東北®日記

東北楽天ゴールデンイーグルスに陶酔する親爺の戯言

2014年10月

主審はビデオ判定を“利用”してゲームセットすべきだった



9回表、1死満塁。

ここでヒット1本出れば逆転!

四球でも押し出しで同点だし。

阪神、甲子園に帰れるのか!

と思った瞬間「なに何ナニ?」

こんなあっけない幕切れ、日本シリーズ史上初なのでは?

ただゲームセットの瞬間、なぜ西岡がアウトなのか瞬時に分かりませんでした。

その点が後味の悪さを増殖させたのは否めなかったと思います。

もちろん阪神サイドが猛抗議するのは当然の話。

ここは主審が一旦ゲームを止めて塁審を集め、裏に引っ込んでビデオ判定を行うべきでした。

判定室には秋山監督と和田監督も呼び、映像で確認しながら西岡のアウトを双方に納得させる。

その後、西岡はアウトでゲームセット、福岡Sの勝利であることを主審はマイクで場内に宣言する。

本来ならビデオ判定なんて不要なんだろうけど、この判定ひとつに物凄く利害関係が絡んでいるから。

判定を完全に透明かつ公正にアピールするため、あえてビデオ判定という“システム”を利用する。

そうすれば、どこからも抗議は来ないでしょう。

しかも両監督が立ち会えば双方の抗議も封じられ、秋山監督の胴上げもスムーズに行われていたわけで。

判定中に待たされていたヤフオク!ドームの観客にしても。

「お待たせしました…優勝です!」ってなったほうが、より一層盛り上がるだろうし。

主審にとってあーした状況でこーした判断を下すのは難易度が高いこととは思いますが。

普通の試合と異なり、日本シリーズの優勝を決定するプレイへのジャッジだけに。

様々な利害をスッキリ解決させるためにも、より明確に判定を提示しても良かったのでは?

そう思います。

橋上ヘッドコーチ、確定です!



福岡Sが王手ですか!

でも明日の先発が摂津だからなぁ。

阪神が勝っちゃうかも?

そしたら甲子園に帰れるから、もう少し日本シリーズを楽しめるけど。

といっても今夜もチョロチョロとしか見てなかったですけどね。

それはさておき。

新たなコーチ人事が発令されました。

異動は…

礒部 公一 :二軍野手コーチ→二軍外野守備走塁コーチ

ん? 礒部って1軍の外野守備走塁コーチじゃなかったっけ?

10月23日の「コーチの新人事から読み解く今後の閣僚名簿」にも書いたけど。

10月1日に下記のコーチ人事が発令されていたんですな。

米村 理:二軍野手コーチ→一軍外野守備走塁コーチ
礒部公一:一軍外野守備走塁コーチ→二軍野手コーチ

この後に米村コーチは再び二軍野手コーチ異動するわけですよ。

それを知らずに「米村一軍外野守備走塁コーチが二軍野手コーチに異動してますけど」なんて書いてしまって。

そして礒部は、またしても異動することになって。

でも野手コーチから外野守備走塁コーチになったところで、何が変わるんだろうって気もしますけど。

一方、新任のコーチは次の通り。

橋上 秀樹:一軍ヘッドコーチ
永池 恭男:一軍内野守備走塁コーチ
河野 亮:二軍打撃コーチ


橋上ヘッドの復帰、ビンゴでした!

10月23日のブログで一軍の内野守備走塁コーチに沖原が昇格するかもって書いたのですが。

永池スカウトが4年ぶりに現場復帰となりました。

コーチ人事の予想なんて、当たらないものですな。

戦力外通告第2弾が発表されました!



というわけで日本シリーズは福岡Sが2勝目を挙げましたなぁ。

このまま福岡Sが2連勝すれば、ホークスが日本一。

逆に阪神がヤフオク!ドームで1勝でも挙げることができれば…

甲子園に帰れるので、タイガースが日本一になるかも!?

でも第3戦は見てないので、これで日本シリーズの話題はオシマイ。

さて、先日の戦力外通告第1弾に続き、第2弾が発表されました!

10月3日の「勝手に戦力外フラグ立てちゃいますけど」で、戦力外通告が予想される選手をピックアップしたのですが。

そのうち数名が的中してしまいました。

記事で取り上げたのは次の10選手でした。

24 高堀 和也
28 片山 博視
43 小斉 祐輔
45 川井 貴志
52 中島 俊哉
56 中川 大志
57 小山 伸一郎
61 上園 啓史
65 小山 桂司
68 仲澤 広基

来季の選手契約を結ばない、つまり自由契約となったのは……

52 中島 俊哉

やはりシャーパーだったか……。

第1弾で発表された仲澤広基と合わせ、これで自由契約選手は2人に。

なお、育成契約の選手は除外しております。

また、支配下契約を結ばない…つまり育成での契約を打診されたのは次の5選手。

24 高堀 和也
43 小斉 祐輔
50 島井 寛仁
51 柿沢 貴裕
90 宮川 将

これは温情なんでしょうか? 

