東北®日記

東北楽天ゴールデンイーグルスに陶酔する親爺の戯言

2009年10月

♪コ~セキ コセキ 3位はコセキ

3位指名は東筑紫学園高校の、
小関翔太(コセキ ショウタ)捕手。

関西の高校生ですら知らないのに、
九州の高校生なんて、なおさらだ。

球団の公式サイトによると……

1991(平成3)年9月6日生まれ。
182cm81kg、右投右打。

ちなみに自分イチオシの女子アナウンサー、
テレビ東京の大江麻理子アナは高校の先輩とか。

球団のコメントは次の通り。

高校生離れした守備能力のある選手。
特にスローイングが正確で、肘の使い方が素晴らしい。
素質を感じさせてくれる。

再びネットをガシガシ漁ってみたら、
結構な好評価がズラズラと出て来た。

・二塁への送球タイムは最速1秒8の強肩。
 軽快なフットワーク、柔らかな腕の振り、
 グーンと伸びる送球、正確なコントロール…いずれも超高校級!
・高校通算30本塁打を誇る、九州高校球児を代表するスラッガー。
・中学時代は2年時に内野手で、3年時に捕手にコンバート。
・ライバルは巨人に育成枠で指名された九国大付の河野元貴捕手。
 同じ幼稚園出身で、親同士の親交も深い。

ふーむ。これだけを読んでると、
何年後かには1軍の本塁を守ってそうな気がするなぁ。

もし小関が入団すれば、8人目の捕手となる。
現在7人いる捕手のうち今季1軍でプレーしたのは4人。

 嶋 106試合
中 谷 55試合
藤 井 35試合
伊志嶺 11試合

藤井33歳、中谷30歳。
やはり捕手も世代交代の波が押し寄せているということか。

一方、井野、山本、銀次の3人は1軍でプレーすることがなかった。
これまではノムさんが監督だったから、捕手に対する注文が厳しかった。

来季は経験の浅い若手捕手にも出番が回ってくることを願ってやまない。
1軍に残った山田バッテリーコーチの責任は重大だ。

来季は嶋メイン、中谷サブ、藤井=岩隈担当…みたいな役割分担で、
伊志嶺と井野が1軍と2軍をエレベーターか?

銀次と山本は1軍、まだちょっと難しいかなぁ。
この2人の下で小関は“下克上”を狙うという構図か。

けど、捕手8人というのは多いような気もする。
去年の河田みたいに誰か野手に転向する可能性もあるのでは?

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第3の“西”内野手

2位指名は関西大学第一高校の西田哲朗内野手。

大学野球ですら良く知らないのに、
関西の高校生なんて、なおさらだ。

球団の公式サイトによると……

1991(平成3)年9月4日生まれ。
180cm76kg、右投右打。
ちなみに甲子園の出場経験はない。

球団のコメントによると
「荒削りな部分もあるが、これから学んでいけば素晴らしい選手になる」そうだ。

いろいろネットを漁っていたら、
こんな感じの評価に行き当たった。

・俊足強肩を兼ね備えた三拍子揃ったショートストップ
 (遠投100m、50m6秒0の俊足)
・関西ナンバーワンスラッガーと称される長打力
 (高校通算本塁打37本)
・ミートが巧く高打率も残せる
 (3年夏の府大会1回戦でサイクル安打を達成)

んー、これだけ読んでると、
スゴい素質の持ち主のように見える。

現在ショートのレギュラーははNAOTOがガッチリとキープしているから、
さすがに来年いきなりポジション争いに絡むってことはないだろう。

でも二塁手を見れば、高須は今季ケガで開幕から出遅れたし、
穴を埋めた小坂はベテランだし、ウチケンは何となく力不足。

レギュラーを張れる二塁手の登場が待ち望まれているのだ。

そこで西田を高須の後継者として、大型二塁手として育ててていけば、
結構楽しみな存在になるのでは?

しかし、2軍には“明治の主将”西谷尚徳、
“南海の黒豹”西村WATARUという、
2人の“西”のつく内野手が待ち構えている。

3人目の“西”が付く内野手参戦で、
セカンドのポジション争いが激化してくれたら、
見ているこちらも面白くなるんだけど。

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1位指名は「のっぽのトム」

菊池雄星を1位指名したのは6球団。
10球団は多過ぎと思ってたので、妥当なところか。

引き当てたのは埼玉SのナベQ監督。
松坂大輔のドラフトを思い出してしまった。

抽選に敗れた島田オーナー、
“黄金の左腕”にも曇りが生じてきたか?

菊池がFAの資格を取得したら是非アプローチを!
……って、彼はメジャーに行っちゃうか。

外れ1位は立教大の戸村健次投手。

立大の1位指名選手はあの球団代表特別補佐を
ヤクルトが指名して以来、22年ぶりとのこと。
2002年に1位指名されかけた選手はいたけどね。

そういやゆんべ「報道ステーション」で、
ノムさんにインタビューしてましたな。

ノムさんが「ぜひ私を巨人の監督に!」って、
たとえ冗談であっても頭を垂れてるんだから、
妙な形で出世を遂げたもんだ、彼も。

戸村を指名したのも、何かの縁でしょうか?
まさかあの球団代表特別補佐が東北Rに指名を進言…
するわけないか。

でも、どんなピッチャーなのか…実はよく知らない。
学生野球、全然興味ないからなぁ。

立大野球部のウェブサイトによると、
埼玉県出身、185cm78kg、右投右打、血液型B。

ニックネームは「トム」。
名前の“戸村”に由来してるのは一目瞭然。

もし入団が決まれば185cmの上背は、
井坂十三の186cmに次ぐ高さとなる。

指名された選手については、また改めて。
なにせ時間はタップリありますからな。




ところで、2軍コーチが契約延長の運びとなったそうだ。
来季も指導に当たるのは次の6人。

星野おさむ 2軍打撃コーチ
高村祐 2軍投手コーチ
永池恭男 2軍内野守備走塁コーチ
広橋公寿 2軍外野守備走塁コーチ

米田慶三郎 2軍育成担当コーチ
吉田豊彦 2軍育成担当コーチ

“ノムさん”という枷が外れた来季、
2軍からは埋もれた逸材がポコポコ現れることを期待したい。

そうなると、肝心なのは2軍監督。
ここは、やはりリック兼任監督でいって欲しいなぁ。

去る人、去るけど残る人。

カツノリコーチが残留要請を断り、退団が決定したそうだ。
巨人の2軍バッテリーコーチに就任するだろうとのこと。

相当悩んだが、自分が成長するために決断した
監督の息子のイメージが強いし、それを取っ払うことはできない
外で勉強したいし、決めた以上はよかったと思ってやっていきたい
(時事通信の記事より)

理由は、ほぼ昨日のRESで書いた通りみたい。

カツノリの才能を誰よりも見抜いていたのが、
巨人のフロントだったということになるのか?

ひょっとしてカツノリ獲得を進言したのは、
あの球団代表特別補佐だったりして?

もし、本当にそうだったら面白いドラマなんだけど。
「親の因果を子が晴らす」みたいな(なんのこっちゃ?)

一方、東北Rのフロントは野村“名誉監督”就任との
バーターで残留させようと考えたのだろうか?

その辺りの事情は良く分からない。あくまでも推測。
でもこれが事実なら、東北Rは巨人より70年遅れていることになる。
(って、そのまんま!)

その東北Rのフロントは、どんなコーチ人事を見せてくれるのか?
期待して待つことにしよう。




一方“ミスター・イーグルス”礒部公一の現役引退が正式に決定。
来季はコーチとして球団に残留するそうだ。

去年と今年、1軍にいたのは春先だけで、
あとはずっと2軍生活だった。

阪神が獲得の意向…なんて記事がスポーツ紙に載ったことがあったけど、
球団創設時の功労者だけに、軽々しくトレードに出されなくてよかった。

惜しむらくは今季のCSで彼の姿を見たかった。
できればノリも一緒に。

もっと早く引退表明していたら、
去年の小倉みたいに感動的な引退セレモニーを挙行してもらえたろうに。

それぐらい現役続行か引退か、ギリギリまで悩みに悩んだんだろうなぁ。
たぶんファン感謝デーでセレモニーが行われることになるんだろうけど。

去年、吉岡や鷹野らは最後まで引退を表明してなかったから、
小倉以外の引退セレモニーは結局やらず仕舞。

それだけに、礒部のは、
できる限り感動的なものにして欲しい。

それにしても、去年の吉岡、今年の礒部と、
次第に“いてまえ打線”は遠くになりにけり。

来年はノリ…なんてことにならなきゃいいんだけど(不安)。

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松井2軍監督の後継者に是非!

