東北®日記

東北楽天ゴールデンイーグルスに陶酔する親爺の戯言

2009年02月

いよいよ明日からオープン戦

久米島・仲里球場の2軍キャンプも26日でオシマイ。
結局、今年は久米島に行けず仕舞だったなぁ~。

28日から長崎でスタートするオープン戦に備え、
2軍で調整していたベテラン勢が1軍に合流してきた。

マコ(35)、ノリ(35)、礒部(34)、憲史(32)のベテラン4人組(うち3人が元近鉄)。

“打撃王”リックさん(36)、“バナナマン”おセギ(34)の助っ人“オセロ”コンビ。

サタケン(30)、有銘(30)の中堅サウスポー2人組。

“元ヤン”ラズナー(28)、“42神”グウィン(31)、
“チルチル”マッチ(30)の外人投手部隊3人組。

こうしてみると、一番若いのが“元ヤン”ラズナーってのは…どうよ?
なんか高齢化社会を彷彿とさせて、漠然とした不安を感じさせるけど。

ここに名前のない“重鎮”武ちゃんは、教育リーグに参加し、
オープン戦に出るのは開幕直前の3月下旬ごろになるとか。

これまでの練習試合ではスコアボードに0点が並び、
ノムさんに“仙台駅で饅頭屋でも開くか”とボヤかせた打線。

確かに打線がベテラン頼みのままだと、
まだ来季限定ならいいけど、将来的には心配だよなぁ。

特に外野でスタメンが確約されているのは、
リックさん、鉄平、“左殺し”のシャーパーぐらい。

ベテランの礒部は別格としても、
MASATO、横川、諒クン、平石ヨースケ、牧田ロクさんらの中から、
誰かが突き抜けた活躍を見せて定位置を奪取してくれないと。

イーグルスの“老後”が不安ですよ。

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もっと歯ごたえが欲しかった…

侍ジャパンが連夜の大勝。
しかし2日目の試合はひどかった。

豪州代表は野球になってなかったような。
投手はパカパカ打たれるわ、野手はポロポロとエラーするわ。

しかも途中で、なんか高校生みたいな選手が代打で出て来たぞ。
彼なら、うちの中川大志クンのほうが、まだマシだぜ。

それはともかく、一応強化試合なんだから、
もっと歯ごたえのある相手とやって欲しかったなぁ。

ホーム&ビジターで日韓戦やるとかね。
まあ、ゼイタク言ってちゃキリないけど。

先発の松坂は2回に長打を浴びて2点を失った。
失点は前日のダルの1点よりも多い。

公式球に慣れているはずの松坂なのに…と、不安を感じさせてくれる投球内容。
でも、東京ラウンド開幕までには調子を合わせてくるだろうけど。

あと、巨人の山口の登板は、ある意味、感慨深かった。
育成枠出身の選手がWBCに出場するのは、彼が初めてじゃないか?

山口は巨人に入る前、ベイと東北Rの入団テストに落ちていた選手。
でも、巨人の吉村2軍監督は「左の中継ぎなら…」と、
入団テストに合格させ、育成ドラフトで指名した。

この年、東北Rが大社ドラ1で指名した松崎伸吾は未だ1軍に定着できず。
入団テストで落っことした山口に、大きく水を空けられてしまった…。

それにしても、育成枠出身選手が世界一決定戦の大舞台に立てるとは…。
人間、何事も諦めず、粘り強く続けることが大切という格好の見本です。

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岩隈に見た懐かしき錯覚

侍ジャパンの対オーストラリア強化試合第1戦は8対2で圧勝。
まあ、この戦力差なら当然な結果か。

こないだの岡田ジャパンこそ、
この点差で勝って欲しかったなぁ。

それはさておき、先発のダルビッシュは2回途中1失点で降板。
球数も約40球と多目で、彼のベストピッチからは程遠かった。

北京五輪のときもそうだったけど、
あまりダルは国際試合に向いてないのかも知れない。

一方、2番手で登板した岩隈。
彼の姿を見て一瞬、錯覚した。

白地に赤い胸文字のユニフォームは、
どこか大阪近鉄バファローズのホーム用ユニを思い起こさせた。

それに場所が近鉄の本拠地だった、
大阪ドームってこともあるだろう。

けど、細身だった当時に比べて、
今の岩隈は全身がガッチリした感じがある。

それにロッキングモーションじゃないし。
やはり近鉄の…じゃない、侍ジャパンの岩隈なのだ。

公式戦でも大阪ドームには、オBs戦で登板する機会はある。
けど、エンジ色のビジター用だから近鉄時代を彷彿とすることはない。

この試合、岩隈は公式戦と全く変わらない完璧なピッチングを披露。
初球からフォークを投じたりしてオージーの度肝を抜き、球を低めに集めて最後は打たせて取る。

侍ジャパンのマウンドの上には、昨シーズン何度も見た、
我らがイケメンエースと何ら変わらない雄姿があった。

このピッチングを貫き通すことができれば、
本選でも投手陣の軸となって活躍することができるだろう。

唯一、不安があるとすれば、活躍し過ぎて、
メジャーから注目されてMLBに引っぱられることぐらいかな(笑)

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WBC日本代表の練習試合に思うこと

WBC日本代表が練習試合で巨人相手に2連勝。
まあ、当然といえば当然の結果。
といっても巨人が弱いというわけじゃない。

3月5日に初戦を迎える侍ジャパンと、
4月3日の開幕に合わせて調整している巨人とじゃ、
仕上がりに差が出るのも当たり前だ。

これじゃ練習試合にもならないだろう。
せめて2日目ぐらいは侍ジャパンに巨人から選ばれている、
内海、山口、阿部、小笠原、亀井の5選手を巨人に戻して、
且つ優先的に出場させてもよかったのでは?
そうすれば全選手がプレーできる時間が相対的に増えるし。

勝ち負けじゃなくチームの強化が目的なんだから、
それぐらいの工夫があってもよかったんじゃないか?

強化試合は2月28日に埼玉S戦、3月1日(日)に巨人戦がある。
1日の巨人戦はもとより、28日の埼玉S戦も然り。
涌井と中島はライオンズから出てプレーしたらどうか?

ここで残念なのが、岸と細川が代表から外れたこと。
どちらも東北出身だけに、他人事ではない。

岸が落っこちた真の理由はハッキリしている。
公式球が手に合わなかったからではない。
メンバーに西口がいなかったからだ。

去年の日本シリーズで「西口さんのため」と熱投してMVPを獲ったんだから、
西口のいない侍ジャパンで岸の気分が乗るはずはないよなぁ…。

だいたい東北学院大から東北Rじゃなく埼玉Sを選んだ理由だって「西口がいたから」。
侍ジャパンも西口を一緒に選んでおけばよかったのに…。

青森出身の細川は、いつもノムさんが絶賛している。
FA宣言して東北Rに来ないかなぁ…。
マーシー嶋と切磋琢磨して欲しいよ。

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なんと正体は…!

なんと「巨大ゴーヤ男」は、あのフィリップ・トルシエからの贈り物だったそうです!
トルシエは今、サッカーチームFC琉球の総監督なので、その縁とか。

しかし、思い起こせば2002年サッカーW杯。
宮城スタジアムでトルコに負けたお詫びを、
ゴーヤーに託して地元の野球チームに伝えたのだろうか?

でも、これ自体がキャラではなく、
中に何か別のキャラが入っているらしいとのこと。
それも映画「カラスコライダー」と関係があるとかないとか…。

しかし、巨大ゴーヤ男とトルシエとカラスコが映画でリンクしていたとは…。
なんて手の込んだプロモーションなんだろうね。

大~団~円!~野手編

一方、野手の打順と守備位置は次の通り。

一 6 NAOTO
二 4 ウチケン
三 D ヴァガボン草野
四 3 スーシー河田
五 8 鉄平
六 9 ロクさん牧田
七 7 ヨースケ平石
八 5 ジョウブ森田
九 2 マーシー嶋