それとも育成枠を活用した選手層の充実を図るのが目的?

宮川の戦力外にはビックリしましたが、肘を手術したのでリハビリのためとか。

もとは育成契約から支配下登録された選手なので、また這い上がって欲しいところです。

小山CEOは来季も現役続行が決まったみたいですね。

片山はどうなんだろ? 打者に転向しないのかな?

中川はオーストラリアのウィンターリーグに遠征するそうなのでクビはないでしょう。

ボブおじさんも現役続行なのでしょうか?

今季、松井や森や西宮や相原ら新顔のサウスポーがマウンドを賑わせたので、彼らの指導係としての役割を期待されているのかも知れません。

ノムさんの懺悔と後悔が炙り出した問題点

週刊GEORGIAというメルマガがありまして。

缶コーヒーのジョージアがスマホ向けに週一で発刊しております。

ちなみにPCやガラケーからの閲覧は不可なので悪しからず。

そこでノムさんが月1でコラムを連載しているのですが。

10月24日発行号で最終回を迎えました。

そこに意外なことを書いているので、気になった部分を引用してみます。

さて、楽天・星野仙一の後任に、大久保博元二軍監督の昇格が決まった。
一時は「アンドリュー・ジョーンズ兼任監督」なんてウワサも立ったと聞き、あの横文字好きのオーナーならあり得るかもしれんと思った。

確かに「公用語は英語!」を社是とする三木谷オーナー(以下、◎)っぽいアイデアだけど。

でも、立花社長がデーブ擁立への対抗馬に考えた苦肉の策だったような気も。

横文字好きのオーナーって表現はブラウンを後任に据えたことへの当て付けですかね?

まぁこんなのはどうでもいいことで、意外だったのは、この後。

今振り返れば、楽天という会社の思想は、私には合っていなかった。
そういう意味では、監督を引き受けるべきではなかったのだ。
とすれば4年間給料泥棒をしたようなもので、申し訳なかったと思う。

楽天という会社に確固たる企業理念が存在するかどうかは別問題として。

こうまで率直に謝罪されると、なんかいい人に思えてくるから不思議です。

当時のノムさんはサッチー問題で阪神の監督を志半ばで辞任し、アマ球界に身を窶していた境遇。

そこにプロ球団から監督のオファーがあれば、復帰して名誉挽回を期するのは当然のことでしょう。

それに監督を務めた4年の間にCSに進出できたし、山﨑武司は40歳目前で二冠王にもなれたし。

監督招聘が無駄じゃなかったのは間違いないと思いますよ。

それに楽天の企業理念に合致するからといって古田敦也を監督に据えていたとしても。

結局は田尾安志と同じような結果に終わっていたかも知れません。

そもそも給料泥棒を言うのなら、他に相応しい監督経験者は大勢いるわけですから。

あの会社においては、私は既に時代遅れだった。
会社の雰囲気も何もかも、時代の違いを大きく感じさせられた。
「もう、俺の時代じゃないんだ」ということを思い知らされた。

ノムさんが監督を引き受けたのは、楽天がどんな会社なのか良く知らなかったこともあるでしょう。

南海→ロッテ→西武→ヤクルト→阪神…鉄道会社と食品会社が親会社のチームにしか縁がなかったから。

新興のIT企業と肌が合わないのは無理もないと思われます。

ノムさんが監督を退任する時、フロントと激しく対立していたことを思い起こします。

あれは自分のことを全く認めようとしない楽天という会社に対する意趣返しだったのかも知れません。

星野の後任騒動の間、ファンの間からは私の名前も出たそうだ。
本当にファンが望んでくれたのなら、ありがたい話である。
と同時にプロ野球全体の監督人材難を憂い、反省した。
我々の時代に、次代の監督候補をしっかりと育てておくべきだった、と。

これはノムさんのせいじゃなく、明らかにフロントの怠慢か、あるいは技量不足。

ノムさんは監督を退任した翌年、名誉監督に就任してます。

年1億円とも云わる年俸を払っていたのだから名誉職ではなく。

福岡Sの王貞治会長みたいにGM職の仕事を契約上キチンとお願いしておけばよかったんですよ。

そうすれば次代の監督候補を育成することだってできたろうし。

ただ、ノムさんは3年契約が切れて1年だけ契約を延長した際に

「後任監督も育ててくれと言われた。プロの世界で自分の競争相手を育てるお人好しがいるか!」

と憤っていたから何を今さら…って気もしますが。

まぁ、あの時は“意趣返し”で凝り固まってた時代でしょうから、やむを得なかったかも知れません。

でも、こうしたフロントの怠慢というか技量不足は現在も全く変わってなくて。

星野前監督にシニアディレクター的な仕事をお願いしたいと言っておきながら、その後は全く放ったらかし。

それに憤った星野さんは阿呆フロントに見切りを付けて、完全に縁を切っちゃった。

これって非常によくないことだよね、星野さんじゃなくてフロントが!