東北Rの1軍コーチ陣が、ほぼ総とっかえになる。
今季限りと言い渡されたコーチは、次の6人。

橋上秀樹 ヘッドコーチ
池山隆寛 打撃コーチ
関川浩一 打撃コーチ補佐
杉山賢人 投手コーチ
西 俊児 内野守備・走塁コーチ
佐竹 学 外野守備・走塁コーチ

監督が変わればコーチも変わる。
これ、プロ野球界の常と言えば常。

しかしだねぇ…
一塁と三塁のベースコーチャーが2人ともいなくなってしまうとは!
これだけでも来季のゲームは印象が変わるだろうなぁ。

橋上ヘッドは球団創設時から在籍していたから、
ノムさんの縁故採用ってわけじゃない。

にも関わらず、バッサリと整理されてしまった。
西村ヘッドコーチを次期監督に充てた千葉Lとは対照的だ。

東北Rもフロント主導で次期監督候補を
ヘッドコーチに据えておけばよかったのに。

ノムさんの再任期間を1年限りと区切るのなら、
それぐらいのことをやっておくのが当然だろう。

チームの将来像を結べないフロントの無為無策が、
今回の無様な騒動を引き起こしたのだと思う。

それはともかく、個人的に一番残念なのは池山コーチ。
ノムさんの進退と切り離してでも残って欲しかったなぁ。

関川コーチ補佐もそうだけど、
2人で“タイムリー欠乏症”の責任を取らされたのだろうか?

一方、残留するのは次の3人。

佐藤義則 投手コーチ
山田勝彦 バッテリーコーチ
野村克則 バッテリーコーチ

佐藤コーチは今年来たばかりなので、
これから本領を発揮してもらわないと。

一方、ブルペン担当の杉山コーチは解雇。
有銘、小山、ツヨシら中継ぎ陣の不安定さに詰め腹を切らされたか?

なにせ、シーズン途中で福盛が入団してなきゃ、
CSに出られてたかどうか分からないんだから。

スレッジの一発が強烈過ぎて、みんな忘れているかも知れないけど、
福盛は中途入団にも関わらずチーム4番目の7勝も挙げているのだ。

それも、すべてリリーフで。
個人的にはMVPを差し上げたいぐらいだ。

シーズン終盤の失速は酷使された影響だろうと思う。
それだけに、CS第2S初戦の起用法は悔やまれるなぁ。

山田コーチの残留は……野村イズムの継承?
それを言うならカツノリコーチの残留こそ継承か。

でも、フロントと配置転換について話し合った末、
カツノリ自身が進退を決定するそうだ。

“終身監督”の件と同様、なんかキナ臭いですなぁ。
まぁ、カツノリも残留したらしたで、やりにくいだろうけど。


2軍では松井優典2軍監督と芹沢裕二バッテリーコーチが退団。

松井監督はノムさんの“影”みたいな存在なので、
本体が消えたら影も一緒に…といったところでしょう。

で、誰が2軍監督になるのか? という話だが。
個人的に、なって欲しい人が、一人いる。

その名は……リック・ショート。

肩を手術したため、来季のプレーは難しそう。
このまま退団となる可能性が濃厚だ。

でも、野球と真摯に向き合うリックさんの態度はノムさんも賞賛している。
そこで、野球と真面目に取り組む姿勢を通じ、若い選手たちを感化して欲しいのだ。

しかも選手登録は外さず、兼任監督のままでいてもらいたい。
あくまでも1軍に登録しない“2軍限定”で、だけど。

例えば、攻撃中ある局面を迎えたとき、打者はどんな攻め方をすればいいのか?
選手たちに手本を示すため、自分で代打に出て打ち方を見せればいいのだ。

首位打者を獲得したことのある選手が自ら2軍のゲームに出場し、
実際のプレイを通じて攻撃の手法を若手選手たちに教え込む。

こうした、今までにない2軍監督のあり方を見せて欲しいと思う。。
それに1軍の監督が外国人なのだから、2軍も外国人だって不思議じゃなかろうし。

いずれにせよ、このままいなくなってしまうのは惜しい存在だと思います。

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もし菊池雄星を指名できたら…

花巻東の菊池雄星がMLBではなく、
NPBのチームに入団すると表明した。

賢明な選択だったと思います。

いかに甲子園のヒーローとはいえ、
いきなりメジャーの舞台で活躍できるとは到底思えない。

最初のうちはメジャーに帯同していても、間もなくマイナーに落とされ、
そのうち過酷な環境に音を上げてホームシックになるのが関の山。

本人も「自分のレベルでは世界で通用しないと思っていた」とのこと。
自分のこと、よく理解しているじゃないですか。

で、29日のドラフト会議では長野指名を確約した巨人と、
筒香で行くらしいベイ以外の10球団が指名するとか。
実現したら野茂英雄や小池秀郎の8球団を超えて史上最多になる。

でも、菊池で行くと匂わせて他の選手を単独指名する球団も出て来るだろうから、
10球団になるかどうかは微妙なところ。

その菊池自身は指名されたら「どこへでも行く」って言っているそう。
“8球団競合”の小池は1990年のドラフトでロッテの1位指名を拒否。

当時「ソウルのロッテワールドをあげると言われても嫌だ」と言って断った小池のことを、
知人の女性は「ロッテワールドがもらえるのに断るなんてバッカみたい」と言ってたっけ。

提示された条件に「ロッテワールド譲渡」があったかどうかは知らないけど、
今のマリーンズとは隔世の感があることだけは確かですな。

まあ、菊池に限ってそんな心配はなさそうなので、一安心。

さて、一体どのチームに行くのだろう?

もし東北Rに入団できたら、ノムさんは「背番号19をあげる」と言ってるけど。

菊池を今年指名できたら長谷部、藤原と3年続けて左腕を獲得することになる。
菊池が1軍に定着できて長谷部のノーコンが直ったらの話だが、左の先発が3枚。

となると、秘かに燻っているらしい片山の打者転向説にも火が付きそうだ。
バッティングセンスに恵まれているとの話だし、なによりあれだけの上背。

ファーストを守れる左の強打者として育成するなら、今をおいて他ない。
いつまでもおセギに頼っているわけにもいかないだろうし。

島田社長の“黄金の左腕”が炸裂し、
この黄金プランが実現することを期待したいところです。

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終わりは始まり

24日【東北R★4-9☆北海道N】@札幌D

結局、川井も木谷も宮崎から北上することなく(苦笑)、東北Rは終戦。
両チームの力量差がストレートに現れた結果だと思いますな。

17日の「東北“大家族野球”で鷹を撃退!」でのRESで書いた通り、
北海道Nは「チャチャッと勝」てるほど甘いチームではなかったし、
マスコミが騒ぐほど東北Rに有利なシリーズでもなかった。

平均打率が2割7分を超えるファイターズ打線を、
今のイーグルス投手陣で抑え切ることができるのか?

冷静に考えれば結果は分かりそうなものだけど、
そのへんを指摘したマスコミの記事は見あたらなかったなぁ。
俺が見落としていただけか?

そもそもシリーズの行方を占う大切な第4戦に、
ルーキーの藤原を先発させなきゃならなかったところに限界があった。

本来なら先発ローテの一角を担っていなきゃならない片山が、
なぜ今ごろアメリカくんだりで投げていなきゃいけないのか?