4番には今季、捕手から内野手に転向したスーシー河田が。
打つほうは不発だったけど、守備ではスーパープレーを連発。

一塁はおセギ、武ちゃん、あとノリも守る機会があるだろう。
層は厚いけど、みんな故障持ちだったり年寄りなのでチャンスはあるぜ。

サードには育成選手のジョウブ森田がスタメン出場。
かの“山賊”江藤慎一率いる江藤塾ベースボールアカデミー出身だ。

その江藤氏が亡くなったのは、ちょうど1年前の2月28日。
恩師の一周忌に向けて、なんとか支配下登録を目指して欲しいものです。

でも、スーシー、ロクさん、ヨースケあたりは、
もっとバリバリ打って1軍残留をアピールして欲しかったなぁ。

さて、試合は2回に鉄平がソロホーマーを放って先制。
試合後は、その鉄平の音頭で選手とスタッフが輪になって一本締め。

今季最大の収穫は「天気」だとノムさん。
「4年間で一番いいキャンプになった」とか。

オープン戦の前半は若手選手を試し、中盤はベテランが合流して、
後半は開幕を見据えて本番モードに突入…というスケジュールか。

1軍は沖縄本島で練習試合3試合を行い、
28日から千葉L戦@長崎でオープン戦に突入。

2軍は26日まで仲里球場でキャンプを続ける。
久米島で狗鷲戦士が見られるのは26日までか。

大~団~円!~投手編

久米島の1軍キャンプが無事に幕を閉じた。

最終日はベイとの練習試合。
残念ながら2対1で惜敗した。

投げたピッチャーは計5人。

先発の朝井は4イニング1安打2四球で無失点。
昨季はマー君と並ぶ9勝を挙げているので、今季は先発要員の一角になるのは間違いない。

でも、朝井は先発よりロング・リリーフで活躍する“ロンリー”野郎だからなぁ…。
個人的には先発じゃなく、2番手の“ロンリー”要員として活躍を期待したい。

2番手は期待の“元ヤン”ダレル・ラズナー。
1イニングをわずか9球で三者凡退。
しかも初球は全球ストライクと抜群のコントロール。

昨季のドミンゴのように“ダレル”ことのないピッチングは、確かにノムさん好み。
「ブルペンと同じ投球をマウンドでも見せてくれた。すべて良かった」と大絶賛だ。

3番手は“42神”グウィン。1イニングを無失点に抑えた。
日本球界を経験したアドバンテージが活かされた感じ?
セットアッパーとして安定した仕事が期待できるかも。

4番手はマット“チルチル”チルダース。
1イニング2安打1四球と、こっちは少し制球に不安が。
とはいえ、満塁のピンチを無失点で切り抜けるシタタカさも。

最後の5番手は石川賢。
昨季は1軍登板ナシだっただけに、今季は正念場。
小山、ツヨシに続く“中日OBトリオ”になって欲しいところ。

8回こそ無失点だったが、9回に捕まり2失点で逆転負け。
ちょっと2イニングは長かったか。
高校→大学の後輩、コージー青山が2軍に行ってる今こそ、
彼を出し抜くチャンスなんだけど。

今回“ラ・グ・チー”トリオが一通り投げてみて、ノムさんも思案顔だ。
「一番は抑え投手を誰にするか。実戦で試す」

下手すると、ラズナーをクローザーで起用する腹積もりもありそう。
「チルダースは少しもたつきがあった。ラズナーはテンポ、制球ともいい。今は先発で考えているが抑えでもいいかなと思う。あとは連投ができるか。先発で中6日で投げさせるだけではもったいない投手」

んー、ここでクローザーの最有力候補にラズナーが急浮上!

ベイの寺原のように先発から抑えへの転向は珍しくないだけに、まったく有り得ない話ではない。
勝利につながるのなら、ラズナーをリリーフで起用しても不思議じゃないか。

(野手編に続く)

「ゴーヤー」に対する侮辱である!

久米島キャンプに現れた「巨大ゴーヤ男」。
「ゴーヤーマン」のようにも見えて、「ゴーヤーマン」ではない。

しかも、周囲に食ってかかるかの如く振る舞い、明らかに挙動不審。
このため「中味はMr.カラスコ?」みたいな憶測まで流れた。

その一方でノムさんには礼儀正しく振舞うところが、なおさら怪しい。
だが、観察眼に優れたノムさんは一目で本性を見抜いて「反応に困るわ」と苦笑。

にしても、こやつは一体なんのために出現したのか?
ゴーヤーのアピール? それとも映画「カラスコライダー」のPR?

何の目的もないのなら、単なる「ゴーヤー」への侮辱に過ぎない!
「ゴーヤーチャンプルー」好きとして、厳重に抗議しておきたい。

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即戦力 枕並べて 二軍行き

藤原“ドラ1”ヒロミチお兄さんが左肩痛で2軍行き。

3位の井坂“十三”と、4位の井上ユースケも既に2軍暮らしなので、
即戦力候補のルーキー投手が全員1軍から姿を消してしまった。

今キャンプはWBC組がハイピッチで調整していたので、
それに釣られてルーキーたちもピッチが上がったのかも知れない。

でも、まだキャンプも終わっていない段階だから、
そんなに大騒ぎすることないのかも。

それより、去年の長谷部のケースみたいに、
1軍行きを焦って故障が長引くことのないように願いたい。

ノムさんは「今年の新人はアテにしない」って言い切ってるけど、
そもそもルーキーなんて、そんなもんですから。
それを考えると、一昨年のマー君って凄かったんだねぇ。

でも、これでヒロミチお兄さんの開幕1軍は絶望的。
貴重なサウスポーの離脱は痛いなぁ
…まだ長谷部も1軍に上がってないし。

けど、既に先発が確約されている片山は置いとくとして、
昨季は中継ぎだった有銘と佐竹、ナベコーの働きぶりがカギになるかも。
特に有銘は先発要員の一角に入ってくるんじゃなかろうか。

その一方で、育成選手のジョーブ森田が1軍に帯同する。
ルーキーの中で一番のベテラン選手なことは確かだけど、
即戦力ルーキーを差し置いての“出世”は、いい感じだ。

ジョーブには育成枠ならではの“ガイナ”っぷりを発揮して欲しいものですわ。

秘密兵器登場! その名は…

昨季、手も足も出なかったダルビッシュ攻略用の秘密兵器が投入された。

その名は…「ダルビッ君」!(苦笑)

つっても、打撃マシンにダルの顔写真や、
網に連続写真が貼り付けてあるだけだけど。

「あくまでイメージトレーニング」
考案者の関川コーチは、こう言ってますが。

「相手がダルビッシュなら仕方がない」
そんな諦念を払拭させるのが狙いだろう。

昨季の対東北R戦績は3試合2完投2勝0敗、防御率0.45、自責点1。

別に東北Rだけがやられたわけじゃなく、
他球団だって似たりよったりの対戦成績。

でも、東北R的には数字以上に“やられた”感が強いわけで。
それに、やられっ放しだとノムさんの沽券に関わるから。

ノムさんは「ダルビッ君」の写真にパンチしたり、
「どっちがいい男や?」と顔を並べたり…(再苦笑)

んー、どこが「ID野球」なんだって感じも…。
でも、今年のスローガンは「氣」ですから。

にしても、ダルが東北高校を卒業するとき、
ドラフトで指名しなかったツケが、
何万倍になって返されてるような…。

ただ、あのとき東北Rに入団していても、
今のような投手になれていたかどうか…。

やはり北海道Nというチームだったからこそ、
才能が余すところ無く開花されたのかも知れない。

それに、当時の東北Rは出来たばかりだったから、
大学や社会人の即戦力を求めてたってこともあるし。

どっちにしても、ダルに打ち勝たなければ来季のCS進出は望めない。
かといって秘密兵器の名前が「ダルビッ君」というのも…(再々苦笑)

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来た人、去った人。

ノリが紅白戦で「4番サード」で先発。

近鉄時代の茶坊主・朝井から痛快なレフト前ヒットを放ち、
東北Rでの“スラッガーデビュー”を飾った。

「超ベテランだし注目していないよ。今さら1本打ってもね。ほっとけばいい」
こうノムさんが言うぐらい、当たり前といえば当たり前のヒットではある。

それより何より、ノムさんが喜んだのが、その守備。
強いゴロを何気に捌いてダブルプレーを難なくゲット。

ノムさんも「去年の三塁手とは大違いや」と太鼓判。
去年の三塁手といっても、草野のことじゃないよ。

その「去年の三塁手」で思い起こされるのが、
去年の7月26日、対オBs戦@大阪ドーム。

その「去年の三塁手」がやらかした、
ノムさんも「半世紀を超える野球人生で初めて見た」と呻いた世紀の珍プレー。

その「去年の三塁手」に思わず「国に帰れ!」と怒鳴ったとか怒鳴らなかったとか…

にしても、その「去年の三塁手」が国に帰るどころか、
まさかエラーした相手のチームに入るとは…。
しかも、そのチームでも三塁を守るとか守らないとか。

オBsを解雇されて辛酸を舐めた選手が、今季はホットコーナーをガッチリ守り、
昨季はホットコーナーでノムさんに辛酸を舐めさせた選手が、そのオBsに行く。

東北RとオBs、やはり目に見えぬ因縁で結ばれているのか。

でもなぁ…去年の9月23日、対埼玉S戦@西武ドーム。
優勝を目の前にして沸き立つライオンズファンを一瞬にしてドツボに叩き込んだ、
あの一撃には鳥肌どころか、思わず失禁しちゃったもんなぁ…(ウソ)。

個人的には、今季は東北Rとは切り離して、
純粋に「去年の三塁手」限定で応援できるから、
むしろよかったんだけどね。

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このままお蔵入り?

