東北®日記

東北楽天ゴールデンイーグルスに陶酔する親爺の戯言

2009年06月

松崎伸吾、無念なり…

25日の西谷に続き、29日には松崎伸吾まで2軍落ち。

贔屓の選手が1軍にチラリと姿を現しただけで、
すぐ姿を消してしまった。

まあ、しゃあない。
夏場にベテランがバテたころ、また上がってくるのを待つさ。

しかし、岩隈、朝井、ラズナーと、こんだけ先発要員が欠けてるのに、
よくもまあ5割前後をキープしていられるものだ。

おまけにおセギもリックさんもいない。
スタメンに外人選手の名がないのは東北Rぐらいじゃないか?

みんな故障や不調が回復して1軍に復帰してきたら、
どんだけ強くなるのだろう(と皮算用してみる)。

29日はノムさん74歳のバースデー。
ちょうどいい“仕切り直し”の機会。

札幌で3連勝して、ゲーム差を2に縮めて欲しいところだね。

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“ムース”の名を継ぐ者

はてさて、福盛とリンデンさんの入団発表記者会見が無事に(?)行われた。

福盛は2軍からのスタート。
なにせブランクがあるから即1軍ってわけにもいかんわな。
その間はコージーがクローザーを務め上げるから安心して調整してよね。

さて、ここで注目したいのがリンデンさんである。

6月14日の「登録名はトッド林田?」で引用したウィキペディア。
あれは英語版を日本語に翻訳したものだ。

名前のところに「トッドアンソニー“ムース”リンデン」とある。
本文に“ムース”はリンデンさんの愛称だとある。

ところで、ムース(moose)って…何?

デザートでも整髪料でもシアトルのマスコットでもない。
北米に生息する、巨大な角を持つ鹿のこと。

これって…ノムさんの現役時代の愛称じゃないですか!

ということは、このニックネームが獲得の決め手になったのか?
まさか、そんなことはないだろうけど。

しかし、コーチにノムラ二世を置くだけでは飽き足らず、
さらにムース二世まで呼び寄せるとは…野村家、凄まじい繁殖力だ。

冗談はさておき、
日本プロ野球界に2代目ムースが誕生したことは素直に喜ばしい。

しかし、ノムさんもリンデンさんも互いに愛称が“ムース”だってこと、
知ってるのかな?

既にヨネジュンあたりが教えてそうな気もするけど。

野球はドラマだ人生だ

【東北R★2-4☆阪神】

やはり先発は藤原。
奇襲といえば奇襲。

ルーキー、まして相手はセのチーム。
阪神にもデータがないだろうと見越して、
“逆ID野球”を地で行った形だ。

藤原で行けるところまで行って、
あとはリリーフ陣で逃げ切る…
そんなノムラの皮算用だったのでは?

でも、こないだの井坂十三みたいにはいかなかった。
藤原は4回を6安打2四死球、自責点3。

ルーキーのデビュー戦にしてはマアマアだったのでは?
でも、先述の通り相手がセの阪神だからなぁ。

これから何度も対戦するパの各球団が相手だと、
球種やクセを研究され、こう上手くは行かないだろう。

その後を継いで5回から登板したチルチルは、
一死も取れないまま2安打を打たれ1失点。
やはりチルチルは中継ぎより先発のほうが向いている?

続いて当番した川井が2アウトを取り、小山につないでチェンジ。
6回も小山、7回はコージー。そして8回、ついに松崎の出番が!
三者凡退、うち2奪三振という、絶好の“今季開幕”となった。