それでも藤原は好投したほうでしょう。
ルーキーとして貴重な経験を積めた…それだけでもメリットがあったと思う。

2番手のコージーも立ち上がりこそ不安定だったけど、
尻上がりに調子を上げていった。

ご存知の方も多いでしょうが、コージーは北海道の函館出身。
ここで勝ち投手になってれば“故郷に錦”を飾れたところだったのに…残念。

そして8回裏の、岩隈の登板。

普通に考えたらツヨシにスレッジを敬遠させて、
次の小谷野で勝負すれば済む話。

しかし、敢えて岩隈を投入したところに、
ノムさんの「プロとは何か?」という哲学を見せられた思いがする。

初戦で逆転満塁サヨナラホームランという“屈辱”を浴びせられた打者に、
岩隈はエースとして一太刀浴びせたかったに違いない。

結局、返り討ちという悲しい結末に終わってしまったが、
それでも“エースの矜持”を見せてくれたことに感謝したい。

そして、試合後のインタビューで岩隈―藤井のバッテリーに言及してくれた梨田監督にも。

WBCでの世界一に始まり、スレッジの3ランで幕を閉じた岩隈の一年。
また来年は昨年のような活躍ぶりを期待して止まない。

試合終了後、両チームの選手たちでノムさんを胴上げ。
とはいえ、これで“さようなら”というわけではない。

来季以降は3年間“名誉監督”を務めるそうだ。
年棒1億円なので、3年で3億円!

こんなに支払うんだったら“名誉監督”なんて曖昧な立場じゃなく、
ゼネラルマネージャーとしてチーム全般を見てもらえばいいのに。

ひょっとして、来季ブラウンがシーズン途中で休養した際、
代理監督として起用するための備えなのでは?

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マー君 神の子 仏の子

23日【東北R☆3-2★北海道N】@札幌D

日刊スポーツ(関東版)24日付の1面は、
雄叫びを上げるマー君だった。

昔なら絶対に巨人の脇谷が1面だったろう。
時代が変わったとはいえ、本当に変わったものだ。

以前ノムさんがマー君を「稲尾の再来や」って言ったことがあるけど、
それだけの選手だと日刊スポーツがお墨付きを与えたということか。

でも、この日のピッチングを見ていると「そうなのか」とナットクしてしまう。
かといって、稲尾のピッチングを生で見たことは無いけどね。

むしろ、それぐらい稲尾が凄い投手だったと、
マー君のピッチングから逆に実感できるわけだ。

シーズン中盤なら“魔の”という冠が付いた8回裏。
当時のマー君だったら同点、あるいは逆転されてたかも。

1死二三塁でキッチリと犠牲フライを打てたヒチョリ。
前日、8回に無死満塁で無得点に終わった東北R打線。
ここがノムさん言うところの彼我の「力の差」なのか?

しかし、稲葉と高橋信二との対決は見ごたえがあった。
前日に岩隈が決勝打を打たれた高橋をスライダーで“仇討ち”。

22日の試合も永井が交代したのは、
高橋にタイムリーを打たれた直後だった。

この3戦、試合が決まったのは、すべて高橋の打席。
良くも悪くも4番打者らしい運命に彩られているなぁ。

それに引き換え、ウチの4番は気負い過ぎでは?
ここは下位に打順を移してリラックスして打ってもらい、
北海道N戦になるとやたら打つと評判の(?)おセギに4番を任せてみては?

さて、日本シリーズ進出まで残り3勝となった24日のゲーム。
先発は奥州藤原氏と、藤井の両左腕。

思い出すのは9月17日、札幌ドームでの一戦。
あのとき、こうブログに書いた。

初回、藤井のへタレ投球に東北Rの勝利を確信。
付き合わなくてもいいのに藤原もへタレ投球で間延びしたゲームに。
7回裏、佐竹が小谷野に浴びた1発が決勝点という締まらない試合。

というわけで、北海道Nが間延びした試合を制して5-4で勝った。
今回は、もっとビリビリしたゲームにして欲しいな。

でも先発前日の朝、藤井が何をやっていたのかというと……

のんびり

確かにノンビリしてんなぁ~。
ていうか、薄着過ぎ! 肩冷やしたらどうすんだよ!?

まあ、相手チームのピッチャーだから、
ありがたいっちゃ、ありがたいけど。

イーグルス打線よ、藤井の肩は冷え切っているゾ(笑)
初回からガンガン打ち崩していこう!

そして奥州藤原氏よ、また準完全試合やってね
♪(*^ ・^)ノ⌒☆

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負けに不思議な負けなし

22日【東北R★1-3☆北海道N】@札幌D

いやー、ノムさんゲーム前から元気なかったッス。
昨日の負けが骨身に応えているみたいだったッスね。

打線は糸数を打ち崩すことができず、
おセギのソロホームラン1点でオシマイ。

こうした若手右腕に一旦ハマってしまうと、
東北R打線って全く手も足も出なくなる。
昨季のオBs小松や千葉L唐川がそうだったように。

来季、糸数が東北Rの“天敵”にならなきゃいいけど。
ダルや武田勝だけで十分なのに。

先発の岩隈も体が重そうに見えたけど、
そこはエース。それなりに凌いでいた。

高橋信二の一打が悔やまれるけど、
あそこは打った高橋が偉かったッス。

そして後世まで語り継がれるであろう8回表の無死満塁。

意外に無死満塁って得点にならないって言われるけど、
あの攻撃はあまりに能が無さ過ぎた。

宮西と金森は1点もやるまいと必死で投げてくるんだから、
それを上回るだけの必死さがないと打ち勝てないでしょう。

別にヒットやホームランを打てって言ってるわけじゃない。
スクイズ、いや外野フライだっていいんだから。

なんか“タイムリー欠乏症”時代の東北Rに逆戻りしたみたい。
それを言ったら22日の試合は創立元年のイーグルスだけど。

つまり、今回のシリーズで創立からの歴史を辿ってるってことか。
じゃあ、今日のマー君は“神の子不思議の子”で奇跡の勝利!
そして明日からは今日に至るまでの奇跡の快進撃が続く、と。

でも、今日の試合をノムさんのラストゲームにするわけにはいかないでしょう。

イーグルスの5年間なんてチッポケなスパンじゃなく、
ノムさん55年の野球人生の集大成を、
残り4試合(と敢て言う)で見せて欲しいですね。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

昨日は多数のコメントありがとうございました。

レスしてたら第2戦が始まってしまったので、
途中で終わってしまいました。

続けて書くと、なんか昔話みたいになっちゃうので、
あえてレスは付けないことにします。

どうもすみませんm(_ _ )m

ただ[敢えて匿名希望]さんからの質問にはお答えしたいと思います。

〉今日の楽天の監督には、どんな人がふさわしかったと思いますか?
〉あるいは、田尾氏の続投を望んでおられたか?

別のブログにですが、去年の暮れに名前を挙げております。
それが誰かは→コチラを参照してください。

でも昨日の試合後、三木谷がノムさんに、
「次期監督はブラウン」と明言したそうですね。

ブラウンねぇ…ノムラの遺産を受け継げるのか?
だったらGMにキーナートでも復帰させるかい?

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2つの試合に見る武田勝攻略法

10月3日、対埼玉S戦。

先発の帆足は先頭打者MASATOに四球。
NAOTOのヒット、そして鉄平ちゃんの3ラン。
1死後、今度は草野がソロホーマー。

初回だけで4点を奪取し“天敵”帆足をKOした。

10月16日、CS第1ステージ第1戦の対福岡S戦。

先発の杉内に高須が先頭打者アーチ。
一死後、鉄平ちゃんが四球を選び、二死後、おセギが2ラン。

初回だけで3点を奪取し、杉内は結局7失点で降板した。

帆足は東北Rが過去一度も勝ったことのない“天敵”。
杉内は今季15勝を挙げたパ・リーグを代表するエース。

その両者を初回からパカパカ打ち崩し、
マウンドから引きずり下ろした。

これは偶然でもマグレでもなかろう。

両者の配給データを分析し、初回から狙い打っていったに相違ない。
まさに“ID野球”の賜物である。

もちろん今季“お得意様”にされている武田勝にも、
同じ運命が待ち構えている。

武田勝はシダックス時代の“野村チルドレン”。
プロの投手として独り立ちできたのは、
アマ時代のノムさんの指導があってこそ。
帆足や杉内より、よほど御しやすかろう。

この両試合のように、今日の試合で武田勝を初回からKOできれば、
シリーズの流れはイーグルスのほうへ一気に流れていくことになる。

ダルビッシュ不在の今、武田勝という防波堤が決壊した以上、
その潮流を押し戻せるだけの投手が、北海道Nにはいない。

注目は初戦の1回表。
ここで決まる。

幕があくまで、あと30分だ。

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策士、策に溺れる

21日【東北R★8-9☆北海道N】@札幌D

このゲームのポイントは8回、永井の交代。

4点差があったのだから、
少々の失点を許しても完投させるべきだった。

よく「継投に情けは禁物」とは言うものの、
そこまで永井がアップアップだったようには見えない。

せめて8回裏の攻撃が終わるまでは我慢し、
リリーフは9回裏の頭から投入しても遅くなかった。

初回こそ緊張のせいか“裏永井”が顔をのぞかせたが、
2回以降は完全に“表永井”に立ち直っていた。

降板の際の悔しそうな表情が、それを物語っている。
ノムさんの永井への信任は、
岩隈、マー君に比べると明らかに薄いのだ。

ゲーム中こうした“不信感”が選手たちの間に芽生えたら、
たとえ何点リードしていても勝ち目はなかろう。

この時点で勝負の行方は不透明になったように思う。

2番手は奥州藤原氏。
何だろう、シリーズに慣れさせるためのテスト登板だろうか?

