場手当以外にもホームランを打ったり打者から三振を取ったりするごとに、オプションで賞金を弾めばよい。

そうすれば外国人チームもお遊びではなく真剣勝負で挑んで来るので、強化試合には打ってつけ。

星野ジャパンのスポンサーであるアサヒビールやハウス食品などが、お手当をバンッと弾めばよいだけの話。何の問題もない。

監督はパを千葉Lのバレンタイン監督、セを広島のブラウン監督が務めればよい。

巨人のラミレスやオBsのローズのように外国人枠から外れている選手も、五輪期間中の特別増設枠で入団した選手も、育成枠の選手も、みんな参加可能。

特に特別増設枠で入団した選手にとっては五輪後も日本球界でプレーするため、内外にアピールできる格好のステージになったはず。

巨人のイ・スンヨプや中日のチェン・ウェインのように、
各国代表に選出されている選手は除外する。

外国人選手には捕手がいないので、捕手だけは日本人選手を特別参加させる。

試合はDH制。しかも投手だけでなく捕手にもDHを使い、
2打席でDHが入る特別ルールを採用。

オールスターゲームじゃなく強化試合なんだから、
これぐらいのことをやらなきゃ“強化”にはならないでしょ。

万が一、延長戦に突入した場合は、もちろん「タイブレーク制」で決着を図る。

書いていて“これは見たい!”って気分になってきた。
お義理の強化試合なんかより、よっぽど“野球”の醍醐味が味わえそうな感じがする。

でも、もう北京五輪は始まっちゃったし、次のロンドン五輪に野球競技は消えてなくなる。

この“夢の強化試合”も永久にお蔵入りですね。

ブログ休止中に開幕していた北京五輪!

昨日はブログの更新を休んでしまった。

なんやかんやと忙しかったこともあるし、
あまりの暑さで気分が乗らなかったこともある。

でも最大の理由は、やっぱり公式戦がないもんで
張り合いが出なかったことでしょうな。

それにしても北京五輪の開会式、なかなかのもんでした。
なにより規模が壮大だし、動員された人数も桁外れ。

これほどの規模の開会式は資本主義と共産主義が融合した、
今の中国にしかできないかも知れない。

石原慎太郎が「2016年に東京で五輪を!」なんて騒いでるけど、
1996年のアトランタ大会以来20年間も開催ナシになるアメリカが黙っているわけない。
たぶん2016年大会はシカゴに決定でしょう。

もし東京で五輪が開催されるとしたら2028年か2032年。
だって1964年の東京五輪から24年後の1988年にソウル五輪、
それから20年後の2008年に北京五輪だからね。

招致活動は石原慎太郎による都税のムダ使いだし、
五輪をテコにした利権漁りに過ぎんわけですよ!

それはともかく、7日(木)から五輪開幕日の8日を挟んで9日(土)まで、パ・リーグの公式戦は行われなかった。
6日(水)も予備日だったので都合4日間も1試合もナシ。

そのかわりと言っちゃなんだけど、8日に東京ドームで星野ジャパンと全パ選抜チームがヒッソリと強化試合を開催。
6対4で星野ジャパンが勝ったそうな。

しかしだね、こないだオールスターがあったばかりなのに、
こんなに選抜チームの試合ばかり続くと食腸気味だ。

野球五輪代表もサッカーと同様に23歳以下の選手だけに限定して、しかもアマプロ混成チームにすればいいのだ。
そうすればマー君とハンカチ王子の共演が見られたのに。
 
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五輪開会式の総合演出を手がけたのは映画監督のチャン・イーモウ。その中国的な内容は日本人にも馴染みやすかったのでは?

そのチャン監督が高倉健を主役に撮影した作品がコレ。
開会式でチャン監督が気になった人は、これも要チェック!
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“ランディ”の称号は剥奪ですッ!

8月5日の先発を体調不良で回避した片山。

病院で診察を受けた結果は扁桃腺炎と急性胃腸炎…
…これってサラリーマンの病気じゃね?