今日投げた6人の中に、左が3人もいる。
彼らに長谷部、有銘を加えて5人。

左の先発が長谷部しかいない現状を考えると、
このピッチングなら松崎を先発で起用してもおかしくない。

それに藤原を中継ぎで起用し、有銘を先発に回す可能性もある。
この間、有銘が先発したのは、このテストケースだったのかも。

ナベコーが体調を崩して入院してたというし、
いつ片山が戻ってくるのかも分からない。

左投手の陣容がこのまま続くかどうかは不透明だけど。

一方、唯一の得点だったのが5回。

“JIN・ジン・じん・仁”中谷仁が、
古巣に放った“恩返し”2ラン。

苦節12年。ほとんど下積み生活だった阪神時代。
一軍での初本塁打が、こともあろうに甲子園とは…。

どっかの球団歌ではないが、
まさに「野球はドラマだ人生だ」。

中谷にとってこの善き1日が、
今後への弾みになってくれることを願う。

宮古島四人衆

今年の正月、宮古島に4人の屈強な男たちが集結した。

昔から正月になると宮古島を訪れていた、
ウチナンチューのフィフティーハンドレッドマンA。

男前でキャーキャー黄色い声援が飛ぶ、
カレーが大好きな王子様コージー。

「変わった女が好み」という、
どっちが変わり者だか分からないノーコン野郎シンゴ。

アメリカの大地に夢を追い求めて飛び立った(はずの)、
カミさんがフジテレビの元美人女子アナというカズ。

イケメン2人と*ワイメン2人の4人組が、約束の地での再会を誓ったのは、
梅の蕾もほころび始めた睦月も末のことだった。
(*ワイルドな面構えという意味で、ワイセツな面構えではありません)

しかし、桜が咲く頃になっても、奴らは姿を見せなかった。
いや、5000マンAだけが相変わらずのタフネスぶりを発揮してはいたが。

やがて、コージー王子が姿を現した。
だが、コンスタントにピンチを救うものの、
たまにドスンと撃たれることもあり、
今でも王子自身の勝利は一度もない。

そして、シンゴ。
期待通りの活躍ができない元ヤンキーを押しのけ、
ついに陽の当たる場所へと踊り出て来た。
たぶん“悪球撃ち”で名を馳せているMASATOの打法を見て、
自らも“悪球投げ”をマスターしたのだろう。(要出典)

さて、最後に残ったカズ…。
ついにテキサスの荒野から舞い戻ってきた。

いよいよ“約束の地”に4人が揃って姿を見せる時が来たか?
でも、カズの1軍登録の代わりにシンゴが2軍へ行ったら意味ないけどね。

永井は“現代っ子”なのだ!

【東北R☆5-2★阪神】

先発の永井は5回2/3を投げ、5勝目を挙げた。

しかし、完投して当然の“エーダッス”にしては物足りない。
この日の永井はエースにも手が届かない“ビース”だった。

6回表、1死を取ったところで、
阪神のクリーンナップに三連打を浴び2失点。

さらにワンアウトを取ったところで、
ノムさん、永井から有銘にチェンジ。
3点もリードしているのにスパッと替えた。

勝ち投手の権利は手にしているけど、
もう少し投げさせてあげてもいいんじゃない?

そうすれば中継ぎの負担だって軽減されるのに…
と、その時は思った。

しかし、後でノムさんのコメントを読んだら、
なぜあそこで交代したのか、その理由が分かった。

永井って言うのは、センスが無いなぁ。
安心できない。こっちに安心が伝わってこない。
5点もあるから思いっきり投げれば良いのに。何だろうな?
いつでも不安ばかり。野球センスに欠けるわ。

阪神打線を抑えているかどうか云々ではなく、
永井のピッチングそのものに対するダメ出しだったわけだ。

ただ試合を見ていた限りでは、
永井自身に問題があったというより、
甲子園の雰囲気にビビッてたんじゃないかって気がする。

良くも悪くも永井は現代っ子なのだ。
失敗を恐れるあまり、どんどん萎縮する。
失敗を避けるあまり、どんどん泥沼にハマり沈んでいく。

打席に入っては、満塁でカウント0-2なのに、
見え見えのストレート、100%真っ直ぐなのに、
それを悠々と見逃すところがセンスが無い。

パでは投手が打席に入ることがないだけに、
“投手は無理して打たなくてもいい”
みたいに無意識のうちに思っていたのでは?

それとも「必ずヒッティング!」と強制されない限りは、
無理して打ちに行かないのかも知れない。

これもまた、現代っ子ならでは。
現代っ子は指示待ち世代なのだ。

孫ほど年の離れたノムさんとは考え方が合わないのも止むを得まい。
そこを引っ包めて受け入れるのが監督の度量だと思うのだが。

あれはマージャン弱いだろう?
永井は現代っ子だから麻雀なんてやらないんじゃないかね?