そもそも三木谷◎が野球のド素人のくせに全て自分が決めようとするところに問題の根源が潜んでいるものと思われ。

福岡Sのように孫正義◎が球団の運営を王貞治会長に委ね、自分はノータッチというのが最も理想的でしょう。

前身の福岡ダイエーも中内功◎が根本陸夫管理部長に全てを任せきっていたので常勝軍団を築けたわけで。

餅は餅屋に任せないと、なかなか常勝軍団なんて築けませんよ。

メジャーではこうしたゼネラル・マネージャーシステムが当たり前なんだから、横文字好きのオーナーが取り入れて当然かと思えるのに。

やってることは昔ながらのワンマン企業にありがちなトップダウン経営なんだからチグハグにも程が有ります。

星野さんに王会長みたいな役職をお願いすればいいのに、それもできないまま。

この三木谷◎の専制体制が変わらない限り、下位低迷が常態みたいになりかねないかも知れません。

ファンにとってはいい迷惑ですよ。

武田の快投は来季の活躍を裏付けるものではない…と思いたい



「モヤさま2」と「軍師官兵衛」を見てたもんで、ほとんど日本シリーズのゲームは見てなくて。

僅かな合間にザッピングして見たり、夜中のスポーツニュースで結果を知った程度です。

でも初回表の内川の先制タイムリーと、6回裏の西岡のタイムリーはリアルで見ましたよ。

福岡S先発の武田は5回までパーフェクトピッチング。

6回も簡単に二死を取ったのに、代打狩野にヒットを打たれて完全どころかノーヒッターもオジャン。 

ここで気落ちしたのが原因なんですかね、西岡のタイムリーは。

それにしても武田、今季は東北®戦で1試合だけ対戦しました。

9月25日のヤフオク!ドーム。

先発して4イニング3失点でノックアウトして差し上げました。

でも、あまり武田の印象って残っておりません。

なぜなら7回表に4つも押し出し四球を献上してくれた五十嵐という強烈な存在があったから。

それはともかく、デビューイヤーに活躍してからというもの、ここ2年間はパッとしなかった武田。

こたびの快投が来季の活躍を裏付けるものではない…と、東北®のファンとしては思いたいものですよ。

藤井と井野の間には



いよいよ日本シリーズが始まりました!

思えば去年の今頃はKスタ宮城が大フィーバーだったなぁ…(遠い目)

まぁ、来年またフィーバーしてもらえばいいか。

そんなことを思いながら今年のシリーズをテレビで観戦しておりました。

阪神の先発マスクを被ったのはベテラン藤井彰人。

そう、かつて東北®で岩隈久志の恋女房として活躍した藤井であります。

2010年オフに阪神へFAで移籍し、捕手難と言われ続けながらもホームを守り続けてきました。

そして、こうして日本シリーズのスタメンマスクを務めたわけですから鼻高々ですよ(←なんでや?)

藤井は大阪近鉄時代の2001年、ヤクルトとの日本シリーズにも出場しております。

でも、大阪近鉄は1勝4敗で一敗地に塗れるという結果に。

おまけに最終戦の最後の打席で藤井はキャッチャーフライを打ち上げ。

それをシリーズMVPの古田敦也が捕球してヤクルトが優勝するという。

シリーズ敗退のみならず、古田の引き立て役になってしまうというWの悲劇。

その後、球団合併による分配ドラフトで東北®にやってきたのですが。

結局、東北®にいる間は日本シリーズに出場できなかったことになりまして。

東大阪市出身の藤井が大阪近鉄に阪神という関西の球団でのみ日本シリーズに出場できたのも、野球の神様の思し召しかも知れません。

一方、華やかな日本シリーズの影で巨人から4人の選手が戦力外通告を受けました。

その中に東北®から2012年に移籍した井野卓も含まれています。

井野は横川史学とともに、金刃と中澤との交換トレードで巨人へ。

その中澤も先日、東北®から戦力外通告を受けております。

巨人の捕手はレギュラーで阿部慎之助、ルーキー小林が2番手。

井野は實松や加藤と3番手争いでしたが、その壁を打ち破れなかったということでしょうかね。

東北®でも嶋と藤井の3番手で、藤井が阪神に行ったと思ったら入れ替わるように岡島が来たり。

結局、3番手捕手としての宿命は揺るがなかったわけで。

ABC(テレビ朝日)の日本シリーズ中継でゲストに招かれていたのは、その阿部慎之助。

藤井のプレイを阿部が解説する陰で、井野が戦力外を通告されるという皮肉な1日。

でも捕手はブルペンなどでも必要な存在だし、他球団から引き合いがあるのではないでしょうか?