今や野球マスコミはWBC一色。

東京ドームのチケット売り場でも、
日本絡みの前売りチケットは、ほぼ売り切れ。

まだ対戦相手の決まっていないカードも、
日本代表が出場する可能性がある試合は、
チケットが気持ちよく捌けているようだ。

一方、「韓国対台湾」戦なんかは、
こちらも気持ちよくチケットが売れ残っている。

韓国代表だって、それなりの選手を揃えて来ているわけだし。
それに、日本代表戦ほど観客もいなさそうだ。

ナショナリズムなんて気にせず、
純粋に選手のプレーだけを堪能すれば
それはそれで「野球の旨み」が味わえそうだ。

それはさておき、WBCの影にスッポリ隠れてしまった「15秒ルール」。
あれだけ大騒ぎしてたのに、今や「15秒ルール」を云々するマスメディアなど影も形もない

まあ、そこだけを切り取って「だからマスコミは無責任」だなんて言うつもりは毛頭ない。
所詮「15秒ルール」なんて、WBCが始まるまでの場繋ぎ的なネタに過ぎなかったのだ。

WBCが終わり、公式戦が始まるころには、
ファンは「15秒ルール」のことなんて覚えちゃいないんじゃないか?

いざシーズン中に審判が下手に「15秒ルール」を適用したりすれば、
観客席から「何やってんだよ審判(笑)」って失笑が沸いたりして。

まあ、どうせ消えてなくなる程度の泡沫ルールだったから、
敢えて反対する必要もなかったかな?

むしろムキになって「導入賛成」を訴えた方々を、
「ご苦労さん」って労いたいぐらい。

それにWBC代表選手たちが12秒ルールを経てきても、
公式戦でも15秒ルールに則ってプレーするとは思えない。

それが日本の野球なんだから。
それでいいじゃんって思うけどね。

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僕はカレーです!

マー君の“朝カレー”CMをテレビで見た。

朝っぱらからへヴィーローテーションでオンエアされている。
「朝カレー」なんだから、朝に流れるのは当然か。

キメ台詞は…「僕はカレーです!」
一緒にオロナミンCを飲むと効果テキメンっぽそうだ。

しかしコージーよ、“華麗”なる称号を持って行かれたぞ!
ヤバい! 自称「カレーの浩二様」が使えなくなる!

今季は「茶漬の浩二様」に改名するとかして、
どうにかこうにか切り抜けないことには…。

そのためにも今季はマー君の勝ち星を追い抜いて、
「本当は僕がカレーです!」と奪還しなきゃあね。

あと「ハヤシのオンユ様」ってのもいるけど…
1軍に外人投手は既に3人もいるからなぁ。

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去る人、来る人。

WBC代表候補の岩隈とマー君が、
合宿のため宮崎へと去って行った。

今から先発要員の一人に挙げられている岩隈はもとより、
ノムさんに「落選かも」とリークされたマー君も、
凛々しい顔で宮崎の地に降り立っていた。
(ダルの露払いみたいだったけど)

去る人がいれば、来る人もいる。
“打撃王”リックさんと“ヤレバデキルゥ”おセギが、15日から練習に参加した。

昨季、ついに首位打者に輝いたリックさん。
野球に取り組む姿勢が真面目だからねぇ、勲章を取れてよかったと、つくづく思う。

昨季はシーズン途中から加入して、打棒が大爆発したおセギも楽しみ。
WBCパナマ代表を辞退してまでのキャンプイン。
今季にかける期待のほどがうかがえるわ。

フェル砲が抜けて打者は2人しかいないけど、
守備の穴をノリが埋めることを考えればお釣りが来る。

しかもフェル砲にオBsのサードを守ってもらえれば、こんな有難い話はない。

投手ではラズナーとチルダースが実戦登板。

ノムさん、ラズナーを最大級の褒めよう。
今から岩隈、マー君に続く3番手を確約した。

確かに、ラズナーが安定してローテーションを回せれば、こんな心強いことはない。

一方のチルチルはメロメロ。
2度のボークと球威のない直球で失点。
でもまあ、まだ慣らし運転だからね。

フォークの切れはバッチシだったというから、日本のマウンドに慣れて、
調子が上がって球威も向上していけば、抑えの有力候補に変わりはない。

ただ本音を言えば小山やグウィンにプレッシャーを与えるためにも、
今から抑えとして実力の片鱗を披露しておいて欲しいところだけど。

あとはグウィンを、どこで使うか、か。
クローザーか? セットアッパーか?

昨年、日本のマウンドを経験しているというアドバンテージがあるんだから、
チルダースよりクローザーとして先んじて欲しいところですな。

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もう結論は出ています

一昨日も大量のアクセスと様々なコメント、ありがとうございました。

これもひとえに、反対派(=15秒ルール擁護派)によるこじつけにも似た意見に対する批判と賛同が入り乱れ、うねりのように大きくなってきたからでしょう。

ではなぜ「15秒ルール」擁護派が出した意見が「こじつけ」っぽいものになったのか?
それはそれで、止むを得ない理由があります。

実は「15秒ルール」自体が、こうした試合のスピードアップに相反する、
野球の本質とは根本的に矛盾した致命的な欠陥を内包しているからです。

「試合のスピードアップのためには15秒ルールの適用は止むを得ない」

擁護派の意見をまとめると、この当たりに落ち着くのではないでしょうか?
そもそもNPBがスピードアップのために決めたルールですから、少なくとも私にはそう思えます。

しかし「ダラダラした試合だなぁ」と感じる一番の要因って、何でしょう?
野手たちがダラダラ歩いて守備位置に就くことですか?
そうした選手たちは最近あまり見かけないような気もしますが。

投手がセットポジションに就いてから投げるまでに時間がかかることですか?
むしろ、真剣な顔つきで打者に対峙する投手の表情が好きだという人のほうが多いのでは?
この「投手対打者」の対決こそが“野球の醍醐味”なのですから。

この醍醐味をブチ壊す最大の要因…それは四球です。
四球…つまりボール球こそが、試合にダラケた印象を与える要因なのです。

昨年の4月10日、北海道N対東北R戦@札幌ドーム。
ダルと岩隈が投げ合って1対0で北海道Nが勝利した試合、覚えてますか?

このゲームの試合時間、いったいどれぐらいだったと思います?
たったの2時間8分でした。
午後6時に試合が始まったので、午後8時過ぎには終わったことになります。

いい投手がストライクばかり投げて、ボール球を投げず、
四球で走者を出さなければ、すぐに野球の試合なんて終わるのです。

ところが、試合時間を強制的に短縮させたいがために、
ダラけた印象を与えるボールカウントを、わざわざ一つ増やす(笑)

こんな矛盾にすら気が付かないなんて…
野球を知ってる知らない以前の問題です。

なぜ「15秒ルール」は野球の本質に反しているのか?
…これが理由です。

--

それにしても、この北海道N対東北R戦@札幌ドーム。
15秒ルール擁護派には、これ以上ない理想的な試合でした。

なにせ2時間ですからね、地球環境にも優しい!
なにせ2時間ですからね、ライト層とやらも飽きずに見られる!

両チームとも3安打に抑えられ、
ワンチャンスをモノにした北海道Nがゲームを手中に収めた。

1シーズンに1回あるかどうかっていうほどの投手戦、名試合でした。

しかし、同じような試合が次も続いたら?
さらに、何試合も同じ試合が続いたら?

ライト層はプロ野球を見続けてくれるんですか?
全く点の入らない試合ばかり見続けて飽きないんですかね?

野球は投手の球を打者が打つ
…そうして成り立つスポーツです。

ロクにヒットも出ず、点も入らないようなゲームを、
ライト層が喜んで見るとでも?

はっきり言って“ライト層”“コア層”なんて、
単なる言葉遊びに過ぎません。

こんな言葉、口にする(というか文に書く)のも馬鹿馬鹿しいのですが、
敢えて言っておきます。

--

それから、あくまで「15秒ルール」に反対しているだけで、
何でもかんでもNPBに反対…なんてことは、どこにも書いてません。

何の問題も無ければ、何も言いません。
変なルールだから、変だと言っているまでで。

これを「選手会のいうことなら何でも賛成なのか」なんて、
まるで「組合潰し」みたいな論理にすり替える人って、
果たして野球に興味があるのか、逆に疑念を抱きますね。

まあ「15秒ルール」については、今や日本中が反対している人たちばかりなので、議論するまでもなく変なルールだったんでしょうけど。

むしろ「15秒ルール」に文句を付けることに文句を付けるほうが、
そうした意味では問題ですね。

NPBのやることに何の文句も付けるな! 
みたいな高圧的な姿勢が伺えて気になりますけど。

--

それから、実行委員会のメンバーが野球をやったことがあるか調べたか、と。
調べるも何も、マスコミで野球解説者がこぞって言ってるじゃないですか?

