お次は24日の第二戦。
このゲームは松井稼頭央の独壇場でしたなぁ。
2番二塁手でスタメン出場した我らがキャプテン・カズ。
初回、送りバントをキメて自分の役割をキッチリ果たすも、3回は投手ゴロで凡退。
ところが4回、2死満塁の大チャンスでライト線に走者一掃の三塁打!
6回にも2死二塁の場面でセンター前にポテンヒットのタイムリー!
8回は一塁ゴロに倒れたものの、終ってみれば4打数2安打4打点と大爆発!
少しはパ・リーグの公式戦に取っておいてよ…と思えたほど。
評価したいのは、どちらのタイムリーも2アウトから放っていること。
23日のゲームでチャンスにことごとく凡退した侍打線に失望しただけに、2死から打点を稼げるクラッチヒッターは貴重な存在。
考えてみれば侍ジャパンの中で唯一のMLB経験者。
おまけに野球日本代表のみならずワールドシリーズの舞台も経験しているし。
この経験が何物にも替えがたいことを、そのバッティングで証明してくれたようなもの。
もちろんWBCの本戦に入っても、この打棒が継続する…とは限りませんが。
それでもカズの存在がチームを心強く支えるであろうことは疑う余地がありません。
WBCでは唯一、怪我だけが心配。
期間中は恙なく過ごし、望むらくは好調を維持したまま、パの公式戦に突入してもらいたいものだと思っております。