場の雰囲気に慣れさせようという目論見自体は悪くない。
けど、ここに相手を甘く見た意識は無かったか?

スレッジにタイムリーを打たれて3点差。
ここで藤原は小山にスイッチ。

このブログでも何度か書いているけど、
こうした場面で登板する小山に、ロクな結果が出たためしがない。

あくまでも小山は9回の頭から1イニング限定で登用すべき投手。
じゃないと、ますます傷口を広げてしまうだけ。

幸いにも暴投で(って幸いじゃないかw)
進塁を許しただけで、失点には至らなかったが。
ところが続く有銘が暴投して失点、2点差に。

あわててツヨシに交代し、なんとかチェンジ。
そうなると、9回裏は福盛で行くしかない。

このブログでも何度か書いているけど、
今の福盛にクローザーは無理。

福盛はセットアッパーとして起用し、
小山に繋ぐのがベストな継投策なのは、
終盤戦の戦いぶりを見ても明らかなのに。

しかし、頑迷固陋化の進んだ老将に、
柔軟な選手起用など望むべくもない。

幸い9回表に鉄平ちゃんの2ランが出て再び4点差。
さすがに福盛でも大丈夫だろうとは思ったのだが…。

こうしたムダに投手を注ぎ込む継投策を、
シーズン中に幾度も見てきた。

もちろん勝利を拾ったゲームもあるが、
印象に残っているのは負け試合ばかり。

投手を散々つぎ込んだ挙げ句の敗戦を、
自分では「ノムラ負け」と呼んでいる。

老将、敗戦の弁。
「手は全部打ったんだがね。負けたのは相手の方が力が上。これが今の実力です」

相手の力が上なのは百も承知。
なにせ今シーズン5ゲーム差以上も離されているのだ。

でも、負けたのは相手の力が上だったからではない。
選手たちの実力が及ばなかったからでもない。

自軍の選手を信頼できない、
野村采配にあるのは明らか。

全部打ったはずの手は、すべて裏目に出た。
“策士、策に溺れる”とは、このことだ。

ただ、このゲームでの収穫もあった。

ひとつは“天敵”武田勝を6回5失点でKOできたこと。
ようやく念願の“ハムかつ”を料理することができた。

最終戦までもつれこめば、2度目の登板があるのだろうか?
だとしても、今日の試合で攻略できた以上、恐れる必要は消えた。

もうひとつは、滅多に見ることができない逆転満塁サヨナラホームランを見られたこと。
皮肉なもんだが。

22日の先発はエース岩隈。
完投から中5日の登板だが、心配は無用でしょう。

指揮官と選手達の間に生じた溝を、
上手く埋めてくれればいいけど。

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気の早い日本シリーズ対戦予想

セのCS第1Sは中日が制し、第2Sの巨人戦に駒を進めた。

そこで各4チームが対戦したら、どんな日本シリーズになるのか?
ちょっと気が早いけど、ここで想像してみたい。

ただし、あくまでも戯れ言なのでマジレスはご遠慮を。
冗談には冗談で返してくださいね。

①北海道Nvs巨人

リーグ優勝チーム同士の戦いだから、
最も日本シリーズに相応しいカード。

両チームが対戦すれば1981年以来。
当時は同じ後楽園球場を本拠地とするチーム同士。
ニューヨークの「地下鉄シリーズ」より至近距離の、
まさに「ロッカールームシリーズ」。

毎週日曜朝に「喝!」と叫んでいる大沢親分が涙を飲み、
土日の夜にウンチクを垂れている江川が万歳して幕を閉じた。

今でも北海道Nは東京ドームで試合を主催しているだけに、
札幌ドームでの試合経験が少ない巨人のほうが若干不利か?

でも、東京にはファイターズの、北海道にはジャイアンツの、
それぞれファンが多い。

一番スマートな日本シリーズになりそうだ。

②東北Rvs巨人

それとは真逆の、まさに「因縁の対決」。

原監督は“紳士”だから平静を装ってるんだろうけど、
ノムさんの「バッカじゃなかろかルンバ」とか、
侍ジャパンへのイチャモンとかに、
本当はハラワタが煮えくり返っているに違いない

怨念の鬼と化した原監督…見てみたい気もするけど。

さて、巨人対ノムさんの日本シリーズを遡れば、36年前の1973年。

南海の野村兼任監督は、巨人のエース番場蛮が打席に立てば「ささやき戦術」を仕掛けるわ。

(「オゥ番場、理香ちゃん眉月と結婚するそうやな」とか言ってたような…なんて卑劣なんだ!)

分身魔球が水に弱いことを見抜き、雨の降りしきる中で完膚なきまでに打ち崩すわ。

…ってこれ、アニメの「侍ジャイアンツ」の話じゃん!
実際の日本シリーズは4勝1敗で巨人がV9を達成しております。

それはともかく、この4カードの中で、
マスコミが最も盛り上げやすい対戦ではありますね。

③北海道Nvs中日

この組み合わせになれば、21世紀に入って3回目。
もう見飽きたよ…という方も多かろうとは思います。

ですが、今のところ1勝1敗。
決着を着けるという意味で、戦うという妙味はあろうかと。

④東北Rvs中日

「ノムさんvsオレ竜」の三冠王監督対決。

同時対決
「サッチーvs信子夫人」
「カツノリvs福嗣くん」

いったい何を対決するのかはさておき、
東北Rには中日OBが多いから名古屋も盛り上がるかも。

特に首位打者になった鉄平ちゃんは“凱旋帰国”。
気分いいだろうねぇ。

武ちゃんも自宅から通えるから、
仙台での試合よりリラックスできたりして(笑)

セットアッパーのツヨシ、クローザーの小山もそう。
日本シリーズで対戦するなんて、2人とも、
入団した当時は夢にも思ってなかったろうなぁ。

でも、ノムさんにしたら巨人よりやりにくい相手かも。
落合監督に「ささやき戦術」は通じないだろうからね。

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実は“隠し球”が2つある

ノムさんが日曜夜のテレビでCS第2Sの投手ローテを明かした。

第1戦 永井
第2戦 岩隈
第3戦 マー君
第4戦 奥州藤原氏
第5戦 ラズナー
第6戦 コージー or 永井

ノムさん、予告先発に否定的なのに、
こんなにスラスラ明かしちゃうなんて、
何か裏にあるんじゃないかと勘ぐってしまう。

第1戦~第4戦までは順当だろう。
3敗すれば終わりだから、この4試合は最低2勝2敗で終わらないといけない。

だとしたら、鍵を握るのは第5戦。
ここにラズナーを先発させるのは自殺行為だ。
第6戦のコージーも同様。

ひょっとして、アテ馬じゃないかって気がする。
全く別の投手起用を企んでいるんじゃないかと。

2人の北海道N対戦成績は次の通り。

ラズナー
0勝0敗 防御率16.20 投球回数3 1/3 自責点6
コージー
0勝2敗 防御率7.71 投球回数14 自責点12

んー、まったく歯が立っていない。
この“予告先発”はフェイントに違いない。

では、誰が先発するのか?
実は、格好の投手が2人いる。

川井貴志
0勝1敗 防御率1.17 投球回数15 1/3 自責点2
木谷寿巳
0勝0敗 防御率0.00 投球回数2 自責点0

川井は1敗している以外、すべて両者を凌駕している。
この敗戦も自責点から分かる通り、味方に足を引っぱられてのもの。

しかもサウスポーだけに、
ラズナーを想定して左打者を並べた打線相手にも効果的だ。

オージー木谷は投球回数こそ2イニングと少ないが、
パ5球団と対戦して、防御率0なのは北海道Nだけ。
しかも打者7人と対戦して奪三振3、被安打1と相性もいい。

今季は先発して初勝利(8/15千葉L戦)も挙げたことだし、
第6戦の“隠し球”として申し分ない存在。

それに、木谷は必ずしも完投する必要はない。
セットアッパーに永井、クローザーに中2日でマー君を投入し、
逃げ切りを図るという手もある。

いずれにせよ、第6戦までもつれ込めばの話。
4タテすれば2人が登場する間もなく日本シリーズ進出が決定する。

そうなってくれれば、それに越したことはないけどね。

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東北“大家族野球”で鷹を撃退!