例えば江本孟紀はサンスポでこんなことを書いてました。
「こういうルールは実際にプロ野球を経験したOBなどの意見を聞かないで決めるからおかしなことになる」

たぶん本当なんでしょう、元国会議員が言ってるんですから。
あと大沢親分も「サンデーモーニング」で同様のことを言ってましたな。

ていうか、そうしたメディアの情報を確認したうえで質問されたらどうでしょうね。
これも答えるまでもない質問ですが、とりあえずお答えしておきます。

第一、実行委員会のメンバーが野球をやったことがあるとかないとか、
そんなことなんてどうでもいい話です。

問題は、会議室の机の上で適当に決まった事柄が、実地検証もなされぬまま、強引に実戦で適用されようとしていることにあるわけで。

それを「野球経験」にすり替えて反論するのは、お門違いですね。

--

ただ、もう個人的には結論が出ています。

「やはり15秒ルールは不要」

そして

「試合にスピードアップは必要ない!」

スピードアップが求められるべきは試合そのものではない。

選手をはじめ監督・コーチ、さらには審判も含めた、
フィールド上の人間すべてに対する意識に対して、です。

みんながスピードアップを念頭に動けば、
自ずと試合もスピードアップしていくはず。

それをルールという“法規”で強制すべきではありません。
何度でも言いますけど、野球場はトヨタ自動車の工場ではありません。

工場なら生産管理者が労働者を監視しながら、
生産ラインをコントロールするのは当然かも知れない。

でも、審判が時計とニラメッコしながら選手の動きを監視するなんて、
ナンセンスの極み。

入場料を払っている観衆に見せるような光景かって思いますけどね。

--

ただし、闇雲に時間短縮に反対なわけじゃありません。

江本は、こんなことを言ってます
「時間短縮ならストライクゾーンを広げてもいい。審判はゲームの演出者でもある。大差のついたゲームではきわどい球を迷ってボールにするより、どんどん試合を流せばいい」
同じようなことをダルビッシュも言っていました。

ボールを投げず、ストライクがポンポン入れば、試合は早く終わる。
審判が際どい球をすべてストライクに取れば、進行は早まる。

現代野球の傾向が「打高投低」にあるのは間違いないわけですから、
ちょうどバランスが取れるんじゃないですかね。

でも「15秒ルール」なんて間抜けなルールを考える人たちには、
こんな発想、とても期待できません。

15秒ルールには、こうした実際にプレーしている(orしていた)人の視点が反映されていない。
ルールの制定に現役選手を参加させろ…とまでは言いませんけど。

まあ、裏づけのない“机上の空論”は、実戦の中で淘汰されていくことでしょうけど。

震源地って…ノムさんだったの!?

11日の「13日の金曜日…何が起きる!?」で書いた、古田敦也の久米島来訪。

古田は球団のお偉いさん方に擦り寄るのかと思ったら、
なんとノムさん自身がテレビカメラの前で“後継者”を打診したからビックリ。

「オレの後、狙っているらしいな。島田社長と飯食ってるって噂あるぞ。いいじゃない次やれば」

なんとまあ、身もフタもない言い方だ。
でも、これがノムさん流だから、思わず笑っちゃう

「野村監督が来年もやってらっしゃると思いますよ。はっきり言っときますが、狙ってもないしオファーもない。噂の主は監督でしょう?」

古田はこう言うのがやっと。そりゃそうだろう。
ここで「はい、やります」なんて言うわけきゃないよな。

なんとも麗しき“師弟愛”ではないか!
一体、誰が“犬猿の仲”なんてフカシをコいたのだ? …俺だ。

でも、2人とも“師弟愛”というベールの裏側で、
監督の座を巡って腹を探り合っているようにも見えるし。

2人とも球史に名を残す名捕手だけに、そのへんはプロ中のプロ。
まさに“タヌキ”と“キツネ”の化かし合いみたい。

ただ、もう暫くは古田も“浪人生活”を満喫したいのでは?
来季から早速っていうのは、いくらなんでも早すぎるだろうし。

それに、ノムさんも古田の心境も代弁していた。
「プレーイングマネジャーは難しいよ。もう一度、監督一本でという心境は分かる」

なお、個人的にはノムさんの後継者に、八重樫幸雄さんを推薦しております。
ヤクルトの正捕手時代と同様、八重樫→古田って順番でもいいのでは?

一方、お偉いさんの末席にいるヨネジュン代表は困り顔とか。
「現状ではそういう構想はないんですが…。決めるのは球団ですから」

「決めるのは球団」って、あんた球団の代表じゃないの?
そんな他人事みたいに。

それとも、次期監督構想をヨネジュンに尋ねるのが間違ってるってことかな。

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秘打の次は魔球です

どのスポーツ紙もマー君の魔球「マー球」をこぞって取り上げている。
どこも大絶賛……かどうかは分からないけど、少なくとも私は大絶賛。

「すごい取りにくかった。見たことない球ですよ」
思わず魔球を受け損ねた岩隈も、ビックリしゃっくり大コーフンだ!

これはフォークか? それともナックルなのか?

まさか1月に神戸のイベントで共演した
女子高生ナックルボーラーの吉田えりchanから、
ピロートークで直々に伝授されたのか!

そんなこと あるわけないか すいません m(_ _)m

「マー球」というネーミングは如何なものか…というビミョーな点は置いといて、
マー君が魔球の開発に成功しつつあることは、素直に喜ばしい。

さて、これがどんな魔球かというと、フラフラ揺れて落ちる「無回転フォーク」。

ご存知の通りWBC使用球は表面が滑りやすくて縫い目が高い。
いつものフォークの握りで投げても、WBC使用球は指の間から抜けやすく空気抵抗も受けやすいので、こうした変化が生まれるらしいとのこと。

ここまで秘密を明かして“魔球”かよっていう気もしないでもないけど、
打者が秘密を知ったところで、簡単に打ち込めるわけでもなかろうし。

ここでひとつ、問題がある。
マスコミの名付けた「マー球」という名称がダサいことだ。

ここはマー君と魔球を引っ掛けて「マーキュン」と命名したい。
マー君の魔球「マーキュン」…駄洒落みたいだけど、まぁいいか。
本当に駄洒落だし。

昨日の武ちゃんの秘打「ハブ殺し」に続き、今度は魔球の誕生。
なんか、アストロ球団みたいだ。

だけど、実はもっと深刻で致命的な問題がある。

それは…WBC使用球じゃないと「マーキュン」にならないこと。
つまり、日本の公式球だと普通のフォークにしかならないのだ。

ん~、これは困った。
仕方ない、国内では秘密兵器「田中将大の魔球王」で誤魔化すか。


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「闇」とは「密室」のこと

昨日のタイトルについて「闇」の意味が分からないというご指摘を頂きました。

まぁ、あくまで「密室」という意味で使っただけで、
裏でウゴウゴ蠢く悪企み…なんて意味はありません。

でも、プロ野球関係の話題で「闇」という言葉を使うと、
どうしても「闇取引」とか「裏金」とか「黒い霧」とか、
ネガティブで悪印象な言葉を連想しがちですからねぇ…。
「闇」という言葉は相応しくなかったかも知れませんね。

だからと言って、今回の「15秒ルール」が、
公の場で正々堂々と決まったことにはなりません。

昨日の「キックオフ」ルールのところでも説明しましたが、
FIFAは最初からW杯の予選や本選に導入することはしませんでした。

とりあえず「U-17」という若い選手達の大会で試してみて、
やってみたら実際どんなものか確認してみて、
そのうえでいろいろ協議した結果、導入を見送ったわけです。

だったら、この「15秒ルール」だって1軍公式戦に導入する前に、
2軍戦で実験的にやってみたらよかったのです。

ただし、イースタンもウェスタンもリーグ戦ですから、
やるなら全試合でやらないと公平さを欠きます。
それは、いくらなんでも大変だ。

しかし、イースタンには「チャレンジ・マッチ」
=フューチャーズという格好の“実験台”があります。
この場で「15秒ルール」を念入りに試しておくべきだったんです。

そしたら「思ったより15秒って短いから30秒にしてみよう」とか、
「先頭打者は今までより四球が多くなったり、出会いがしらにヒットを打たれるケースが増えて、まるでタイブレークみたいだから止めよう」とか「いや、かえってWBCに向けて練習になっていい」とか、いろんな意見が出るでしょう。

そうした実験を積み重ねた上で、みんなが概ね納得できるルールを作ってから、
今季1軍に導入してもよかったんじゃないの? って言ってるわけですよ。

同時に「ただいま15秒ルール導入に向けて試験中ですよ」と、
随時マスコミに報道してもらってファンに浸透させておけば、
こんな珍妙な騒動にはならなかったんじゃないでしょうかね?