ひょっとしたら嶋がFAで流出するかも知れないし、井野の東北®カムバックもあるかも知れませんね。

現役時代は無名の捕手だった大監督

ドラフト会議で安楽の指名を勝ち取った立花社長。

思わず“宿敵”デーブ監督と握手を交わしてしまいました。

デーブは正式に監督に就任したのですから、いつまでもいがみ合ってたってラチが開かないわけだし。

それにしてもドラフト会議で見たデーブ監督。

人相が随分と大人しくなったというか、老けたというか。

就任反対の署名運動が相当堪えたんですかね?

三木谷Oからも「俺の顔に泥を塗るなよ!」とキツく釘を刺されているのかも?

まぁ、いみじくもノムさんは言っております。

「地位が人をつくり、環境が人を育てる」 と。

監督という地位と、就任に批判的な周囲の環境が、デーブを大人にしたのかも知れません。

取り敢えずは今後の推移を見守るしかないですね。

それはさておき。

現役時代これといった実績のない無名の捕手ながら。

監督になってから何度も日本一になった人がいます。

その人の名は…上田利治!

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広島カープでの現役生活は僅か2年ぽっち。

しかし阪急ブレーブスの監督に就任するとパ・リーグを5度も制覇。

さらに1975年から78年にかけては日本シリーズ3連覇も達成!

現役時代それなりの成績を残した選手が監督に就任するケースが圧倒的に多いNPB。

現役時代ほぼ何の実績もない日本一監督は上田だけかも知れません。

というわけで現役時代それなり(?)の成績は残しているデーブが、監督に就任して日本一になる可能性が絶無では決してないという先例として取り上げてみました。

ドラフト会議の指名方針は即戦力重視なのかも



ドラフト会議、今年も無事に開催されました(当たり前か)。

というわけで東北®が指名した選手は育成も含めると9選手。

安楽 智大 投 済美高

去年の松井裕樹に続き、今年も東京Yとの抽選を勝ち抜き甲子園のヒーローを獲得!

確定直後のインタビューを見ていたら、安楽は入団する気マンマンに見えましたけど。

球数アンリミテッドなところはマー君の後継者として打ってつけではあります。

今年の松井裕樹みたいに来年は即1軍でデビューさせるつもりですかね?

安楽は肘に故障歴があるので、最初は2軍で様子を見るかも知れません。

小野 郁 投 西日本短大付高

投手としての指名ですが打者としての素質も高いそうな。

でも本人の意向としては二刀流は目指さず投手一本とか。

即1軍投入というより最初は2軍で使ってからになるでしょう。

美馬や釜田の怪我で右の先発要員が不足気味なので、一刻も早く1軍に上がって来て欲しいですね。

福田 将儀 外 中大

右投げ右打ちの中堅手。

もし嶋がFAで流出した場合、岡島を捕手に戻すことを考慮しての指名でしょうか。

最近めっきり出番が減った聖澤への刺激剤にもなるといいのですが。

ルシアノ・フェルナンド 外 白鷗大

その岡島の大学の後輩ですね、右投げ右打ちで、やはり中堅手。

岡島の後継者は福田よりこっちかな?

それにしても東北®はフェルナン系が好きですね。

かつて在籍したホセ・フェルナンデスとか、フェルナンド・セギノールとか。

入野 貴大 投 四国IL-徳島

徳島インディゴソックスのエースにして今年の四国IL最多勝投手。

右の即戦力としての獲得に違いありません。

ただ年齢が25歳と高く、即結果を出すことが求められるのでは?

今年、右の中継ぎは福山一人に負担が掛かり過ぎたので。

それを緩和できるだけの働きは当然ならが期待されるでしょう。

加藤 正志 投 JR東日本東北

去年指名された相原和友や今野龍太に続く“宮城枠”での指名スかね?