それはともかく、センスというのは磨かないことには輝かないもの。
それを磨いてあげるのも監督やコーチの仕事だろう。

ただ、昨季も永井は試合中にベンチで武ちゃんから、
延々と説教を喰らっていたことがあった。
多分、この日のノムさんと同じようなことを言われてたのでは?

その点、なんら永井が昨季と変わっていないというのなら、
本人の自覚が足らないと言われても止むを得ないだろうけど。

話は変わるけど、阪神の弱体化には瞠目した。
確か去年の今頃はブッチギリで首位だったはず。

阪神の試合は交流戦ぐらいでしか見ないので、
余計そう感じたのかも知れない。

さて、今日の試合だけど、先発は誰だろう。
やはりルーキーの藤原だろうか?
それとも、このブログで何度も押してきた松崎か?
どっちが投げても、面白くなりそうだ。

(ノムさんのコメントは東北Rオフィシャルサイトより引用)

ダレたか?ラズナー2軍行き

5月20日「ラズナーを2軍で調整させては?」で書いた通り、
ラズナーの登録が抹消された。

といっても、阪神戦の後はリーグ戦再開まで暫く日程が空くので、
登板間隔(感覚も)を維持するため2軍へ行っただけだろうけど。

でも、これはいい機会だ。
日本の打者への攻め方をミッチリと研究してくるといい。

リーグ戦、交流戦を問わず、投球内容がチグハグな気がする。
それに、日本人より外国人打者から1発を浴びることのほうが多い。

このへんキッチリとマスターしないことには、先の展望が見えない。

さて、ラズナー不在の間は、チルチルを一度ぜひ先発させて欲しい。
高いタッパは、あれだけでひとつの武器になると見た。

高い角度から投げ下ろせば、
ションベンカーブだって懸河のドロップに化けるだろう。

さらに、岩隈の代わりは藤原になりそうだが、
ラズナーの代わりは…ひょっとして松崎伸吾?

そりゃないか。福盛がいたわw

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キレてないですよ、キレて!

【東北R★2-3☆広島】

延長10回裏、コージーの投げた一球をライト線に打ち返した石原の打球。

「切れるか?ファールか?」

実況アナウンサーの折角の叫びを蔑ろにするかのように、
キレることなくポールを巻いて外野スタンドへと吸い込まれて行った。

せっかく同点で延長戦に突入したのに…

やいやい、青山! テメエって奴は、テメエって奴は…
なんて、なんて、気の毒な野郎なんだ 。゚(TДT)゚。

たった3球しか投げてないのに、
あんな出会いがしらみたいな一発のおかげで負け投手になっちまうなんて…。

この試合、マー君で落とすわけにはいかないから、
代わりに“人身御供”になったわけでもなかろうが。

でも、この役回りを任せられるのは、やはり色男じゃないと。
これが朝井だったら、怒りが3倍増しになってたとこだ。
もうすぐ福盛が帰ってくるから、それまでの辛抱だぜ。

で、その福盛と新外国人リンデンさんの入団発表が、
来週22日に決まったそうだ。
背番号は福盛が62、リンデンさんはリンデン3。

土日は今季最後の交流戦、阪神戦@甲子園。

登板予定だった岩隈は登録抹消されたけど、
代わりに上がってきたルーキー藤原の先発もありそうだ。

またこれはこれで、楽しみではある。

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逆転されてる間に逆転!