扁桃腺が炎症を起こしやすいのなら、さっさと切る!

急性胃腸炎なら、太田胃散でも飲む!
ホークス戦なら必ず勝てるぞ!(←なぞかけ)

1軍の試合で1度も先発のマウンドに立てないまま去っていく投手は、それこそ星の数ほどいる。

この程度の病で登板回避とは、はっきり言って片山はプロの野球選手ではない。

プロ野球選手なら「自分を見に来てくれ!」という、
自己顕示欲のカタマリであらねばならない。

「マウンドに登って適当に球を投げてりゃ、大金が懐に転がり込んでくるんだからチョロい商売だぜ!」
内心そう思っててもいいのだ、勝ちさえすりゃあ。

むしろ、そんな態度を敢えて表に出した選手のほうが、
逆にファンの人気を集めたりするもんだ。

けど、そんな貴重な機会を自ら返上してしまった片山…。
一言で言えば「なにやってんの?」ってことだ。

確かに片山も、体調不良のままマウンドに上がったら、
ファンにも球団にも迷惑がかかるだろうと判断した…その心遣いは理解できる。
無様に負けるぐらいなら、事前に申告して回避するのがプロだと。

でもね、体調が体調が悪いなら悪いなりに、
頭を使ったピッチングをするのがプロの投手ってもんでしょうに。

むしろヘンな理由をつけて先発を回避したら、
それこそ敵チームからナメられるというもんだ。

紀藤コーチは彼をかばっていた。
「ファームで頑張って来て、一軍でプレッシャーの中で投げて、疲労が蓄積したんだろう」

その一方で注意を促してもいる。
「体調管理が出来なかったらプロとしてはダメ。ローテ投手として試合を作る責任があるんだから」

前者は不要。正論は後者だけでいい。
そもそもプレッシャーに潰される段階でお粗末以外の何物でもない。
プロならプレッシャーをエンジョイできなきゃ、もはや資格がないのだ。

プレッシャーを味わえる立場にいる醍醐味…
…それを自覚しない限りプロとしては大成しない。

ランディ・ジョンソンの足下にも及ばない片山に“ランディ”の肩書きは早過ぎた。
“ランディ”の称号を剥奪し、代わりに“ノミシン”の称号を与えよう!

それと、4日には試合中に武ちゃんがエーダッス永井をベンチで長々と説教していた。

「何、怒られたんだ? そんな怒られるようなことしてた?」

こうノムさんは言ってたけど、隣に座ってんだから分かりそうなもんじゃん。

ただ、こう言ってノムさんがはぐらかすということは、
やはり投手陣と野手陣のミゾが思った以上に深いって証拠ではないのか?

これって、もはや勝ち負けを云々できるようなチーム状態にないってことか?
新聞記者も、こういうところをもっと細かく取材し、ファンに知らせて欲しいものだ。

日曜はダメよ!

5日【東北®★2-7☆北海道N】@Kスタ宮城 

パ・リーグの予告先発欄を見たら、こうなっていた。

8月5日(火)の予告先発投手は下記の通りです。
東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズ
ドミンゴ(50)×スウィーニー(42) 

いつもなら前日の予告先発が表示されている欄は…こうだ。

本日(8月5日)の先発投手は下記の予定です。 
片山博視(28):E-F:スウィーニー (42)

アレレ? 何だコレ?
8月5日の予告先発がダブってるぜ?

そもそもドミンゴって一昨日の先発じゃん。
パ・リーグ事務局も焼きが回ったのか?

そう思ったら、焼きが回ったのはパ・リーグ事務局ではなく片山のほうだった。体調を壊して先発を回避したという。

そこで、2日前に先発して3回も持たずに降板したドミンゴが、
汚名返上のために先発を志願したとのこと。

しかし、志願の特攻先発も2回1/3で5失点と大炎上。
北海道Nの返り討ちに遭ってしまった。

『ドミンゴ(domingo)』とはスペイン語で『日曜日』という意味。
まさに『日曜はダメよ』とは、このことだ。

ドミンゴの心意気は買いたいところだけど、
投手コーチは先発させて勝てる確信が持てなければNGを出すべきだったのでは?