でも宮城県出身の相原や今野と違って神奈川県出身ですけど。

相原も今野も1年目で1軍デビューしてるので、加藤も後に続いて欲しいところです。

伊東 亮大 外 日本製紙石巻

去年指名された相沢晋に続き2年連続で日本製紙石巻の選手を指名。

しかも伊東は桐光学園出身なので松井裕樹の先輩にも当たります。

相沢も松井もルーキーイヤーに1軍デビューを果たしているので。

伊東にも今季の1軍戦出場を期待したいところ。

でも彼は外野手だからなぁ…先輩を押しのけるのは結構大変かも。

育1 八百板 卓丸 外 聖光学院高
育2 大坂谷 啓生 内 青森中央学院大

育成枠での指名は2選手。

10月3日に育成4選手を自由契約にしているので、育成選手枠には多少の余裕がありますけど。

八百板卓丸と書いて「やおいた たくまる」と読みます。

福島の聖光学院出身ということは去年のドラフト6位、横山貴明の後輩に当たりますね。

でも横山は大卒なので高校時代に八百板と一緒にプレイしたことはないはずです。

大坂谷啓生と書いて「おおさかや ひろき」と読みます。

出身校の弘前学院聖愛高校は元女子校で、共学化翌年の2001年に原田一範監督が一から野球部を創部。

野球留学選手中心の強豪校が幅を利かせる青森の高校球界で、原田監督は青森県出身者だけでチームを構成。

そして創部から13年目の昨夏、強豪の光星学院と青森山田を打ち破り甲子園初出場を果たしました。 

ただ大坂谷は既に大学生なので、甲子園には出てないです。

でも大坂谷には、こうした“聖愛魂”の伝承が求められているのかも知れません。

コーチの新人事から読み解く今後の閣僚名簿

いよいよデーブ内閣の新閣僚名簿が発表になりましたよ!

高村 祐二軍投手コーチ→ 
一軍投手コーチ
酒井 勉二軍チーフ投手コーチ二軍監督
仁村 徹一軍チーフコーチ二軍チーフコーチ
米村 理一軍外野守備走塁コーチ二軍野手コーチ
森山 良二一軍投手コーチ二軍投手コーチ
酒井 忠晴 (新任)二軍内野守備走塁コーチ

これを見る限り1軍と2軍を入れ替えるという報道通りって印象ですね。

ヨッさんの後釜は“若高コンビ”の高村が昇格。

高村には若田部遥みたいな“勝利の娘”はおらんのでしょうか?

1軍のブルペン担当だった森山は2軍の投手コーチへ。

ちなみにデーブも森山も西武のドラ1指名選手です。

2軍監督は酒井勉が投手コーチから横滑り。

デーブが代行監督代行(ややこしい!)を務めていた間は2軍監督を代行してたので既定の人事かな。

ちなみに酒井はオリックス・ブレーブスのドラ1でした。

星野前監督の懐刀、仁村チーフコーチは1軍から2軍へ。

星野前監督が影響力を残すためというよりも、酒井2軍監督のサポート役ってとこでしょう。

でも1軍チーフコーチのポストは未定のまま。

新聞辞令では巨人を退団した橋上秀樹がヘッドコーチとして復帰するとかしないとか。

これが事実ならノムさんの下でヘッドコーチを務めていた時代を知る者にとっては頼もしい限りです。

米村コーチの異動は6月17日に発表されたものと同じですけど。

このたび異動が正式に決定したということですかね? それとも単純なミス?

いずれにせよ礒部の一軍外野守備走塁コーチは動かないわけですな。

新任の酒井忠晴は東北®創設から2年間在籍したオリジナル・メンバー。

9月までBCリーグの福井ミラクルエレファンツの監督でした。

でも鈴木康友1軍内野守備走塁コーチの後釜が、まだ決まってません。

酒井忠晴を2軍に入れたということは沖原を1軍に昇格させるんスかね?

あと、1軍バッテリーコーチだった三輪隆の後釜も決まってません。

2軍から大石知宜を昇格させるって話も新聞に出てますけど。

大石を1軍に上げ、2軍は小山圭司を引退させてコーチに就かせるかもですね。

以上から、今後発表が予想されるコーチ人事をまとめてみました。

橋上 秀樹 (新任)  
一軍ヘッドコーチ
沖原 佳典二軍内野守備走塁コーチ一軍内野守備走塁コーチ
大石 知宜二軍バッテリーコーチ一軍バッテリーコーチ
小山 圭司(新任)
二軍バッテリーコーチ

この予想、的中すれば御慰み! ってとこでございます。

これはオーナーからファンに突き付けられた挑戦状なのだ!