17日【東北R☆4-1★福岡S】@Kスタ

試合後、お立ち台に登った武ちゃんとマー君を見て、ふと思った。

野村克也=74歳
山崎武司=40歳
田中将大=20歳

爺さん、父さん、そして孫…
見事なまでの“三世代野球”。

まさに東北の“大家族”パワーで捥ぎ取った勝利!

そんなことはともかく、ストレートで第1ステージ突破!
なにはともあれ、札幌に行けることは非常にめでたい。

若きエースがビシッと完投で締め、
ベテランの4番がホームランで決める。

そして「日本シリーズに行っても続投はないと言われた」老将のために、
チームが一丸となって勝利に邁進している。

こんなストーリー、水島新司先生だって書けないだろう。
東北イーグルスは東京メッツを越えたのだろうか?

こんなことなら吉田えりちゃんを入れておけばよかったのに。
水原勇気の役回りとして。

冗談はさておき、この日のマー君のピッチングは秀逸だった。

試合終盤、ピンチになると力で押し切ろうとして自滅する……
そんな悪い癖は影を潜め、最後までスムーズな投球に終始。

ストライクで追い込んでからフォークで三振を取るパターンに、
ホークス打線は見事にハマり、奪った三振は9個。

そして四死球もゼロ。
1失点も草野の悪送球が原因なので、自責点もゼロ。

4日の記事「案の定といいますか……」で、

あの涌井のピッチングを見たら、負けても仕方ないかって気にもなる。
むしろマー君にこそ、こうした緩急を付けた投球術を見習って欲しいと思う。

と書いたけど、この日のピッチングがまさにそう。
どこを切っても非の打ち所のない9イニングだった。

これで永井を温存したまま第2ステージに行けるのは大きい。
それに、ダルのCS回避も正式に決定したそうだし。

北海道Nの1勝アドバンテージも東北Rからすれば、
20日にダルに投げ負けたとでも割り切って21日の初戦に臨めば、
そんなに負担にならないんじゃなかろうか?

これから第2ステージの展望を、
じっくりと楽しみながら考えようかね。

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越えよ犬鷲!津軽海峡を

16日【東北R☆11-4★福岡S】@Kスタ

いよいよ始まったクライマックスシリーズ第1ステージ。

私の唱えた「永井セットアッパー案」は
ノムさんに無視されたが(←何様だよ俺w)
岩隈がエースらしいピッチングで堂々と寄り切った。

東北R打線は左投手が苦手だと言っても、
杉内は比較的苦にしていないほう。

それでも3回もたずに7失点KOとは、
これを予想外と言わずして何と言おう。

1回表、高須の先頭打者ホームラン。
これがすべてだったような気がする。

この一発で杉内の投球リズムが、
いきなり歪んでしまったんじゃないか?

それを修正する間もなくおセギに一発を浴び、
リズムが乱れたまま3回に再び猛攻を受け、
最後はシャーパーの一発で沈んでいった。

帆足や武田勝にはカラッキシなのに、
なぜ杉内や成瀬だと打ち崩せるのか?
まことにイーグルス打線は不可解也。

岩隈は4回の4失点以外は、
まあまあのピッチング。

ていうか、藤井との久々のバッテリー、
パスボールなんかも結構あったりして、
あまり息が合ってなかったように見えた。

藤井は岩隈と組むために登録されたのだろうから、
次の登板機会もこの調子だと不安が残る。

まあ、藤井ほどのベテランなら、
キッチリ修正してくるだろうけど。

さて、第1ステージ突破に王手をかけた東北R。
第2戦の先発はマー君とホールトン。

マー君は福岡S相手に今季2勝負けなし。
しかも通算8勝1敗と永井以上の“鷹ハンター”。

対するホールトンは今季2勝2敗。
ただ、直近2試合は連続で負かしている。
すでに打線が攻略法を手にしていると見ていいだろう。

宮出→MASATO、シャーパー→憲史、高須→小坂
といった感じでスタメンが変更されるのでは?

それと、聖澤諒クンが二塁打打ったりして調子良さそう。
6~7日の千葉L戦では2試合連続マルチヒットだったし。

憲史は代打の切り札として取っておいて、
シャーパーの代わりに諒クンの先発があるかも知れない。

ここはひとつ、17日に一気に勝負を決めて、
鷹には関門海峡の向こう側へお帰りいただき、
鷲は津軽海峡の向こう側へ飛んで行こうじゃないですか!


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犬鷲電撃戦

いよいよ16日からCS第1ステージが始まる。
なので、ここでの投手起用について考えてみたい。

といっても以前コメントへのレスで書いたことを、
改めてまとめ直してみたものだが。

まず、3戦中2勝すればいい短期決戦なので、
ノムさんもシーズン中みたいに完投は求めない。

第1戦=岩隈(5回)
第2戦=田中(5回)

そしてセットアッパーには永井を起用。

福岡S相手に今季5勝も挙げている“鷹ハンター”を、
投げるか投げないか分からない第3戦の先発に温存しておくような愚策は、まさか講じまい。

5回までリードしておいて、そこで永井を登板させることで、
ホークス打線に諦念を抱かせることが目的。

“もうダメだ…”と思わせることができれば、こっちのもの。

それに、もし負けていても「永井が投げているのだから失点はないだろう」と、
味方打線にも奮起を促すことができる。

第1戦=岩隈(5回)+永井(3回)
第2戦=田中(5回)+永井(3回)

ラスト1イニングは福盛と小山、有銘ら、
「一人一殺」で抑え切れば、東北Rの勝利が見える。

第1戦=岩隈(5回)+永井(3回)+福盛/小山他(1回)
第2戦=田中(5回)+永井(3回)+福盛/小山他(1回)

第1ステージは、こんな投手起用になるのではなかろうか?
これなら岩隈もマー君も永井も中4日で第2Sで先発できる。

しかし、もし第3戦までもつれ込んだ場合はヤバい。

第3戦=藤原(5回)+中継ぎ・抑え陣(4回)

ガンガン投手を注ぎ込む“総力戦”になるだろうなぁ。

いずれにせよ、第1Sの鍵を永井が握っていること、
そして岩隈・マー君・永井の3本柱を総動員して、
第1Sで2戦先勝を狙ってくることは間違いない。

なにしろ東北Rが2戦先勝で逃げ切ることができれば、
予備日が1日プラスされ、ローテーションに余裕ができる。

すでに1勝のアドバンテージを得ている北海道N相手に、
この“1日の余裕”は何よりも大きい。

まさに“犬鷲電撃戦”になることだろう。

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暗転

11日【東北R★0-5☆福岡S】@Kスタ

この試合も、実は見ていない。
札幌から移動していたため。

後で改めてニコ動で、
試合のハイライトとノムさんのコメントを見た。

最悪だ。

思えば昨シーズンの最終試合も、
同じKスタで、同じ福岡Sが相手だった。

同率5位同士の対決。
負けたほうが最下位になるという、これ以上ない“消化試合”。

でも、個人的には昨シーズンのベストゲームだったと思う。

この試合で退任する王貞治監督のために、
ホークスの選手たちは持てる力を振り絞って戦った。

北京五輪で負傷したムネリンや、故障中だった小久保も、
王監督に勝利を齎すためにケガを押してフィールドに出た。

そうしたホークスの選手たちの気迫がビンビンと伝わってきて、
携帯の、しかも「プロ野球24」の小さな画面で見ていた自分も思わず目頭が熱くなった。

福岡S先発の杉内も王監督へ勝利を捧げるべく、
持てる力を振り絞って全力投球で立ち向かってきた。

それに感化されたか、東北R先発のマー君も、
ハンカチ王子との投手戦を思い出したかのようなパーフェクトピッチ。

結果、最終回に武ちゃんのサヨナラヒットでイーグルスの勝利。
王監督最後の試合、残念ながら勝ち星で締めくくることはできなかった。

あれから1年後。

CSに出場するとはいえ、一応シーズンのラストゲーム。

退任するノムさんのために、イーグルスの選手たちは、
昨シーズンのホークスの選手たちほど熱く立ち向かっていったろうか?