【東北R☆5-2★広島】

いよいよ交流戦も終盤戦。

残り4試合を全勝すれば通算11勝13敗。
昨季の13勝11敗と遜色ない成績で終われる。

あれだけのドン底状態にまで陥ったにしては、
結果的に上々の成績で終われそうぢゃないか。

この試合、球場は広島県の三次。
公式戦の開催は、なんと52年ぶりだそうな。

三次は中国山地の山間に位置する小都市。
昔、ここに行ったことがある。

大きな川が交じり合い、水運で栄えた町。
今も古い町並みが残り、なかなかに味わい深い。

一方、ここにはマツダのテストコースがあり、
新型車が開発されている“最前線”でもある。

閑話休題。

先発は長谷部とルイス。
う~ん、これは負け試合かも…と思いつつテレビを見始める。

案の定、4回裏に2死からタイムリーを浴びて1失点。
しかも、得点した走者は四球で出塁した先頭打者。

いつもの悪い癖がぁ……とまあ、ガックシ。
負け試合の予感が色濃くなったところで、チャンネルを替えた。

無論その先は、サッカー日豪戦。

両チームともW杯進出が決まっているからこそ、
この試合を日本は絶対に勝たなければいけない。

W杯本大会まで国外で試合する機会など、そうない。
しかも第三国ではなく完全なる敵地。
日本代表の真の実力を見定める絶好の機会だ。

前半、闘莉王のシュートで先制。
こりゃ幸先いいぜ!

ハーフタイム、チャンネルを再び鷲鯉戦へ。
なんと、2対1で逆転してるじゃないの!

平石の犠牲フライで同点にし、
サムライ憲史のタイムリーで逆転に成功したとか。

いやー、こっちも縁起がいい!
というわけで再度サッカーへ。

ところが…今度はこっちが瞬く間に2対1で逆転されてしまった。

結局、W杯ドイツ大会と同じような負け試合。
誰が監督をやっても、オーストラリアには勝てないのか!?

ガックリしながら三たび鷲鯉戦へ。
すると…なんと5対2とリードが広がっている!

いやー、イーグルスはサッカー日本代表より強いなぁ!
などと意味不明なことを呟いているうちに、試合終了。

ひとつ貯金を増やし、パでは埼玉Sとの同率3位にまで回復した。
長谷部は6回4安打自責点1で4勝目。

先頭打者に四球を出す悪癖は相変わらずだが、
この日は粘りのピッチングをした…と本人の弁。

試合終了後に流れたリプレイを見ると、
8回に草野のタイムリーで1点、
9回はジョーブとNAOTOのタイムリーで2点。

8回裏、栗原に一発を浴びるも、広島の反撃、これにてオシマイ。

ムヒヒヒ…残りあと3試合。

18日の先発はマー君だし、全勝の可能性が高くなってきたな。

しかも相手は11日の千葉L戦で大量23失点の火付け役となった大竹。
ここはひとつ、千葉マリンの悪夢を再現といこうじゃないかね。

あ、そうそう。登録を抹消された岩隈の代役は、
松崎伸吾じゃなくてルーキーの藤原になるとか。

なぁぜだぁ!なぁぜ1軍に昇格できん?(←トータルテンボス風に)
2軍でトップの勝ち星を稼いでいるのに!

理想の女性が「変わってる人」だからか?
好物が「ネギ」だからか?
座右の銘が「なんとかなる」だからか?
やっぱり「ノーコン」だからだろうなぁ。

だから…言わんこっちゃない!

岩隈が右ひじに炎症を起こして、
登録を抹消されたそうだ。

でも、そんなに悪いわけじゃないらしく、
ローテーションを1回スキップするだけ。

こないだのマー君と同じケースか。
それほど心配する必要もなさそうだ。

まあ、ノムさんの「完投念仏」が祟ったのだろう。
昨季の反動やWBC早仕上げの悪影響も懸念されるわけだし、
完投を求めて無理させるのは禁物だってことが証明されたのでは?

でも、これを機に2軍から投手を一人、上げて欲しい。
今なら松崎伸吾を試すときだろう。

昨季は1軍での登板がなかったけど、
今季は2軍で5勝2敗と割かし好調。

片山や藤原を上げる前に、ぜひ松崎をお試しを。

game like a full moon.

【東北R☆9-0★横浜】

投手陣も打撃陣も、何一つ欠けたところのない試合。
こんな快心のゲームは久しぶりだ。

3連敗中だったエース岩隈は、6回を4安打無失点。
5月16日の福岡S戦@Kスタ以来、約一ヶ月ぶりに勝ち星を挙げた。

全盛期に比べると、まだ本調子じゃないようにも見えるが、
それでもベイ打線を手玉に取って今季6勝目。

交流戦の3試合、一試合当たり5点ずつ失ったことを考えたら、
不調の波は底を打ったと言っても過言ではないだろう。

交流戦も残すところ、あと4試合。
中6日で阪神戦@甲子園に先発できるか?