というわけでパとセのCSも終わり、日本シリーズまで暫しのインターバル。

そのCS開催中、デーブ新監督が就任いたしましたが。

そんな人事異動よりリアルな野球のゲームのほうがよっぽど面白くて楽しいので。

その間あえてシカトしていたのですが。

でもゲームがないとなると、どうしても触れなきゃって感じですかね。

それにしても就任反対の署名運動まで巻き起こったデーブを監督に据えるとは。

記者会見で席を同じくした立花社長は苦渋の表情を浮かべていましたねぇ。

三木谷オーナー(以下「O」)にゴリ押しされたって感が見るからにアリアリで気の毒でした。

よく言われているのは「デーブが三木谷Oの子供に野球を教えていたコネ」によるってこと。

ただ、子供に野球を教えていたことは事実でも、それが直接の理由じゃない気がします。

2008年、埼玉Sの監督に就任した渡辺“ナベQ”久信はデーブの打撃コーチ招聘を強く要請。

同年、埼玉Sは「No Limit打線」が爆発して日本一になりました。

この「No Limit打線」を生み出したのがデーブのアーリーワークだったのは疑いようのない事実。

つまりナベQ監督は就任前からデーブの打撃コーチとしての腕前を見込んでいたことになります。

しかし、あんなこんなの暴行事件が発覚して2010年にデーブは球団を解雇。

この時ナベQ監督は「デーブをクビにするのなら俺も辞める!」と憤ったそうです。

確かにナベQとデーブは西武時代の同僚だからって味方もありますが。

だけど、それだけの関係でここまで憤るほど篤い信任感が出来上がるものですかね?

三木谷Oもデーブに関する世間からの騒音は重々承知しているでしょう。

にもかかわらず監督就任をゴリ押ししたのは、デーブの野球理論を評価しているからとしか思えません。

この姿勢は「デーブをクビにするのなら俺も辞める!」と憤ったナベQ監督のそれと似ている気がします。

今回のデーブ監督就任は三木谷Oがファンに突きつけた挑戦状ではないでしょうか?

俺が見定めたデーブ監督の評価が正しいのか?

それともファンによるデーブ批判が正しいのか?

その答えは来年のシーズン終了まで待たないといけませんけど。

個人的には、答えはフィールドで出してもらえれば。

タイガースvsホークス…その因縁と邂逅



昨日「このまま北海道Nが勝ち抜くんじゃない?」って書いちゃいましたけど。

結局、福岡Sがファンの声援に後押しされて、なんとか勝ち抜けましたな。

別にどちらのチームのファンでもないので、どっちが勝ってもよかったんですが。

もし北海道Nが勝ち上がれば…

下克上なんてドラマチックだし、阪神とは初顔合わせでフレッシュだし。

日本シリーズは盛り上がるだろうなと思って書いただけなので。

他意はございませんので悪しからず。

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さて、話は変わりまして日本シリーズです。

ソフトバンクになってからは、阪神と戦うのは初めて。

その前の福岡ダイエー時代は2003年に対戦してます。

阪神の監督は、もちろん星野仙一。

福岡ダイエーの監督も、もちろん王貞治。

…何が"もちろん"なのか良く分かりませんけど。

結果は4勝3敗で福岡ダイエーが日本一に。

そしてこのオフ、星野監督は体調不良を理由に電撃辞任したのです。

なので去年のシーズンオフ。

ひょっとしたら星野監督は東北®を辞めるんじゃないかと思ったんですけどね。

それはともかく、阪神vs福岡の対戦としては、それ以来ってことになります。

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それ以前となると、ちょうど50年前、半世紀も前に遡ります。

南海ホークスvs阪神タイガースという"関西シリーズ"でした。

昭和25(1950)年に日本野球連盟がセとパの両リーグに分裂して以来、日本シリーズはかれこれ64回行われているのですが。

しかし関西に本拠地を置くチーム同士が対戦した"関西ダービー"シリーズ、実は過去この1回きりなのです。

もともと関西にセのチームは阪神しかないので"関西ダービー"シリーズになる機会は限られるのですが。

それでもパには阪急、南海、近鉄、オリックスと結構な数のチームが存在してきたわけで、もっと対戦があっても不思議じゃないように思えますけどね。

しかもこの記念すべき関西ダービー、実は史上最も不幸な日本シリーズとして歴史に刻まれているのです。

なぜなら、この年は同時期に国家的な一大プロジェクトが実施されていたわけで。

それは…東京オリンピック!