ベストからワーストへ、思いもかけない暗転ぶりである。

1年前、野村監督は王監督に花束を渡しながら
「私も1年後に続きますから」と言っていたはず。

それがなぜ、今季こんなグダグダの結末を迎えねばならなかったのか?

その要因は極めて明白。
でも、ここでは言わない。

考えをまとめてから、改めてアップしたい。
じゃないと、書き始めたら止まらなくなりそうだから。

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北の大地の野球天国

10日【東北R★1-7☆北海道N】@札幌D

9日に移動中だった、とある場所というのは…
↓ココ


そう、札幌ドームに「東北Rvs北海道N」最終戦を見に来たのでした!


先発はコージー。
2回に小谷野のソロ、3回にはスレッジのタイムリーで失点。
7回には長谷部が3失点で計7失点と、全く見せ場のないまま終了。

打線も武田勝を攻略できず仕舞。
5回にシャーパーの内野ゴロで1点を挙げるのが精一杯。
ここでのウチケンの二塁打と三盗が唯一の見せ場でした。

今季、ダル、小松、帆足、そして唐川と打ち崩してきた打線も、
結局、武田勝にだけは“お客さん”のまま。

もしCS第2ステージに行けることになったら、
武田勝の攻略法がカギを握るだろうなぁ。


試合終了後は小田、伊藤の両選手の引退セレモニー。
そして、梨田監督から今季を締めくくる挨拶。


最後はペナントを手に場内を一周したのでした。



その夜、公達(=日本公ファンの友達)と
札幌駅近くの居酒屋で飲んでいると、
近くのカップルが突然話かけてきた。

「楽天ファンですか?」
「はい、そうですけど…」
「私たちもなんですよ」
「え?仙台から来たんですか?」
「いえ、札幌在住です」

聞けば、マー君入団以来のファンとか。

「ここで楽天ファンは肩身が狭くてねぇ」
「札幌ドームを見ると確かにそうですねぇ」

ちょうど2人が帰りがけに話しかけてきたので、
あまりゆっくり話せなかったのは残念だったなぁ。

でも、札幌の地にも東北Rのファンがいることに、
ほんのり心が温まったのでした。

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翌日、改めて札幌ドームを見に行く。
前日は夜だったし、雨も降っていて良く見られなかったからね。

周囲をグルリと一周。
銀色の屋根にガラス張りの壁。

西武ドームも周囲をガラスで覆えばいいのに。
もちろん空調も一緒に付けてね。


オープンアリーナにも行ってみた。
天然芝の香りがプンプンする。

サッカーの試合になると、
これが場内にローディングされるわけか。

実際に目の当たりにすると、
大したもんだと感心しきりだ。


その後、羊ヶ丘展望台にも行ってみた。

札幌ドームを遥かに望む丘の上に、
「北海道プロ野球元年2004」の碑がある。

北の大地にファイターズを根付かせたのは、
ヒルマン監督の功績がすべてではない。

熱烈に応援したファンと、
それに応えた選手たちのプレーがあったからこそ。

この原則を見失ってしまうと、
今回のノムさん解任問題みたいにゴタゴタすることになるのだ。

この碑を見ながら、そんなことを考えてしまったのでした。



そして終幕へ

ちょっと旅行に出かけてて、
4日間、ブログを更新できなかった。

9日【東北R☆4-3★オBs】@Kスタ

平成の“牛殺し”奥州藤原氏が今季5勝目。
特にオBs相手だと4勝1敗と滅法強い。

これでオBsは今季の全日程を終了。
大石監督はラストゲームを白星で飾れなかった。

昨季はシーズン途中から監督代行として指揮を取ったにも関わらず、
シーズン2位でCSに出場するという躍進ぶり。

さぞ今季は手ごわかろうと身構えていたのだが。
やはり、故障者が続出したのが堪えたかのだろうか。

それと、外人選手が打者に偏重し過ぎていたのも要因かも。
他チームからすれば、投手より打者のほうが御しやすいし。

外人打者を4人ではなく2人にして、
代わりにイキのいい外人投手を2人入れていたら、
最下位になることはなかったかも知れない。

しかし、すべては終わったこと。

来季は岡田監督になるということだし、
ベンチもガラリと入れ替わるだろうから、
今季みたいなことはないだろうなぁ。

でも、この試合。
実は、見ていない。

楽天イーグルスモバイルの
「イレコミ速報」でチェックしていたのみ。

というのも、とある場所へ移動中だったから。
その模様は、また改めてアップします。

あらしのよるに

7日【東北R☆9-0★千葉L】@Kスタ

永井が13勝目を挙げ、2位マジックを1にした東北R。
唐川から8点を奪い、“天敵”の称号を剥奪した。

そして、ボビーの日本最後の試合。

今日があるから昨日は言わなかった言葉を、改めて伝えたい。

ありがとう、ボビー!
あなたのことは決して忘れない

でも、この試合。
実は、見ていない。

なぜなら…



神宮球場に横浜ベイスターズの今季最終戦を観に行ったから。

ベテラン佐伯が3打点を挙げ、先発の藤江クンが好投。
しかし、魔将軍ガイエルのホームラン2本で、あっさり逆転。

9回表に1点返すも及ばず、4-5で敗戦。

そりゃそうだろうなぁ。
ベイのスタメンに外人選手の名前が一人もないんだもの。

5回に2点を失い1点差になったところで藤江を交代させ、
あとは高崎→山口のリレーで交わせばよかったのに。

なんか、ハナから勝負を諦めているような感じ。
こんな風雨の中、足を運んだファンに失礼では?

いずれにせよ、ベイの今シーズンは終了。
来季は新監督のもと、まっさらな新しい野球を見せて欲しいものだ。

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話を東北Rに戻す。

台風が通過予定の8日は幸いにもオフ日。
9日にはKスタでオBs最終戦。

先発はオBsから今季3勝を挙げている、
“猛牛ハンター”奥州藤原氏。

ルーキーイヤーを最高のピッチングで締めくくって欲しいな。

ありがとう。そして、おめでとう。

6日【東北R★2-5☆千葉L】@マリスタ

雨の中、マリスタ最終戦は始まった。
今日はチバテレも完全中継だ。

やはり東北Rは左でも成瀬を苦にしていない。
2回表に諒クンの、一塁ベースを直撃するヒットで先制。

しかし、岩隈が2回3回と1点ずつ取られて追いつかれ、
6回裏に100球を超えたところで降板。

佐竹を挟んで8回から福盛が登板。
しかし、千葉Lの勝利への執念に気圧されたか、
今江と里崎のタイムリーで3失点。

里崎の当たりはライトフライ? って思ったら、
MASATOが足がもつれて地面に転がる間に、球も外野を転々。

雨粒が眼球を直撃したのか?
濡れた人工芝に足をすくわれたのか?