こうしたことを一切せず、プロ野球で試合したこともないような人たちが、
「チームマイナス6%」だかなんだか知らないけど上からの「お達し」を、
選手や監督たちが納得してないのに「ルール」だとして無理やり押し付けた。
こうした行為を「密室」よりキツい「闇」という言葉で表現したわけです。

「15秒ルール反対」に反対している人たちって、
こうした手順も踏まずに「闇」の中でルールが決まることに、
何の抵抗も抱かない人たちなんですかね?

反対意見を読んでいると「上が決めたことだから反対なんかせず、大人しく従っとけばいいんだよ」みたいな傲慢さが垣間見えるわけです。

まあ、あと何年かしたら「あのとき私は反対したんですけどね」なんて、
どこぞの総理大臣みたいなことを言い出さなきゃいいんだけど(笑)

それから「審判に何様だとは、貴様こそ何様だ!」という意見。
これもまた「闇(=密室)」とリンクしてます。

熱心に情報を収集しているプロ野球ファンは「15秒ルール」なんて先刻ご承知だから、
二塁塁審が球児に「15秒!」って言っても「あ~あ」で終わるでしょう。

でも「15秒ルール」って何のことだか分からないファンのほうが多いんじゃないかな?
特に「ライト層」とかいうファンの人たちに。

球も投げてないのにボールカウントが一つ増えるわけだから、
事情を知らなきゃ、特に自分の贔屓チームなら「なんだよ審判!」ってなるでしょう。

つまり事前にチームにもファンにも浸透させておけば、
審判だって罵声を浴びせられることはないわけですよ。

こんなこと言っちゃミもフタもないんだけど、
既に「15秒ルール」って導入されてるわけだから、
四の五の言ったって仕方のない話です。

でも、一部の限られた「闇」の中の人達の手によって、
外側にいる一般の人間が誰も知らないうちに、
ヘンテコなルールが勝手に決まっていくことだけは、
どうしてもスンナリ認めるわけにはいかないんですよ。

あのオリックスと近鉄の合併劇だって「闇(=密室)」の中で決まったこと。
その間に産み落とされた“鬼っ子”イーグルスのファンとしては。

まあ、いわんこっちゃないって感じですね。

「15秒ルール」の影に潜む闇

昨日も「真に必要なことって何?」に多数のアクセスと長文のコメントを頂き、
誠にありがとうございました。

「15秒ルールには反対だけど、スピードアップには賛成」
意見をまとめると、ここらあたりに落ち着きますでしょうか。

さて、北海道Nと阪神の練習試合。

強行突破を宣言していたダルビッシュではなく、
球児が15秒ルールの餌食になってしまいました。

皆さん、見ましたか?
二塁塁審がストップウォッチ片手に“申告”するシーン。

昨日も書きましたけど、あんなシーンは絶対に見たくなかった。
球児であれ、ダルビッシュであれ。

二塁塁審、お前何様だよ、と。
試合の流れを止めるなよ、と。

だからこそ「試合にスピードアップは必要か?」と疑問を呈したんです。

虎キチは、どうなんでしょう? 
以前から球児に「チャッチャと投げんかい!」と不満タラタラだったんでしょうか?

それとも、いろいろ投げる前に時間かかっても、
「アレないと球児ちゃうよな」と“儀式”みたいに思っていたのでしょうか?

自分的には後者を支持しますけどね。

それを含めて“野球”だと思いますし、
それを認めて応援するのがファンだと思いますから。

--

15秒ルールで思い出すのが、以前サッカーで導入されかけた“キックイン”。

スローインだと時間がかかるので、足で蹴り入れようというもの。
目的は15秒ルールと同じ、スピードアップのため。

キックインが試行されたのは、1993年に日本で開催されたU-17世界選手権。
でも結局は見送られ、今ではフットサルやビーチサッカーでしか行われていない。

ではなぜ、導入が見送られたのか?

確かにリスタートは早まったので、
目的のスピードアップは達せられた。

しかし、手で投げ入れるより足で蹴り入れたほうが、
当然ながらボールの飛距離は長い。

そこで、背の高い選手を目標に蹴り入れれば、
そこを起点にして簡単に点が入るようになった。

結果、大味な試合ばかりになってしまった。
サッカー界は試合のスピードアップより、クオリティを優先したわけだ。

--

もちろん15秒ルールに全く同じことを当てはめて考えろと言っているわけじゃありません。

でも、いくらランナーなしとはいえ、打率や本塁打トップの打者相手に、
ロクにサインも交換せず投球していいものでしょうか?

キックインと同様、いきなり長打を喰らって、
それを契機に大量失点…なんてことになったら、
ますます試合時間が延びちゃう。
これじゃ、まさに本末転倒です。

そもそもが、今季イキナリ導入を決定して選手たちに強制する前に、
昨シーズン、フューチャーズででも実験的に試行して、
問題点を改善したうえで導入してもよかったんじゃないですかね?

この「15秒ルール」には、試合時間短縮という“大義名分”以前に、
日本のプロ野球界が抱える“闇”みたいなものが透けて見える。

今回、頂いたコメントを通読して、そのような感想を抱きました。

誕生!秘打「ハブ殺し」

武ちゃんがキャンプで初の特打にチャレンジ! 
…なんて記事がスポーツ各紙に載っていた。

サク越え41本、うち場外弾11本。

左翼フェンスのネットの後方は防風林で、ハブがウヨウヨしている場所とか。
そこに打球をブチ込まれちゃうと、用具係は球を拾いに行くのも命がけ。

打球が飛び込むたびに「またハブだ~」と、何がなんだか分からない悲鳴が。
噛まれて殺されるわけにもいかないので、打球は“放置”プレー。

これじゃ、ボール代がかさんで仕方がない。
でも、ハブに噛まれて死ぬわけにもいかないし。

しかし、打球が直撃して死んだハブが一体、何匹いるのだろう?
まったく罪作りな秘打「ハブ殺し」だぜ。
こんな新殺法の誕生は“拳聖”マス大山の「牛殺し」以来だよ。

それも直径11cm×重さ4.6kgという極太“鍛錬棒”での素振りの賜物。
この「ハブ殺し」バットで、40歳にして40ホーマーに挑戦するのだ。

秘打「ハブ殺し」誕生を記念して、
40歳40ホーマーを、ここに「アラフォーマー」と命名したい。

しかしまあ、よくやるぜ!
まさにオヤジ達の鏡だよ。

アラフォーマーが実現したら、
88年の南海・門田以来になるんだそうだ。

門田って頑固者の代表で、南海時代は野村兼任監督をホトホト困らせていたそう。
でも、武ちゃんは真逆。アラフォーマーを打てるのも「ノムラの教え」のお陰だ。

ジャーマン山崎の秘打「ハブ殺し」は、
果たして東京スーパースターズ殿馬の秘打「マンガッタンライナー」を超えることができるのか?

これもまたアラフォーマーとともに、
今シーズンの新たな楽しみのひとつだね。


真に必要なことって何?

昨日の「試合にスピードアップは必要ない!」にも再び多数のアクセス&コメントを頂き、
誠にありがとう m(_ _)m ございます

ですが、やはり「試合にスピードアップは必要ない!」という気持ちに変化は起きませんでした。
むしろ自論に自信が持てたほどです。

それどころか、反対意見の中にあった「野球が離婚の原因」とか「ライト層コア層」といった、
こじつけみたいな引用まで飛び出してビックリしております。
こんなことまで持ち出して反対することか? と、正直思いましたが。

でも反論する気にもなりませんので、言いたいことだけ言わせていただきます。

ノムさんやダルビッシュや岩隈は、試合時間を長引かせたいがために反対しているわけではありません。

15秒ルールがプロ野球の本質を歪める危険性を孕んでいるからこそ、反対しているのです。

例えばローズやカブレラ、あるいは中島やおかわり君を相手にしても、
たった15秒じゃ入念なサイン交換もできず、
間合いを外したりといった“小技”を効かせることもできない。

しかし15秒以内に強制的に投げさせられた挙げ句、
ホームランを打たれて負けても、敗戦の責任は投手が負うのです。

スピードアップのためなら、こうした投手と打者との“駆け引き”を犠牲にしてもいいのか? 
と主張しているのです。

ただ、ダルや岩隈レベルの投手なら、まだ15秒ルールに適応できるかも知れません。

しかし、ベンチからサインが出ているようなバッテリーだったら、とてもじゃないけど15秒じゃ収まらないでしょう。

別に、バッテリーが乱数表を使っていた時代に戻せなんて言ってません。
やらずもがなの、余計なことをわざわざやるなと言っているだけです。

あと気になったのが、試合時間の短縮例に高校野球を引き合いに出す意見です。

こんなこと言うまでもないのですが、
同じ野球でも高校野球とプロ野球は似て非なる別物です。

高校野球は“教育”です。
選手たちは観客などに目もくれず、目の前の白球だけを一生懸命に追いかけている。
試合時間が短いのは当たり前です。

一方、プロ野球は“職業”です。
選手たちは相手を欺くことばかり考え、
敵より上を行くために鍛錬し、
観客にいいところを見せるために練習している。
試合時間が長くなるのも当たり前なのです。

この違いすら分からないのに「プロの試合を高校野球なみの時間で」なんて主張するのは、
並木藪の蕎麦と「緑のたぬき」を一緒くたにしているようなものだと言えるでしょう。

あと「ライト層」というのも、よく分かりません。
選挙で言う「浮動票」みたいなものでしょうか?