岩隈にとっても、今の阪神相手なら与し易しだろう。
ぜひ、交流戦の掉尾を7勝目で締めくくって欲しいものだ。

7回を有銘、8回をグウィン。
そして9回には、いよいよ“チルチル”が1軍初登板。

2m近いタッパから投げ下ろす変化球は、
打者にとって見た目以上に落差を感じるのではないか?

暫くはセットアッパーとして1軍のゲームで投げ、
慣れたら先発で起用しても面白そうだ。

なにせガタイがデカイから、
スタミナがありそうに見えるのだ。

一方、打線もこれまでのタイムリー欠乏症がウソのような猛爆ぶり。

先頭打者のNAOTOが3安打、武ちゃんが2ホーマー、
藤井が3打数3安打2打点、草野も4-2と打率5割。

そして極めつけは2番に入った“できるもん”西谷。
4打数1安打ながらも3打点と大暴れ。

スクイズを決めるは、盗塁は決めるはで、
高須の穴を埋めて余りある活躍ぶりだった。

今まで贔屓にしてきただけに嬉しい限り。
このまま1軍に定着して欲しいものだ。

ふと思いついた来季の監督候補

ボビーの残留を希望する約11万人分もの署名が、
新宿のロッテ本社に届けられたそうだ。

それにしても11万人とは大した数字だ。
閑古鳥の鳴く川崎時代を思い起こせば隔世の感がある。

まあ、ヨソの球団のことだから、
誰が監督になろうが知ったことではない…江川卓を除いて。

江川が監督になれば、それはそれで面白い野球をしそうだ。
少なくとも掛布よりはマシなんじゃないかって思うぞ。

あの落合監督が「うるぐす」に出るだんび、
江川に「いつユニフォームを着るんだ?」とせっついている。

嗅覚の鋭い落合は、江川に自分と同じ匂いを感じている。
だからこそ、江川の“采配”を見てみたいのだろう。

以上、マクラでした。
以下、本題。

もう一人、今季限りの監督がいる。
ご存知、ノムさん。

今季優勝して残留する線を狙ってるんだろうけど、
たとえ優勝しても残留の目は無いような気がする。

それを本人も見越した上で「ベイ監督就任」という
アドバルーンを上げたりしてるんじゃないか?

まあ、、チームもイイ感じで若返ってきたことだし、
ここらで心機一転、若い監督を引っぱって来るべきだろう。

これまで後任として名が挙がったのは荒木、栗山、与田、古田、桑田(!)と、
どれも就任の可能性が限りなく低い人たちばかり。

さらに、ここで新たに浮上してきた名前が、中畑清と東尾修。

その理由は、中畑は福島県出身だから。
東尾はフロントの楠城(ルーキー楠城祐介の親父ね)と昵懇の間柄。

しかしねぇ、いくら「ヤッターマン」が復活したからといって、
中畑まで引っ張り出すことはないんじゃないの?

思い起こせば2004年のアテネ五輪。
長嶋さんの代行監督として銅メダルは立派な成績だったと思う。

かといって、監督として優れた才能を発揮したかといえば、
それほどでもなかったような気もする。

そもそも、ノムさんが長きにわたってID野球を徹底させてきたのに、
なんでわざわざIDとは真逆の人を選ぶのか?

フロントのセンスを疑ってしまうぞ。

その点、東尾はパ・リーグの歴史に残る大投手だし、
現役時代はノムさんとも数々の勝負を繰り広げてきた。

西武監督時代の1997年と98年はリーグ連覇しているし、
監督としても申し分ない…と言えば申し分ない。

けど、麻雀賭博で逮捕されたこともあったしなぁ。
書類送検で済んだから別に前科者になったわけじゃないけど。

親会社の楽天としては、イメージ的にどうか?
ちなみに東尾が監督を務めたチームのオーナーも、後に逮捕されたけどね。
このオーナーにして、この監督ありき…だったわけだ。

とはいえ、大人しい選手の多い東北Rにとって、
ケンカ屋が監督になるのは刺激になっていいかも知れない。

東尾監督や佐藤コーチと雀卓を囲めば、
若手投手に超ド級の度胸が付くんじゃなかろうか。

だけど今の監督が年寄りなのに、
なんで次も年寄りなのだろうか?