おかげで借金は11まで膨脹し、自力優勝の可能性も消滅。
まさに「踏んだり蹴ったり」の状態だ。

おまけに埼玉SにCS進出マジックナンバー「37」が点灯するというオマケ付きである。

でもシーズンが終わって3位以内に入っていればCSには出られるのだから、別に気にすることなんて何もないのだ。

それでもドミンゴの後を継いだ永井が、
4回2/3を2失点で切り抜ける粘りのピッチング。

マー君が不在の間は永井がエーダッスから一歩ステップアップして“仮”エースを務めなきゃ東北Rに上位浮上の目はないゼ! 

星野ジャパンの強化試合があるので、10日まで公式戦は中断。
その間に、特に投手陣を立て直すいい機会だろう。

唯一の得点となったのがフェル砲の10号2ラン。
6月27日以来というから1カ月以上も一発がなかったわけだ。
 
一発の可能性がある主砲がホームランを打たなきゃ、
そりゃ勝てるわけがないよね。

ジメジメハートが自滅の原因?

4日東北®★2-6☆北海道N@Kスタ宮城 

大勝のあとは、エラーで痛い敗戦。
やはり、まだ内弁慶は戻って来てないようだ。

せっかく同点に追いついた後の6回表、
まずはフェル砲がエラー。
それが伝染したのか、なんと高須も連続エラー。

3つもエラーされちゃコージーも為す術なし。
自責点0なのに負け投手になっちゃいました。

でもまあ、東北Rの投手陣だってしょっちゅう四球連発してんだから、野手のエラーぐらい大目に見たんさい。
 
しかし、フェル砲のエラーはいつものことだけど、
高須が続けざまにエラーするなんて珍しいこった。

フェル砲は何か心理的に悩みでも抱えているのではなかろうか?
セギノール入団が心に暗い陰を落としているとか?

バッシングなんかに負けるなフェル砲! 試合で1回エラーしたら試合後にノックを100本受ければいいだけの話だよ。

一方、シャーパー“左殺し”中島がサウスポー武田勝からホームラン! 相変わらず左相手だと勝負強いバッティングをするね。

ところで、先発の長谷部が森本ヒチョリの打球を右すねに受けて交代。単なる打撲で済んだけど、また足かって感じだ。

ここは暫く休ませるべきでは? そして“なぜ勝てないのか?”

徹底的に分析するとともに、好調だった大学時代のフォームをジックリと研究して今に甦らせる努力をすべきでしょう。
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誕生! ロンリー朝井

3日東北®☆11-4★北海道N@Kスタ宮城

まさに、朝井の呪いが解けた瞬間だった。
そして、朝井が居場所を見出した瞬間だった。

これまで先発では散々失敗を繰り返してきたのに、
先発投手がコケた後でのロングリリーフとなると、
見違えたような粘りのピッチングを連発。

この試合でも3回無死一塁の場面で登板してから、
5イニングを2安打に抑え、
6月6日以来の7勝目を挙げた。

今後の朝井は先発投手が早い回で崩れた時にだけ、
ロングリリーフで登板するようにしたらいい。
そうすれば、今季あと5~6勝は堅いのではないかね?

というわけで朝井のニックネームは“ロングリリーフ”朝井
→“ロン(グリ)リー(フ)”朝井→ロンリー朝井に決定!

いやー、それにしても東北Rの一発攻勢はスゴかった!北海道Nの先発で、ドミンゴ以上の“曰く付き投手”多田野をメッタ打ち!