たかだか15秒ルールを徹底したぐらいで「ライト層」が増えるものでしょうか?

たとえばイチローがオリックスで活躍していた時代のGS神戸には、
入りきれないほどのお客さんが詰めかけました。

でも、イチローがシアトルに去った途端、GS神戸からもお客さんが去っていった。
このお客さんみたいな人たちのことを「ライト層」と言うのでしょうか?

だとしたら「15秒ルール」みたいな姑息な手ではなく、
各球団ともスーパースターの育成に地道を上げることこそ本道なんじゃないでしょうか?

最後に、二塁塁審がストップウォッチで時間を計っている前でピッチャーが投球しているなんて、
あまりにも呆れ果てた光景です。

前にも書きましたが、野球場はトヨタ自動車の工場ではありません。
あまりにもプロ野球のピッチャーを愚弄してるのではないでしょうか?

そういう世界に慣れている人は「15秒ルール」をスンナリ受け入れられるんでしょう。
けど、自分的には野球場でまで、そんなシーンを見たいとは思いません。

試合にスピードアップは必要ない!

昨日の「試合にスピードアップは必要か?」に多数のコメントを頂戴しまして、
誠にありがとう m(_ _)m ございます

コメントを通読して改めて思ったのは、
やはり「試合にスピードアップは必要ない!」ということでした。

15秒ルールなんて、もはや論外。

しかもダルだけでなく、岩隈も反対の姿勢を打ち出した。
岩隈は2段モーション禁止ルールで散々な目に遭ったから、
コミッショナー事務局が現場の意見を吸い上げることもなく、
勝手にルールを制定することに強い憤りを抱くのだろう。

「プロなんだから慣れていってもらえるでしょう」などと、
加藤コミッショナーはノンキなことを言っているようだが。

プロでもない人間が、プロに対して偉そうなことを言うな!
一回マウンドに上がって15秒ルールを自分で実践してみろって言いたい。

そもそも侍ジャパンのエース2人が反対しているようなルールが、
果たして真っ当なものだろうか?

2人はWBC出場辞退をブラフにかけても、
15秒ルールの撤廃を強くアピールしたっていいぐらいだと思う。

それから、試合時間が長いという意見。

スタジアムで観戦すれば分かることだが、
3時間なんてアッという間に過ぎる。

一昔前と違って今では各チームとも来場者を飽きさせないように、
イニングの合間にクイズを出したり、チアリーダーたちがダンスしたり、
応援歌を歌ったり、さまざまな工夫を凝らしている。

特に千葉マリンスタジアムなんて、時間がかかって仕方がない。
夏場は花火を打ち上げたり、隠れているリーンちゃんを探したり。

でも、それで試合が長引いても、文句を言ってる客なんて一人もいなかったよなぁ。
むしろ試合が長引けば、それだけマリーンズサポーターの応援を見ることができるから、
かえってトクしたと思えるぐらいだ。

こうしたイベントを山盛りに詰め込めば、とても3時間以内に終わるはずがない。
それにテレビ中継だとCMが流されていて、こうしたイベントが画面に映ることもない。

テレビの前でタダで見ている人たちが付ける「試合が長い」という文句のために、
入場料を払ってスタジアムで観戦している人たちへのサービスが削がれてしまう。
本末転倒とは、まさにこのことだ。

こうしたアトラクションなんて見たくない!
純粋に選手のプレーだけで楽しませてくれ!

そういうファンもいるだろうが、今の球場は居場所がない。
自宅でCSの完全中継をHDレコーダーに録画して、早送りして見るほかないのでは?
純粋に選手のプレイだけを堪能したいのなら、それで十分だろう。

NPBも“Let's 省 Time!”なんてクダラないキャッチフレーズを考える前に、
もっと省くべきムダがあるんじゃないか? 例えばコミッショナー本人とかね。

13日の金曜日…何が起きる!?

13日の金曜日に“ジェイソン”ならぬ古田敦也が、
久米島を取材に訪れるそうだ。

おまけに三木谷&島田のオエライさん方も、
同じ日にやって来るとか。

古田は次期監督を狙ってオエライさん方にスリ寄り、
ノムさんは心穏やかではない…。
WWEのシナリオなら、こんなアングルになるか。

かつては“師弟”なんて呼ばれたノムさんと古田だけど、
今ではモッパラ“犬猿の仲”との噂。

4年間も苦労して育ててきた東北Rというチームを、
古田にチャッカリとゴッツァンされるのは、確かに腹が立つよな。

まあ、本当かウソかは分かりませんけどね。
ただ、それを抜きにしても、古田監督だけはカンベンしてもらいたい。

彼に監督としてのセンスや能力がないのは、
東京Yの監督時代にハッキリしている。

憶測に目くじらを立てるのも大人気ない話だが、
シーズン中に“古田監督”の新聞辞令が出てきたら断固反対したい。

なお、個人的にはノムさんの後継者に、
八重樫幸雄さんを推薦しております。

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発走!クローザー・ダービー

それにしても昨季は抑えで散々な目に遭ったなぁ。

忘れもしない対福岡Sの開幕戦。
これがケチの付け始めだった。

岩隈の久々の力投で勝利間違いナシと思っていたら、
抑えのドミンゴが逆転サヨナラ3ランを打たれる奇跡の敗戦。

その後も抑え候補の本命だった“猜疑神”小山の調子が上がらず、
コージー青山、ツヨシ川岸、有銘とクルクル日替わり状態。

シーズン途中でグウィンを入団させたものの、
決め球がないので抑えにはいまひとつだった。

また、マー君や永井、朝井ら先発陣が序盤でKOされる試合が次第に増えていき、
猫の目継投で凌ぐ日々が続き、結局は岩隈以外の投手で勝てない悪循環に陥った。

紀藤コーチが渋い顔をして何度もマウンドに足を運ぶ姿が、
今でも脳裏に浮かぶだよ。

この投手陣の改善が今季の強化ポイントになったのは言うまでもない。

北海道Nの投手陣を整備した佐藤義則をコーチに招き、
若手には技術面だけでなくメンタル面の強化も図った。

外国人投手ではドミンゴとインチェを解雇し、
ラズナーとチルダースを補強。
グウィンを残留させて外人投手3人体制を敷いた。

さて、今季は誰に抑えを任せるべきか。
佐藤コーチは記者会見で、まだ決めかねていると言っていたけど。

ならば折角なので、ここで予想してみよう。

◎マッチ
まあ、今のところチルダースが本命でしょうな。

昨季マイナーリーグで20SPという実績からして、
クローザーとして獲得したような部分もあるし。

でも、あの“ドミンゴの悪夢”もあるから過剰な期待は禁物だ。

それにしてもチルチルって愛称、
“散る散る”を連想させるので使いません。

○一場
個人的には以前から抑えで使うべきだと思ってたんだけどね。
佐藤コーチは、一場本人の頭(考え方)次第と言っていた。

フォームを改造して球威が増したので、
この球をムラなく投げ続けることさえできれば、
抑えだけでなく先発でもどこでも使えると。

なので、マッチが抑え失格になった場合に。

▲猜疑神
♪猜疑神~猜疑神~おれ小山~

一昨季の16SPはどこへやら、昨季は4SP止まり。
しかも出たら四球を連発しては自滅という悪循環の繰り返し。

まったく、小山が登板したら、
こちとら猜疑心の塊になっちゃったよ。

でも、キャンプでは上々の仕上がりみたい。
とりあえず中継ぎで登板して完璧に抑えることに専念か。

☆ツヨシ
昨季はプロ初勝利に加え、4勝3敗3セーブと好成績を残したツヨシ。
崩壊投手陣の中じゃ最も安定した中継ぎだったんじゃなかろうか。

中日を自由契約になってテスト生で入団してきた男が、
見事にドン底から這い上がってきたシーズン。

しかも美人女子アナのかおり夫人との間に第一子も誕生。
今季は気合が入らないわけはない。

佐藤コーチも、今一番キレのある球を放っているのは川岸だと太鼓判。
今季も中継ぎでの起用が多かろうけど、クローザーだって可能性大アリだ。

△42神
昨季は抑えで入団したけど、結局モノにならなかったグウィン。

決め球にフォークがなく、ウィニングショットがなかったせい。
埼玉Sのグラマンと比較すれば、クローザーとしての質の差は一目瞭然だった。

ノムさんはフォークを取得しろと命じたが、本人が「肩を壊す」と拒否。
でも今のキャンプではどうなんだろ? フォークの練習してるのかな?