なんか時計の針を逆に回すような感じもするし。
それに狗鷲の頭がトンビというのも如何なものか?

そんなことを考えつつSkyA+の中継を見ていたら、
ここに最適な人がいるじゃないか! と発見した。

試合を解説していた阿波野秀幸である。

近鉄時代の栄光は言うまでもなく、
巨人とベイで投手コーチとしても経験を積んできた。

解説者を務めているだけあってチーム事情にも詳しいし、
なにせ“トレンディエース”だけに親会社としてもクリーンなイメージが最適だろう。

監督経験がないのがネックだが、大学の先輩である大石大二郎だって、
昨季ないままオBsの監督代行に就任したのだ。

そもそも大学の先輩であり候補にも名が挙がっている与田なんて、
監督どころかコーチの経験すらない(侍ジャパンで投手コーチをやったが、あんなの経験に入るまい。あれだけの面子が集まれば誰がやっても同じ)。

与田に監督としてお声がかかるぐらいなら、
まだ阿波野のほうが選手としての実績も、
コーチとしてのキャリアも、まだマシ。

実はヨネジュン、とっくに阿波野監督で根回ししてたりして(笑)。

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“エース”まで、あと一歩!

【東北R☆4-0★横浜】

レイ永井がベイ打線を2安打完封。

一ヶ月以上も勝ち星から見放されていただけに、
これは嬉しい“復活”だ。

思えば5月15日の対福岡S戦@Kスタ。
2-2のまま9回を投げ抜いた。

ところが延長10回、後を継いだ小山が失点してチームは敗戦。
幸い永井に負け星は付かなかったものの、
好投が報われず「なんで?」と、心が折れた部分もあったのでは?

交流戦に入ってからは3試合に登板して0勝2敗。
特に巨人戦と東京Y戦は両試合とも、
5回をもたずして6失点と精彩を欠いていた。

まるで昨季の中盤から後半戦にかけての永井を見ているかのよう。
だが、その状態が今季は早めに来たようなものか。

この試合で立ち直ったとあれば、
あとは順調一路で突き進んでくれるだろう。

ラズナーが一進一退、朝井が行方不明(?)になっている今、
3人目の先発要因として定着するのは間違いない。

岩隈、マー君の“ダブルエース”まであと一歩の、
“エーダッス”を再授与しよう。

シーズン終了後には“トリプルエース”になっていることを期待して。

三沢光晴の夭折に思う

このブログのコンセプトとは全く関係ないけれど、
何か書かずにはいられなかった。

永井の2安打完封劇に酔いしれた土曜の夜、
Yahoo!ニュースに不穏な一文を見かけた。

「三沢光晴、試合中に心肺停止」

しかも会場から救急車で病院に運ばれたとある。

だが、プロレスラーというのは常人とは異なる肉体の持ち主。
常人なら死んで当然の容態でも、ケロッと蘇生することがある。

だから、そのニュースに接しても、
事態を深刻に受け止めるまでには至らなかった。

しかし、それから1時間もしないうちに、
事態は予測と真逆の方向に転がっていた。

「三沢光晴、急死」

この一文を目にしたとき、正直言って困惑した。

決して死ぬはずのない人が死んだという逆説。

小橋や高山ら病を患いながらリングに上がり続けている選手より、
なぜ三沢が先に死ななければならなかったのか? という矛盾。

その後、テレビで急死のニュースが報じられ、
翌朝のスポーツ紙は揃って1面で訃報を伝えた。

それでもまだ、三沢が死んだという実感が湧かない。
ノアの会場に行けば、彼の姿を見られる気がしてならない。

彼の思い出を書き始めるとキリがない。
その死を実感できたとき、また改めて書きたいと思う。

それまでは、まだ冥福は祈らない。
自分的には、まだ三沢は生きているからである。

登録名はトッド林田?