2回鉄平3ラン、5回高須ソロ、7回武ちゃん2ラン、8回リックさん2ラン。1試合4ホームランは球団タイ記録だそうだ。

ノムさんの言うとおり、1点ぐらい明日に取っておけばいいのに。
しかし、ドミンゴと多田野の両先発なんて…グロテスク以外の何物でもないですな。

でも、特に球宴第一戦で活躍した武ちゃんとリックさんにホームランが出たことは「球宴で活躍した選手のいるチームは後半戦で調子を上げる」というジンクスが丸ごと当たった感じがする。あとは“Kスタに内弁慶が帰ってくる”ジンクスの復活を待つばかりだ。

それと究極の“裏かぶり”だったのが『行列のできる法律相談所』。
北海道N戦が終わって10分ぐらいした後、ノムさんが画面に登場したのだ。

これに間に合わせるために試合を終わらせたんじゃないか…
…そう思えたほどのジャストタイミング!
もちろん、そんなことあり得ないんだけど(笑)

「楽天の優勝は富士山から石油が湧くぐらい可能性がない」と断言した島田紳助が「優勝したら北村先生と一緒に久米島キャンプで3日間、用具係をやる」と約束した。

さあ、来年の久米島キャンプでは紳助の下働き姿が見られるゾ!
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内村賢介なんと1軍へ!

幸いなことに昨晩は誰からもお声がかからず、
久々に肝臓を労ることができた。

しかもナイターもなかったのでブログの更新にも没頭することができ、めでたしメデタシ!

それはともかく、先月末に支配下登録されたばかりの内村賢介が8月3日付けで1軍に昇格してきた。

内村はBCリーグ石川ミリオンスターズの出身で、
2008年育成ドラフト1巡目で東北Rに入団。

先に1軍入りしていた中村真人と同様、
“育成→2軍→1軍”とトントン拍子での1軍入り。

彼もまた去年のM-1グランプリ王者サンドウィッチマンみたいである。
でも、中村に「サンド(後にサンディ)中村」って愛称を付けてるしなぁ。

ならば内村は「ウイッチー内村」と命名しよう。
「あのぉー、すいません。それ「ウッチー」じゃなくて「ウイッチー」です!」(サンドウイッチマンのネタより)

同時にドミンゴ、高波、憲史の3人が1軍に昇格。
一方、そのサンディ中村をはじめWATARU、伊志嶺、小倉の4選手が2軍に降格した。

これでキャッチャーが藤井と井野の2人体制に…大丈夫か?
でも、いざとなったらノムさんがマスクを被るから大丈夫か。
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後半戦の闘いぶりに期待大!