アジアで初めて開催されるオリンピックに世間の話題は集中。

しかも当時は「巨人・大鵬・玉子焼き」と謳われた、まさにプロ野球界が「巨人ファンに非ずんば人に非ず」と歪曲していた時代。

そんな中、関西圏だけで行われる日本シリーズに関心を向ける人など、関西以外では稀ではなかったかと思われます。

こうした二重の逆境にもかかわらず"関西ダービー"は激闘が続き、3勝3敗で第7戦にまでもつれこみます。

その最終戦が行われたのは昭和39(1964)年10月10日。

つまり東京オリンピックの開会式が行われた日の夜のことでした。

甲子園で始まった試合は18時59分のプレイボールから2時間7分後の21時6分、南海の勝利でゲームセット。

この試合の公式入場者数は、たったの1万5172人。

日本一が決定する最終戦の観客動員数としては史上最低の数字です。

阪神ファンで溢れかえる現在の甲子園からは想像もつかない話ですね。

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3勝3敗ではあるが五分ではない



福岡Sが2回裏に4点取って先制した時は、これでCSも決着が付いたと思ったんですけど。

なんと、北海道Nが延長の末に逆転し、そのまま勝っちゃいました。

これで星勘定は福岡Sのアドバンテージも含めて3勝3敗の五分に。

なんということでしょう!

数字の上では3勝3敗と互角ですけど、チャンスの確率は決して五分じゃないような気がします。

ひょっとしたら、このまま北海道が奇跡の下克上…なんてことになるやも知れません。

その理由は2つあります。

ひとつはファーストステージから間をおかずに戦い続けた北海道Nに、勝負勘の点で利があること。

これは以前からよく言われていることですが、まぁ必ずしもその通りになるとは限らないのも事実。

現に去年のCSファイナルステージでは1位通過の東北®が3位から勝ち上がった千葉Lを撃破してますし。

もうひとつは、やはり福岡S秋山監督の辞任発表でしょう。

セのCSを見ると一目瞭然ですが、CS前に野村監督が辞任を発表した広島は敗退。

一方、和田監督の留任を発表した阪神はファイナルステージでも巨人を圧倒しました。

結局、辞めると分かっている監督の元で選手たちは果たして結束して戦えるのか、と。

そのあたりは選手たちもプロなので監督が辞めようが仕事を全うしようとはするでしょうけど。

でもチームが一丸となって結束する上で監督の辞任は、選手たちの意識にチラついて障壁にならざるを得ないのでは?

おまけにCS中に次期監督の名前まで取り沙汰されて、選手たちはどっちを向いて闘えばいいのやら?

もし第6戦で福岡Sが敗退するようなことになれば、それはCSに先んじて秋山監督の辞任を発表したフロントの責任でしょう。

逆に第6戦で福岡Sが勝利して日本シリーズに進出できたなら、それはヤフオク!ドームに集って熱心に応援し続けたファンの功績かも知れません。

いずれにせよ今年のCSファイナルステージは福岡Sの勝ち抜けより、北海道Nが"奇跡の下克上"を実現する可能性のほうが高いような気がしてなりませんわ。

阪神タイガースがクライマックス・セを制覇



それにしても 4連勝とは、お見事でした!

私に成り代わりましてクラッチのほうから、トラッキー様にお慶びのダンスを進呈させて頂きます

1019

日本シリーズの相手は福岡かな~? 北海道かな~?

2年後に国内FA権を取得した暁には是非ウチへ!



いやー、もう本当に「タカのエース摂津はどこへ」でしたね。

1回表、2死取った後で陽岱鋼に一発浴びたのが効きました。

2回表も2死後から同じ陽岱鋼に3ランを打たれて。

こんな点の取られ方してちゃ味方打線も追いつけないし、福岡Sは勝てるわけありません。

絶不調だった陽岱鋼を起こしちゃった点でも、摂津の罪は大きいのでは?

ただでさえ絶好調の中田翔がいるんだから、北海道Nが下克上をグッと引き寄せた感じ。

まぁアッサリ決まりそうなセに比べると、これでパのほうは盛り上がりそうだからヨカッタですけどね。

ところで摂津の話です。

これまで東北®も散々カモられてきたけど、今季はそれほどでもなかったから。

このゲームで摂津が先発するって知ったとき。

このまま北海道Nを勢いづけちゃう結果になるんじゃないかって思えたけど。

その予感、的中したような気もします。

これまで摂津は小さな身体に鞭打って投げ続けてきましたからねぇ。

…そう、あの勝利の方程式「SBM」の時代から!

S:摂津正
B:ブライアン・ファルケンボーグ
M:馬原孝浩

摂津は今も福岡Sでローテ投手として活躍。

ブライアン先生は何故かウチでクローザー。

馬原はオBsにトレードされセットアッパーに。

運命、いろいろでございます。

ところで摂津は2009年シーズンにデビューだから。

国内FA権獲得まであと2シーズンってことになるか。

そのとき34~35歳…第一線で投げ続けるにはキツいお年頃ですな。

秋田県出身でJR東日本東北に在籍中は仙台でもプレーしているし。

いやー、ジモティたる斉藤隆の後釜としても摂津はピッタリな存在じゃないんですかぁ?