グリンだってノムさんのフォーク取得指令を守ったおかげで、
後に北海道Nで先発として成功したんだし、今季は横浜に入団することもできた。

多分グウィンもクローザーじゃなく、
先発か中継ぎ要員として起用されるんじゃないかな。

それとノムさんが名づけた“ミチル”という愛称。
グウィンという名前と全く関連性がなく、何だか分からないので使いません。


まあ、今季のクローザー候補は、ザッとこんなところ。
マッチが成功すれば一場を先発に持っていけるしね。

阪神のJFKみたいに、小山→川岸→チルダースの“KKC”が確立すれば、
CS進出もグッと現実味を帯びてくると思いますよ。

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試合にスピードアップって必要か?

よく「試合のスピードアップを図りましょう」って意見を耳にする。

たぶん地上波中継が試合の途中で打ち切りになると、
テレビ局にファンからの抗議が殺到するので、
それに辟易したテレビ局と広告代理店がNPBに注文を出したんだろう。

でも、ファンにとっては1分1秒でも長く選手を見たいわけだから、
できるかぎり長く試合をしてもらったほうが、ありがたい。

それに今やプロ野球中継の主流はCSに移り、地上派中継は減り続ける一方。
そんなテレビ局への抗議も減っていることだろう。

だけど“スピードアップ”という掛け声だけは、今でも幽霊みたいに漂っている。
例えば攻守交代のときスクリーンに表示される時間のカウント、あれはウザい。

別に時間かけて交代したっていいじゃん。
それだけファンは選手を長く見ることができるわけだから。

さらに今度は「15秒ルール」だって。

キャッチャーから返球を受けて15秒以内に投球しない場合、
ピッチャーは審判に「ボール」を宣告されるってルールだ。

これにノムさん、噛み付いている。

これってお客さんのこと考えているのかね?
お客さんに失礼が当たるような行為は注意しなきゃいけないと思うけど、
試合時間を短くすることって、お客さんが望んでるの?
一概には言えないけど、お客さんってスタジアムに長くいて楽しみたいんじゃないの?

昔、これと同じようなことを上岡龍太郎もテレビで言っていたような気がする。

技術が上がって今と昔とは時代が違うんだから、2時間では終わらないですよ。
打高投低の時代なんですから、3時間はかかるでしょ。
今は1―9番まで気が抜けないんだから

特にパはDH制を採用しているから、セより余計に時間がかかるし。

ピッチャーとキャッチャーがサインの交換に、
いくら時間をかけてもいいと、個人的には思う。

「早く投げろ」というイラダチより、
「次は何を投げるんだろう?」という期待感のほうが先立つからだ。

それに球場を2時間で追い出されるより5時間もいられたほうが、
ファンはトクした気分になるよな。
好きな選手たちを倍は見続けられるんだから。

要は“スピードアップ”にかこつけて、
球団はじめ関係各所が経費を削減したいだけなのでは?

ナイターの照明代だって馬鹿にならないし。
球団や球場の職員だって早く帰りたかろうし。

ビールの売り子に支払う時給だって、試合が長引くほどかさんじゃうし。
かといって時間が遅くなるほど客は帰るから売り上げも減っちゃうしね。

でも、野球場はトヨタ自動車の工場じゃないんだから。
そんな些細な物事のためにプロ野球の魅力が削ぎ落とされるべきではない。

攻守交代の時間のカウントも、15秒ルールも、いりません。

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マコのポジション

キャンプが第2クールに突入したところで、
ベテラン小坂誠が一軍に合流してきた。

ニックネームを“コサカーナ”と名付けたいところだが、
すでにグラドル小阪由佳のものなので、ここは“マコ”と呼ぼう。

千葉L時代はショートが定位置だったが、
巨人に移籍してからは二塁や三塁が多かった。

東北Rのレギュラーは二塁に高須、ショートにNAOTO、三塁はノリ。
バックアップに草野、ウチケン、そしてマコか。

すでにマコも35歳
ノムさんは守備コーチとしての役割込みで期待している様子だ。

現に昨季所属した巨人では戦力外を通告されたものの、
守備コーチとしての残留を強く要請されたという。

だけど、ここに実は大きな問題がある。

Gグラブ賞を三塁手部門史上(現役選手としても)最多の7回受賞というノリは別としても、
高須、NAOTO、ウチケンが、マコに匹敵するだけの守備力を備えているのかということだ。

最初はマコを守備固めで起用していたのに、気が付いたらスタメンで出場していた…なんてことになっていたりはしないか。

「無言ぶりは球界屈指か。黙ってたんじゃ評価のしようがない。35歳なんだから引退後のことは考えているのか。野球界で生きていくなら自分を出さないと道が開けてこない。俺もそうだった」

こうノムさんは言っていた。

だけど、いざ開幕したら引退後の話どころか、
マコとノリがリーグ屈指の三遊間を組んでたりしてね。

それに、無口は東北人の美徳でもある。
黙して語らず不言実行。

マコよ、ノムさんの“ささやき戦術”なんぞに屈することなく、
真っ向からレギュラーを奪取してくれ!

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そういや…個人的には奇跡の2ショット!

ちょっと前の話になるけど、久米島キャンプを訪れた江川卓が、
ビース永井にカーブを伝授したというニュースが報じられたっけ。

うっかりスルーしちゃったけど、これ、個人的には結構な大ニュースだった。

昨シーズン、開幕直後の永井はローテーションの一角を担い、バリバリ勝ち進んでいた。

「おお、ここに岩隈、マー君に続く3人目の柱が生まれたか!」

感激した私は彼に「エーダッス永井」というニックネームを付けた。
「A」に準ずる「A’」に引っ掛けた洒落である。
無論「早くエースになれ!」という願望を込めて。

ところが、なぜかシーズン途中からイキナリといっていいぐらい調子がガタ落ちし、
先発から中継ぎに降格という最悪の状態に陥ってしまったのだ。

この不甲斐なさに憤った私は、
彼から「エーダッス」というニックネームを剥奪。
かわりに「ビース」へと“格下げ”したのである。

この「ビース」というニックネーム。

実は江川が現役時代、KOされた試合後のインタビューで
「こんなピッチングしてたんじゃ僕はエースじゃありません、ビースですね」
と答えたことに由来しているのだ。

その元祖「ビース」が平成の「ビース」に投球術を伝授している…。
まさに「歴史ロマン」そのものではないか!(あくまで個人的にだけど)

なので今季の永井には絶対に活躍してもらい、「ビース」から脱却して、
とりあえず「エーダッス」には昇格して欲しいと願っているわけですよ。

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なんだかイケそうな気がする~!

カミさんの出産に立ち会っていて合流が遅れていた
“元ヤン”ダレル・ラズナーが6日、キャンプに合流。

7日から練習に参加。しかも早速ブルペン入りして50球ほど投げたそうだ。

得意球は大きく縦に割れるカーブ…いわゆる“ドロップ”ってやつですな。
ノムさんも「使えそうな雰囲気がある」とイケそうな好感触をゲットした様子。

去年の日本シリーズで埼玉Sの岸が放ったドロップを絶賛していたノムさん。
投手陣に「習得せい!」とハッパをかけていただけに、
ドロップの使い手の新規加入は願ったり叶ったりだろう。

一方、チルチルも刺激されたかブルペンで熱投。
ミチルと違ってフォークを決め球に使えるので、
クローザーはチルチルに決まりっぽそうだ。

でも“チルチルミチル”って呼び方、キマリなの?

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なぁ~に~、やっちまったかぁ!

去年からノムさんが言っていた“BGM改革”。

あの「女房よ…」がキャンプのBGMに使われるかも……という恐るべき懸念が、
ついに現実のものとなってしまったのだ。

7日、午前中の準備運動中に初めて“オンエア”。
イントロが流れた瞬間、ノムさんはピクリと反応。

顔が真っ赤になり汗が噴き出してきたそうだ。
自分から言い出したくせに…この、お茶目さん(微笑)。

一方、選手の反応はどうか?
マー君は「キタッ!!」とボソッと一言つぶやいたそうだ。

ん~、これだけでは好評か不評かは分からんな。

まあ、今回は最初ということでテスト的に使用されただけでしょう。
けど、これがキャンプ中に延々と流されるようになったら…

たぶん選手たちの間から「集中できないから変えてくれ!」と抗議が噴出だろう、
たとえノムさんの歌といってもね。

タイシといえば大田より中川だろ!