おセギもリックさんも2軍落ちというこの状況下。
ノムさんから3人目の外国人打者獲得をせっ突かれていたフロントは、
ヤンキースの3Aスクラントンのトッド・リンデン外野手を獲得したそうだ。

しかもウィキペディアじゃ、既に東北Rと契約したことになっている。

スイッチヒッターで、ホームランバッターというより、アベレージヒッターってとこ。
リックさんの後継者って感じだろうか。

mlb.comによると、守備位置はレフト。
これもリックさんの後継者として丁度いいか。

でも、ラズナーの例もあるし、実際に見てみるまでは分かりませんが。

昔の名前が出てきます

福盛の入団テストの話題で一部スポーツ紙は大盛り上がり。

でも、ここまできたら、福盛の復帰は確実だろう。
昨オフにテストしてNGを出した野口や門倉とは事情が違うし。

しかし、ヨネジュンとノムさんの猿芝居は、
見ていて滑稽というか見苦しいというか…。

そりゃまあ、慰留を振り切ってMLBに行った福盛相手に、
ノムさんがいい顔できないのは確かに分かる。

でも「ああいう人の道を外したヤツは嫌いや」という発言は引っかかる。
なんか、己を鑑みていないというか。

現在世間を騒がせている鳩山某が、少し前に世間を騒がせていた草なぎ某に言い放った「最低の人間」発言を彷彿とさせる言い草だ。

そもそもノムさんだって、シーズン中なのに本を何冊出してんだって話だ。
昨日も東京駅の書店で新刊を見たぞ!

首位をブッチギリで独走しているんならまだ許せるけど、
交流戦に入ってこのかた、まったくイイトコなしの監督の所業ではない。

「そういうオレも人の道に外れたことをしてきたけどな…」
そう言って弁明するが、福盛とは外れ方の度合いが違う。

より高きレベルに向かって挑戦する姿勢は、
プロの選手として当然あってしかるべき。

強く慰留されようと、通用しないと言われようと、
MLBでプレーしたければするのはプロとして当たり前の選択。

だが本をバカバカ出して印税稼ぎに邁進する“実利派”監督には、
こうした行為が馬鹿げて見えるのだろう。

果たして、どっちが真の“野球人”なのか?

いずれにせよ、福盛の直談判は前から予定されてたように思える。
ノムさんの面子を立てるため、3人の間で一芝居打ったんじゃないか?

そもそも、今期中の東北R復帰すら既定路線だったようにも思える。
テキサスとの契約がクリアされるのを待っていただけで。

今オフはコージーたちと一緒に宮古島で自主トレしていたわけだし。
首脳陣やフロントだって福盛の状態は彼らを通じて知っていたことだろう。

大監督とやらを頭に据えると、フロントも選手も気苦労が絶えないね。
ヤレ ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレ

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それはさておき、お待ちかね。
山村宏樹が2軍戦で登板した。