昨晩も何時まで飲んでいたのか記憶が定かではない。
気持ちの悪さは三日酔いではなく既に四日酔いのレベル。

それに今宵はオールスター第2戦。今夜こそは酒を止め、
大人しくテレビで観戦しよう…と思ったら携帯にメールが。

東京ドームで『東北R×北海道N』戦を一緒に観た公達からだ。
「水道橋のホテルのビアガーデンで飲んでるから来ませんか?」

…ということはタダ酒ではない。
なので断ろうと思ったら、メールに続きがあった。

「ここのビアガーデンは、あのバドガールの店で~す!」
一も二もなく水道橋に向かったのは言うまでもない。

バドガールとはバドワイザーのデザインをあしらったボディコン姿で、生ビールを運んでくる色っぺえお姐ちゃんたちのこと。

以前は有楽町の阪急百貨店の屋上で営業していたのだが、去年は営業しておらず、私や公達ら愛好家一同をガッカリさせてくれた。

ところが、昨年から水道橋の某ホテルで営業していることが判明。
勇躍そこへ行くことを決意したというワケである。

いざ会場に着いてみると、バドガールたちは元気にビンゴゲームをやっているものの、公達たちの姿が見当たらない。

どういうことか? とメールしたら「満席で入れなかったんでーす」との答え。
続けて「ラ・クーアの餃子屋にいま~す」とあったので、そっちに向かった。

ラ・クーアとは東京ドームの隣にある温泉施設。
その飲食店街の一角に、彼らはいた。

しかし、6人の集団にプロ野球ファンは私と公達の2人きり。
その場の話題は全く野球と関係ない内容に終始。

餃子と紹興酒が夜更けまで乱れ飛んだこの晩、
オールスター第2戦の経過も結果も全く知らず仕舞に終わった。

なので、この日の経過&結果は翌朝のテレビ番組で知った次第。

全パ先発の岩隈は、近鉄時代の2004年以来の球宴のマウンド。
2イニング2安打1失点とマアマアの成績。最多勝14勝の貫禄ですね。

6回を投げたマー君も1イニングを13球無失点で切り抜けた。
これなら北京五輪も大丈夫ではないかね。

なにはともあれ、昨日の「東北Rバッターズデー」に引き続き、
この日は岩隈とマー君の2人による「東北Rピッチャーズデー」になった。

オールスターで活躍した選手が所属するチームは、
後半戦で調子を上げていくという“ジンクス”もある。

東北R、後半戦の闘いぶりに期待大だ。

というわけで、オールスターに出場できなかった選手達と同様、
オールスター休みとばかりに酒宴に明け暮れた今週。

明日は何の予定も(たぶん)ない予定。
ようやく肝臓を休ませることができそうだ。

オヤジざかりの君たちへ~コワモテパラダイス~

昨晩は何時まで飲んでいたのか記憶が定かではない。
もはや二日酔いではなく三日酔いといっていいレベルの気持ち悪さ。

それに今宵はオールスター第1戦。酒は止めにして、
大人しくテレビで観戦しよう…と思ったら、携帯が鳴った。

いつもお世話になってる、また別の社長さん。
「有楽町で飲むから来ませんか?」
…ということはタダ酒にありつける!
一も二もなく有楽町に向かったのは言うまでもない。

目的の場所は「かごしま遊楽館」。
鹿児島県が首都圏と鹿児島を結ぶ拠点として設置したアンテナ基地だ。

ここの地階と2階が薩摩料理の飲食店になっている。
地階は高級っぽそうな薩摩料理の店、2階はカジュアルなレストランという感じ。
そこで我々は2階の「遊食豚彩いちにいさん」に入った。

レストランながら、薩摩の本格焼酎が「これでもか!」というほど揃っている。
「森伊蔵」や「佐藤」といった幻の銘柄もキチンとメニューにある。

しかも巷で流行している民間の「焼酎バー」と比べると、料金も比較的抑え気味の様子。
やはり「官」の力はスゴイと実感。

きびなごや黒豚の角煮など薩摩の名物料理に舌鼓を打ちながら、
芋焼酎のお湯割りを何杯もお代わりしているうち、
いつしか三日酔いであることすら忘れて酩酊し、
赤い灯青い灯の巷へと吸い込まれていったのでした…。

オールスターのことを思い出したのは、その後で行った浅草の小洒落たバーのカウンター。
他の客の会話を小耳に挟んだ時に「あっ、今日オールスターだった!」と思い出した次第。

しかも、全パが5―4で全セに逆転サヨナラ勝ちしたことも、
武ちゃんがMVPを取ったことも、彼らの会話で知ったという体たらく。

全パは2005年の第1戦から全セに6連敗中で、白星は4年ぶりとか。
9回裏、同点の場面で代打で登場した武ちゃん。

阪神“JFK”の久保田からライトオーバーにタイムリーをカッ飛ばしてサヨナラ勝ち!
たったひと振りで賞金300万円をかっさらっていった。

武ちゃんの球宴MVPは中日時代の2000年第2戦以来。
両リーグでのMVP受賞者は落合、清原、新庄に続いて4人目だそうだ。

武ちゃんのサヨナラ劇のお膳立てをしたのが初出場のリックさん。
9回裏、1点ビハインドの場面。
先頭打者として痛烈なライトオーバー2ベースをブッ放った。

おまけに武ちゃんと同い年で、東北福祉大出身の阪神・金本も、
東北高校出身のダルビッシュから先制ホームランをカッ飛ばした。

まったく、この日はコワい顔をしたオヤジたちが大活躍。
しかも、イーグルスから選ばれた打者2人による「東北Rバッターズデー」でもある。

明日の先発はエース岩隈。
ならこっちはマー君と2人の「東北Rピッチャーズデー」になるかな?
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