千葉の人口海岸に舞い降りた野球の神様の粋な計らいだろう、たぶん。

9回表はシコースキー。
リンデンさんがヒットを放つも、2アウト。

ここでボビー自らマウンドへ足を運び、ピッチャー交代。
もちろんブルペンから姿を現したのは、小宮山。

バッターは代打おセギ。前日のヒーローも、
この日は相手が左ということでスタメン落ち。

おセギはベテランを労わるかの如く、
初球から打って出て、ライトフライ。

小宮山は1球投げただけでセーブがついた。
勝ち投手は成瀬の後を継いだ荻野。

成瀬と荻野の間に渡辺俊介が登板。
ナゼに?……あと2死で規定投球回数に達するからとのこと。

しかし、1死しか取れずに降板。
でも、2死四球を献上してくれた。

それをモノにできなかったイーグルス打線もどうかと思うけど。



試合後は、もちろんセレモニー。
まずは小宮山。

彼のピッチングを一番見たのはベイ時代かな。
今にしてみれば、パでは「精密機械」でも、
細かい野球をするセでは普通の機械だったかに思える。

2002年ニューヨーク・メッツへ行くも、翌年には帰国。
どこの球団にも入らず、なんと解説者をしていた。

それが2004年にボビーが監督になると、現役復帰。
これには驚いた。

復帰といっても兼任コーチみたいな扱いになるんだろうと思ってたら、現役一本。
しかも、敗戦処理など地味な仕事を黙々とこなしていった。
結局、これが2005年の日本一につながっていくのだから恐れ入る。

小宮山はベイにFA移籍するとき、球団と揉めたような記憶がある。
でも、同僚の伊良部が起こした大騒動に隠れて、その印象は薄い。

その伊良部は四国ILの高知FDに入団するも、ひっそりと退団。
一方の小宮山は、こんなに盛大な引退セレモニーを開いてもらった。

どっちがいい野球人生だったのか、それは分からない。
しかし同じドラ1同士、どちらも数奇な野球人生を辿ってきたものだ。



そして、バレンタイン監督のセレモニー。
最後の最後に、ボビーは日本語でメッセージを寄せた。

千葉Lに復帰したのが2004年だから、今年で6年目。
アッという間だった気がするなぁ。

来シーズン、マリスタに来てもボビーはいない。
でも、ボビーが築いた雰囲気は変わらないで欲しいと思う。

最後、ボビーはファンに「愛してます!」と絶叫。
遣らずの雨が降りしきる中、フェンス沿いに一周してファンと惜別。
選手たちから胴上げされ、静かにダグアウトへ消えていった。



というわけで、この試合、東北Rは負け試合。
ということは、北海道Nがリーグ優勝したことになる。

10日の直接対決で逆転1位を期待してたのになぁ~(←半分マジ)。

でも、素直に言いたい。

おめでとう!

ヒルマン監督が蒔いていった種を、
梨田監督が見事に実らせた今回の優勝。

東北Rも次期監督問題で何やかんや喧しいけど、
選考の最大条件が「野村の遺産」を継承できる人であることだけは忘れないで欲しい。



さて、優勝チームが決まっても試合は続く。
7日はKスタで千葉L戦リターンマッチ。

先発は永井と唐川。

唐川は前の試合で打ち崩しはしたけど、
負け投手にはしていない。

先日の帆足のように今度こそ完全に粉砕し、
“天敵”の称号を外して欲しい。

それに、マー君、岩隈とエースがエースらしさを欠くピッチングが続く中、
この試合で永井には“エーダッス”からエースへのし上がる投球を期待したい。

そして、このゲームがボビー最後の試合となる。

6日はマリスタということで花を持たせたけど、
ここはKスタ。遠慮する必要など微塵もないですよ。

秘打「モゥオコッタヨ!」

5日【東北R☆6-3★オBs】@KCD大阪

1年の締めくくりに相応しい、
悔いの残らないピッチングを

昨日こう書いたけど、ノムさんは不満気だった。

しかしマー君悪いわ。12安打は打たれすぎやな。

7回に2死から1四球を挟んで三連打を浴び、
3失点で同点に追いつかれた。

従来だとこのままズルズル負け試合に陥っていくパターン。
「8回の悪夢」ならぬ「7回の悪夢」が脳裏をよぎった。

しかし、直後の8回表。
おセギが勝ち越しの3ランをライトスタンドに叩き込んだ。

この打席、いつものように(?)審判と揉めていたので、
またしても「モゥオコッタヨ!」打法が炸裂したと言えよう。

ホームインする際、審判に対してあてつけのように、
慇懃に礼をしていたのが笑えた。
やはりおセギは怒らせるに限る。

マー君が先発している試合のテレビ中継を見ていると、
たいていマー君はベンチでおセギの後ろに座っている。
おセギの後頭部を見ながら何を思っているのだろうか?

そんなことは、どうでもいい。
この試合で怒り心頭に達したのは9回表。

代わったばかりのボーグルソンが、
鉄平ちゃんにブチ当てたデッドボール!

ボールをかわそうと体を後ろに捻ったとき、
左足のアキレス腱のあたりにモロに食らった。

鉄平ちゃんの痛がりようは尋常ではなく、
トレーナーにおぶられてベンチ裏に引っ込んでいった。

ボーグルソンに悪気があったかどうかは知らないが、
看板打者を退場に追いやった行為は許しがたい。

これがMLBだったら、次のオBsの攻撃時、
報復のデッドボールが飛んで来たに相違ない。

しかし、ここは「和を以って貴しと為す」日本球界。
乱闘になることもなく、MASATOが代走に出てオシマイ。

ここで次の武ちゃんが怒りに燃えて、
外野スタンドへ一発叩き込めば面白かったのに。

だけど、残念ながら現実は、あえなく三振。
武ちゃん、最近、怒りを忘れてるんじゃないの?

男41歳。いつまでも枯れることなく、
“怒りオヤジ”であり続けて欲しいものだ。

それにしても、鉄平ちゃん、大丈夫か?
様子を見て出場を決めるとは言ってるけど。

鉄平ちゃんの代役はいないからなぁ……。
完治するまで登録抹消して、代わりにリックさんを上げるかな?

9回裏は“半袖魔神”小山が登板。

ヒット2本打たれてヒヤヒヤものだったが、
なんとか無失点に切り抜けて5セーブ目。

やはり小山は勝ち試合のラスト1イニング限定で起用したほうが、
持ち味を発揮できるみたい。

といっても、あと残り5試合しかないけど。
でも、CSに向けての役固めには丁度いいか。

さて、6日はマリスタで千葉L戦。先発は岩隈と成瀬。
ここんとこ成瀬は投げれば勝つ状態だから、ものすごくヤバイ!

しかも、これが千葉Lのマリスタ最終戦。
つまり、ボビーの本拠地最終戦ってことになる。

マリサポの盛り上がり方が尋常じゃなくなりそうな気配がビンビン伝わってくるなぁ。
だけど、WBC決勝戦で韓国応援団に包囲されながらも投げ切った岩隈のこと。
このぐらい屁でもなく、スンナリ勝ってくれることでしょう。

それに東北Rは今季パで唯一、成瀬に1度も負けてない。
(でも1度も勝ってもないけど)

心配なのは雨天中止。
だけど、千葉Lは多少の雨なら強行しちゃうから。

なんか、壮絶な試合になりそうな予感が……。

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案の定といいますか……

4日【東北R★2-6☆埼玉S】@Kスタ

このイイ状態の涌井を打ち崩してこそ
イーグルス打線の真価が試されるというものだ

こう昨日書いた通り、案の定、
打線の真価が皮肉にも露呈してしまった。

でも、本気を出した涌井は東北Rに限らず、
どこのチームも簡単には打てないだろう。
じゃなきゃ、16勝なんてできないよ。

それと、ラズナーは今回“悪いほう”の登板。
これも案の定、中中砲にアベックホームラン(古ッ!)を浴び、
5回4失点で降板。

今季ラズナーがホームランを打たれるシーン、
結構見たなぁ。 球が軽いのだろうか?

これでは、とてもじゃないけど、
安心して先発を任せられないだろう。

グウィン、ラズナー、チルダース……
来季は誰が生き残っているのだろうか?

そして、後を受けた長谷部。
四球で走者を出し、ヒットを打たれて1失点。

昨日ノムさんが伝授した“帆足攻略法”でも聞いて、
それを逆に自分のピッチングに活かせばいいのに。
いい球を持っているのに、もったいない話だ。

でもまあ、この敗戦。
正直言って、あまりショックじゃない。

あの涌井のピッチングを見たら、
負けても仕方ないかって気にもなる。

むしろマー君にこそ、
こうした緩急を付けた投球術を見習って欲しいと思う。

さて、5日はKCドーム大阪でオBsと対戦。
先発は、そのマー君。

残り試合が雨天中止にでもならない限り、
これが公式戦最後の登板になるだろう。

1年の締めくくりに相応しい、
悔いの残らないピッチングを!