たった1イニングだったけど、無失点。
それより、再びマウンドに帰ってきたことを素直に喜びたい。

1軍復帰はいつになるか分からないが、
彼が帰ってくれば戦力アップは間違いない。

福盛に山村…懐かしい名前が続々と名乗りを挙げているなぁ。

あとはボストンのタカシを引っぱって来てくれたら何の文句もないんだけど。
でも、いくら金かかるか分からないから…無理だろうな。

マー君に始まり、マー君に終わる。

【東北R☆3-1★中日】

3日の阪神戦から始まった泥沼の連敗街道。
丸一週間も勝ち星から見放されていたわけだ。

これはもう、ノムさんの因果が祟ったとしか…。

この阪神戦でまさかの敗戦を喫したマー君が先発。
ここから始まった連敗を6で食い止めた。

これはもう“神の子”どころか、
「神様、仏様、田中様…中村さんッ!」って感じだ。

しかし、マー君じゃないと連敗が止まらないという構図は結局、
岩隈じゃないと連敗が止まらなかった去年と何ら変わらない。

野村野球は去年から進化しているのだろうか?
たとえ優勝しても、やはり今年限りが妥当なとこか。

一方、この連敗中にチームの顔ぶれは大きく変わった。

9日にノリ、ウチケン、マッキータの3人が2軍落ち。
ノリは中村主水じゃないけど、
まさに「中村さんッ!」って呼びたいところだ。

で、翌10日に上がってきたのが育成選手のジョーブ森田、
“できるもん”西谷、平石の3人。

支配下登録に伴い、ジョーブの背番号は125から98に変更された。
99番が抹消され、98番が浮上してきたわけだ。

ジョーブは江藤慎一野球塾の出身。
できれば背番号は江藤の“8”にちなんだ“88”にして欲しかったなぁ。

ほんで、期待していた“できるもん”西谷が、いよいよ1軍に。
この試合では2三振を喫し、まだ1軍のスピードに付いていけてないか。

だけど、8回にはキッチリ犠打を決めて存在感をアピール。
高須が怪我で不在の今、1軍定着もキッチリ決めて欲しい。

ほんで、平石が3塁打を2本も放ち、試合後はお立ち台へ。
ドラの先発、吉見はトヨタ自動車時代の元同僚。

平石は大卒、吉見は高卒で年が4歳離れてはいるが。
トヨタ時代は仲良しだったそうだ。

平石もセの防御率1位投手から初打点を挙げたのは自信になったかも。
それとも吉見が気を利かせて甘い球でも投げたのか?

んなこたぁないだろうけど。
でも、これから平石の真価が問われていくのは間違いない。

さて、11日にはサタケンと、なんとリックさんも2軍落ち。
打率2割3分台だけに、止むを得ないところか。

代わって上がってきたのがマット“チルチル”チルダース。
そして、これまた贔屓にしている独眼流キャッチャー、
“JIN・ジン・じん・仁”中谷仁が1軍へ。

藤井とマーシーの2人だけじゃあ、
何かあったときに不安だからね。

これは世代交代と見ていいのか。
それとも2軍に行った選手たちが調子を取り戻したら、
再び入れ替わるのだろうか?

いずれにせよ、2軍の顔ぶれも豪華になったものだ。
おセギやリックさん、ノリが試合に出ればの話だけど。

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主軸と若手…クレヴァスは深くて大きい

【東北R★0-2☆広島】

欲求不満が溜まっただけのゲームだった。

先発はラズナーではなく長谷部。
ラズナーは次の阪神戦で先発か。

長谷部は6回2/3を投げて自責点2。
この成績なら先発として及第点だろう。

しかし「先発投手は完投して当たり前」
というノムさんにとっては、
この成績でも満足できないんだろうなぁ。

たった2点でも今の打線にとっては、
返し切れないビハインドなのだろうか?

リックさんと草野という新旧2人の首位打者がいて、
武ちゃん、ノリ、鉄平もいて。

高須とNAOTOのケガ、
それにおセギの不振という要因があるとしても。

やはり主軸の高齢化と、若年層の力不足という問題点が、
中堅どころのケガによる不在により露見したといったところか。

いくら草野が一人で打ったところで、
やはり主軸と若手の隙間は埋め切れまい。

次の相手は阪神。交流戦の最下位争いだ。
マー君の投げる試合は絶対に負けられない。

もし落とすようなことがあれば…そのときは、
ノムさんの采配そのものを見直すときだろう。

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エースに翳る暗い影

【東北R★4-5☆広島】

不動のエース岩隈が5月23日の巨人戦に続く連敗。
おかげでチームも福岡Sに抜かれて3位に転落した。

昨季はシーズン通して4敗しかしていないのに、
もう今季すでに3杯目を喫してしまった。

いくらマー君が無傷で7連勝しても、
やはり岩隈で星を落とすとテキメンに堪えるなぁ。

5失点中、自責点が4。

3回表は牽制悪送球で失点。
4回表は二死満塁からの押し出し四球で失点。

いずれも岩隈らしからぬ失点だった。

一方、打線も1点差まで追い上げる奮闘振り…に見える。
でも、実のところ広島より4本も多い12安打を放っているのだ。

もう少し打線がつながっていれば、逆転できていたかも知れない。
やはりNAOTOや高須の不在が大きな痛手になっているのだろう。

明日の先発はラズナーだろうか?
広島相手に通じるといいのだが。

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