巨人の高校生ルーキー、大田泰士の姿をテレビで見かけない日はない。

やれ早朝から散歩しただの、やれ書き初めしただの、やれ東国原知事が太鼓判を押しただの。
さすが巨人の大物ルーキーともなると、マスコミの扱いも違いますなぁ。

その一方で、まったくと言っていいほどマスコミに登場しない“タイシ”がいる。
そう、東北Rの高校生ルーキー、中川大志だ。

しかし、マスメディアには出てなくても、意外な場所に顔を出していた!
寺田龍平のブログである。

それによると、大田など比較にならないほどの大物ぶりを遺憾なく発揮しているようだ。

やれ笹かまの袋は食い散らかす、やれ飲みかけのペットボトルは床に転がしっぱなし、
やれトイレを占拠しては出てこない。

これらすべて自分の部屋で…ではない。
先輩の寺田の部屋でやらかしているのだ。

あきれた寺田が部屋に鍵をかければ、
まるで取立てのヤクザのごとく呼び鈴を鳴らし続け、ドアをガンガン叩きまくる始末。

インテリゲンチャンの寺田からすれば、こんなワイルドな高校生、
扱いにくいったらありゃしないだろう。

それにしても、まだ高校も卒業してない(はずな)のに、この傍若無人っぷり。
散歩と笹かま、書き初めとペットボトル、そのまんま東とトイレ…。

どうですか! 大田がマスコミにチヤホヤされて牙を丸め込まれている間に、
中川は誰も知らない(寺田の部屋の)中で、牙をヤスリで鋭く研いでいるのだ。

数年後、大田なんぞ遥かに凌駕したスラッガーと化した中川の姿を、
東北Rファンは楽しみに待とうではないか。。
(でも背番号は56と、既に大田の55を一つ凌駕しているけどね)

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山内一弘氏、逝去。

山内一弘氏が亡くなった。
享年76歳。

残念ながら現役時代は知らない。
一番馴染み深かったのはロッテオリオンズの監督時代かなぁ。

ちょうど仙台から川崎にフランチャイズが移った直後。
当時のパ・リーグは前後期の2シーズン制だった。

前期はロッテが優勝するんだけど、
プレイオフで後期の優勝チームに敗れ、結局リーグ優勝できず…。

そんなシーズンが2年ほど続いて、
なんか“悲運の監督”っぽいイメージがあったのが思い起こされる。

ノムさんも「現在のオレがあるのはあの人のお陰」と尊敬する山さん。
2人の年齢は、それほど変わらないのに。

それを考えると、今でも監督やってるノムさんは凄いと思う。
野球人としての実績じゃなく、生物学上の“ヒト”としてね。

ご冥福をお祈りいたします。

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また出てる…しかも三越!

5日の「ダウンタウンDX」にノムさん&サッチーが出ていた。
もちろん目的は新曲「女房よ…」のPR。

しかし、作詞がサッチーというだけでスタジオ中がドン引き…。
あんましPRになってなかったのが笑えました。

さて、番組の中で、ノムさんが三越仙台店の上顧客だったことが暴露された。
購入額もハンパではなく、お礼に三越の社長から食事に招待されたほどとか。

ノムさんは「買い物ぐらいしか趣味がないから…」と弁明してたけど。

でも、金額がサッチーにバレるのが怖いので、
いつも現金とカードの半々で支払っていることまで明らかに。

道理でシーズンオフに休日が3日しかないほど働かされるわけだ。

にしても、ノムさんは楽天市場で買い物してないのか?
野球は“ID”でも、ショッピングはアナログなのか?
それとも楽天は金を貰う相手であり、支払う相手じゃないってことか?
まあ…どうでもいいや。

ただ、Kスタのスコアボードに広告を打っている地元の「藤崎」や「さくら野」じゃなく、東京資本の「三越」ってところが、ノムさんのコンプレックスが何気に垣間見えて興味深かったですわ。


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「チルチルミチル」に異議アリ!

ノムさんが「チルダースって言いにくいからチルチルと呼ぼう」と言ったそうだ。
ほんで「そうなるとグウィンがミチルか」とも。

それにしても「チルチルミチル」って…古過ぎでは?
しかも「青い鳥」といえば既におセギが「クッククック~」とゲッツ(σ^Д^)σしてます!

そもそも「チルチルミチル」って100円ライターじゃん!
もし2人が打ち込まれて、投手陣が大量失点したらどうなるの?

スポーツ紙に「楽天投手陣火だるま! チルチルミチルが火付け役!」
なんて書かれちゃうでしょうが!

縁起でもないので、別の愛称にチェンジ希望です。

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武ちゃんvsサブマリン

WBC投手コーチの山田久志が久米島キャンプを視察して、
岩隈とマー君を絶賛したそうだ。

別に山田コーチに褒められるまでもないけど、
このぶんだと2人とも連れて行かれる公算大ですな。

山田コーチといえば武ちゃんにとって“不倶戴天”の仲。
中日の監督時代に武ちゃんを自身の古巣オリックスに放出した挙げ句、
武ちゃんは引退の瀬戸際まで追い込まれたのだ。

その後、東北Rに来てノムさんと出会い、
再生工場で蘇生して2冠王にまで復活したのは周知の事実。

ノムさんについては本を出すまでリスペクトしている武ちゃんも、
山田コーチに関しては未だに許してないとのこと。

山田コーチのほうは…別に何でもないみたい。
そりゃまあ当然だよな。加害者と被害者じゃ意識が違うもん。

今回も2人は挨拶どころか、顔すら会わせなかったに違いない。
(見ていたわけじゃないから本当かどうか知らないけど)

山田コーチがキャンプ地に足を踏み入れることすら、
武ちゃんには耐え難いことだったんじゃなかろうか?
(と、主砲の心境を思いやってみる)

上司に合わせることのできない不器用な選手だった武ちゃん。
だけどサラリーマンじゃないんだから、
上司に抗ってなお復活してくるところなんて魅力的じゃない。

また、彼を蘇らせたのがノムさんだってことも、
プロっぽくて好きなんですけどね。

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サムライブルー

今夜、国立競技場でサッカー「日本対フィンランド」戦がある。
けど、前売チケットが2万5千枚ぐらいしか売れてないのだそうだ。

代表戦というだけで満杯に埋まっていた時代から見たら、
隔世の感があるよねぇ~!

でも、生来が天邪鬼の私としては、
スタンドが空いている試合ほど見にいかなきゃって気になる。

国立での代表戦の生観戦は去年3月の
「五輪代表VSアンゴラ代表」戦以来になるか。

一方、野球ではWBCが近づいてきた。
しかし、本選が日本で開催される可能性って将来的にあるのだろうか?

5大ドーム+新広島市民球場で開催すれば、
春先の寒さも気にならないだろうし。

NPBも「次は日本でやらせろ!」ぐらい強気で押せばいいのだ。
誰も関心を持ってないアメリカなんかより、
よっぽど客が入るんじゃないかね?

主導権を握っているMLBは首を縦に振りそうにないけど。

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投手全員ブルペン入り

キャンプ初日から1軍の投手20人全員がブルペン入りしたそうだ。
しかも、ルーキーの井坂以外すべてキャッチャーを座らせて投げたそう。

15日から始まるWBCの宮崎合宿に間に合うよう調整している岩隈とマー君につられて、
他の投手もピッチが上がっているのだろう。

初めて日本のキャンプを体験するチルダースが、
全身筋肉痛になるのも無理はないよな。

まあ、岩隈とマー君は別にしても、他の投手は無理は禁物では?
肝心なのはシーズンを通じて一定の成績を上げること。

キャンプで張り切り過ぎて調子を崩し、
シーズンを棒に振ってファンをガッカリさせることだけは避けて欲しいものですわ。

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燃~えろよ燃えろ~よ~キャンプだ燃~え~ろ~!

いよいよチームが久米島入り。
4月3日の開幕に向けて地獄の(?)特訓が始まる。

仙台駅での壮行会じゃあ、
武ちゃんもノリも神妙な面持ちをしていた。

この2人におセギが加われば、
顔だけなら12球団屈指のド迫力クリーンアップの誕生だ。

若手とベテランと外人の理想的な融合…
…これこそが覇権への鍵であり、キャンプでの課題となるでしょうね。

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八幡掛けて…CS進出!

いよいよ明日からキャンプイン!
今シーズンが始まるなぁ…と気分も盛り上がりますわ。

それに先立ち30日には恒例、大崎八幡宮で必勝祈願。
オーナー、ノムさん、松井2軍監督以下、
総勢100人がCS出場を八幡様に誓った。

昔から「八幡掛けて」って言葉があって。
八幡様に誓って「本当に」とか「嘘偽りなく」という意味。
西洋で言う「神に誓って」と同じような意味だろう。

「最後の花道ができるように」
今季が最終年?のノムさん、こうお願いしたそうだ。

でもまあ、八幡様に毎年お参りしている割には、
なかなか八幡様もイイ顔してくんなかったなぁ。

しかし“石の上にも三年”ならぬ“八幡様にも五年”。
今季こそ、八幡様もイイ顔して欲しいもんだよ。

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