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打倒帆足は対武田勝につなげたい

埼玉S2連戦@Kスタ。

ここで負けるとCS進出への道が断たれるだけに、
まさに埼玉Sは“手負いの獅子”の如く襲い掛かってくるのか?
それとも、もはや開き直る気力すら消耗したか?

いずれにせよ、先発は“天敵中の天敵”帆足。
この手のサウスポーを攻略するパターンを編み出さないと、
もう一人の“天敵中の天敵”北海道Nの武田勝にも、
またヤラレてしまうことだろう。

CS進出が決定する云々より、
むしろ、打線がどう帆足を攻略するのか、
そこに注目して観戦したい。




話は変わって、2日に球団から3人の戦力外選手が発表された。

愛敬 尚史(投 手)22
吉崎 勝 (投 手)40
山崎 隆広(外野手)24

2年続けて1軍登板のなかった愛敬。
ベテランも、もう限界を悟ったのだろうか?

勝手に“杜の岡島”と名づけた吉崎も戦力外。
1軍では左投手不足が叫ばれているのに、
今季は1度も呼ばれなかった。

勝手に“コジャ”と名づけた山崎も。
(小山崎→コ・ジャーマン→コジャ)
今季は怪我に泣かされた面もあったから、不運といえば不運。
でも、2軍で好成績を残しても、やはり1軍で活躍しないことには…ってとこかなぁ?

そして最大の疑問は、なぜこの時期に報道発表するのかということ。
チームの士気に影響するんじゃないの?

先々の予定もあるだろうから、
本人へは早めに内示しておくに越したことはない。
けど、世間一般への発表は日本シリーズ後でもいいのでは?

それとも、去年の暮れから「今季限り」って言われ続けているノムさんよりゃマシってことか?

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獅子の背に乗り鷹の尾を掴んだ鷲

なんか仕事が急に忙しくなって、
気が付いたら月を跨いでいた。

それでも気になるイーグルス。
その間の4試合を振り返ってみたい。

27日【東北R☆11-4★埼玉S】@西武D

集大成3連戦の第3戦。
それにしても、涌井は酷かった。

序盤、四球を出してはタイムリーの繰り返し。
結局、4回4失点でKO。

こんな調子の悪い涌井を見たのは初めて。
投手戦を覚悟していたのに拍子抜けたっだ。

一方のラズナーは、まあまあの出来。
7回4失点も味方が11点も取ってくれたから気が緩んだと思えなくもない。

集大成3連戦を2勝1敗で乗り切った東北R。
特に、岸と涌井を打ち崩しての勝利は大きい。

ただ、涌井は打ち崩したというより自滅みたいなものなので、
これが東北R打線の実力だと勘違いすべきではないだろうね。


29日【東北R★5-7☆福岡S】@Kスタ

間1日置いて、地元Kスタへ。

ライオンズ3連戦が“集大成”なら、
ホークス4連戦は方向性を決める“天下分け目の戦い”。

緒戦必勝を期して先発にエース岩隈。
福岡Sの先発は、病み上がりの和田。

和田は左だけど打線は苦にしていない。
これは堅く拾えるゲームだと思いきや…。

岩隈は6回5失点、和田も6回3失点。
エース対決とは思えない予想外の展開。

7回裏に武ちゃんの2ランで追いついたときは、
“この試合もらったかも…”って思ったんだけど。

9回裏、福岡Sバッテリーが一死から満塁策。
“この試合、絶対もらったゼ…”って思ったんだけど。

おセギは馬原と田上の注文通りに“料理”され、
試合自体も“終わった”感じになってしまった。

まだ剣士が残ってたんだから代打で起用すればよかったのに。
まあ“タラレバ”はクソ不味いので、言っても意味ないけど。

こうなると、粘れないのがイーグルスの弱点。
ここでの小山の使い方は中途半端だったなぁ。

勝ち越している場面ならいいけど、同点だと使いづらい。
結局、2点を奪われて負け投手。
モチベーションが下がらなければいいけど。


30日【東北R☆6-2★福岡S】@Kスタ

“鷹匠”永井が本領発揮。

12勝中5勝が福岡Sからという、
まさに“鷹ハンター”だ。

よく見る“裏永井”は影を潜め、
胸を張ったピッチングに終始。

2点は失ったけど完投勝利だけに、
ここは許容範囲内ということで。

にしても、CS第一Sで当たる(であろう)福岡S戦、
永井の存在は非常に大きい。

第一Sでは先発じゃなく、全試合リリーフで起用したらどうか?
岩隈とマー君を先発させ、リードしたまま終盤で永井を投入、そのまま逃げ切る。

全試合といっても2試合勝てばいいわけだから、これは効果的だ。


1日【東北R☆5-4★福岡S】@Kスタ

奥州藤原氏が5回途中で4失点KO。
東北Rは2点を追いかける苦しい展開。

ルーキーには荷が重過ぎるよなぁ。
なんとかせぇよ、長谷部!

それはそれとして。

5回に鉄平ちゃんの魅せたバックホームは値千金!
勝利を呼び込む“仙台四六”鉄平と、勝手に命名しました。

ほんで7回、鉄平ちゃんと草野、
リンデンさんのヒットで一気に逆転!

草野のところでホールトンを左投手に代えればよかったのに。
続投させたのが裏目に出たかたち。
ベンチの判断の差が、そのまま勝敗に現れたと言えよう。

2日はマー君と杉内の先発予定だったけど、雨で中止。
振り替え試合は11日に決まった。

この試合が今季最終戦になって、
しかも先発が同じマー君と杉内になるといいなぁ。
昨季の最終戦を思い出すよ。

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天敵撃沈! 帆足攻略戦に大勝利

3日【東北R☆14-5★埼玉S】@Kスタ

これ以上ない勝ち方でCS進出を決めた東北R。

CS進出が決定する云々より、
むしろ、打線がどう帆足を攻略するのか、
そこに注目して観戦したい。

昨日こう書いた通り、帆足攻略法に注目して観戦。
その成果は、初回から思いっきり現れた。

特に鉄平ちゃんと草野の本塁打。
左の敵は左……ってことだろうか?

帆足は5回を持たず、3本塁打を含む10安打を浴び8失点KO。

今まで一度も勝てたことのない相手に、
鬱憤を晴らしたかのような猛爆ぶりだった。

帆足攻略の方が気持ちいいよ。
秘策が当たった。それは秘密だけどね。今後あるから。
いつまでも(帆足投手の)お客さんではしょうがない。

こうノムさんが語っていた通り、
まるで狙い打ったかのように帆足を打ち砕いた。
自分もCS進出より、帆足攻略の方が気持ちいい。

この分だと10日の北海道N最終戦@札幌ドームで、
ぶつけてくる可能性の高い武田勝の攻略法も編み出しているだろう。

北海道Nとの直接対決が、この試合しかないだけに、
絶対に勝ってCSに臨みたいところだ。

投げてはコージーが完投勝利!
ノムさんの“色男イジメ”にも耐え(w)、よく頑張った!

3本塁打を浴びて5点を失ったが、
ライオンズ打線が相手なら上々の出来。
特に4番おかわり君から2三振を奪ったのは光る。

この勝利で自信を付けて、来季は先発ローテに完全定着して欲しい。
それだけの実力は十分に持ち合わせているのだから、あとは“ハート”の鍛錬あるのみ。

試合後、ロッカールームでCS進出記念の打ち上げがあったそうだ。

「日本シリーズでてっぺんに立って、監督の有終の美を飾りましょう」
こう岩隈が挨拶すると、場内は拍手に包まれたとか。

この記事を読んで、思わず笑ってしまった。

選手にはノムさん残留の希望が欠片もないのかな?
「アンチ野村」パワーが今の快進撃を支えているのだろうか?

さて、4日はラズナーと涌井の先発。
27日の西武ドーム戦のリターンマッチである。

あれだけ不甲斐ないピッチングをした涌井が、
汚名返上のためムキになって立ち向かってくるのは想像に難くない。

このイイ状態の涌井を打ち崩してこそ、
イーグルス打線の真価が試されるというものだ。

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