このまま調子が戻らず仕舞いで2年経過したら、東北®には是非FAで獲得していただきたい。

年俸もFAで獲得できる丁度いい頃合いまで下落していることだろうし。

そう思うわけですよ。

なんか話がクライマックスシリーズと関係なくなっちゃいましたけど。

たったワンプレーで流れが変わる…野球ってコワッ!



今宵もまた東京MXテレビの中継を流し見していたんですが。

6回表、2死二三塁で今宮がしでかした一塁への悪送球。

何の変哲もないショートゴロだったので練習通りに捌いていれば普通に無失点でチェンジだったのに。

今宮のエラーは、やはりレギュラーシーズンとは違った緊張感が引き起こしたものなんでしょうかね。

次打者中田翔のホームランは明らかに、エラーで逆転された武田が気落ちしたせいかと思われます。

たかがワンエラー、でもそれがゲームの趨勢を決定してしまうこともあるわけで。

野球ってホントに怖いですね。

話は変わって、セのCS。

スポーツニュースで見たんですけど。

5回表、巨人の澤村が阪神上本に頭部直撃の死球を投じて危険球退場になったとか。

これを見て思い出しましたよ。

6月22日の東北®vs阪神@甲子園。

P6220401

6回裏、先発の美馬が投じたボールは先頭打者上本のドタマを直撃!

美馬も澤村と同様に危険球退場になってしまいました。

思えば美馬と澤村は中央大学野球部で先輩後輩の間柄(美馬が2年先輩)。

上本は1年のうちに2人の中大OBから頭部に危険球を喰らったわけで。

中大野球部は上本に何か恨みでもあるんスかね?

でも上本は東京六大学の早大OBだから、東都大学野球の中大とはリーグが違うし。

これ、あくまでも仮定の面白話ですが。

阪神と北海道NがCSを勝ち上がり、日本シリーズで激突したとして。

もし上本が北海道Nの鍵屋から、またしても頭部に危険球を喰らったとしたら…。

上本は1年以内に3人の中大OBから危険球を喰らうことになるわけで。

もし達成すれば何らかの新記録に認定されるのでは?

でも、さすがにこれはないか。

ウチにも若田部遥みたいな勝利の女神が欲しいなぁ



福岡Sが逆転サヨナラ勝ちで、日本シリーズ進出まであと2勝となりました。

最後まで観戦できたのも東京MXテレビが生中継してくれたおかげですよ。

若田部健一の朴訥とした解説が、いかにもパ・リーグらしい雰囲気を醸し出しておりました。

裏で日テレが中継していたセのCSみたいに豪華解説陣やゲストはいませんでしたが。

しかし、三浦番長や山本浩二や江川卓にも優る最強の芸能人が出演していたのです。

その名はHKT48のチームH所属、若田部遥!

…って、若田部の娘なんですけどね。

しかし、これがなかなか侮れない。

今年のMX中継で遥がレポーターを務めた8試合は7勝1分け無敗。

しかも7勝のうち5勝は逆転勝ちで、うち2勝はサヨナラという驚異の勝ち運の持ち主。

このゲームも逆転サヨナラでの勝利だけに“若鷹父娘”の不敗神話、いまだ継続中なのであります!

そういえば若田部(←親父のほうね)は福岡ダイエー時代、当時近鉄で現在は東北®で2軍投手コーチをしている高村祐と「若高コンビ」なんて呼ばれていたのを思い出しましたよ、どうでもいい話ですが。

ところでその福岡Sの新監督、工藤公康でキマリみたいですね。

またしても古田敦也は“新聞辞令”で終わってしまいました。

工藤といえば巨人や横浜にも在籍してましたが。

やはり印象が強いのは西武ライオンズですかね。

プロ入りも現役引退も、ともにライオンズだったし。

現役時代は秋山監督ともライオンズとホークスの両方で同僚だったから、チームの引き渡しもスムーズにいくのでは?

それに「熱闘甲子園」でキャスターやってたから、高校球児の情報にも明るかろうし。

おまけに工藤はテレビ朝日の解説者だから、北海道Nの栗山監督とともにテレ朝のパ・リーグへの影響力が強まるなぁ…それはそれでいいんだけど。

これで来季のパ・リーグ6球団の監督のうち、西武ライオンズOBが4人も占めることになりました。

福岡S工藤公康西武→福岡ダイエー→巨人→横浜→埼玉S
オBs森脇浩司(近鉄→広島→南海→福岡ダイエー)
北海道N 栗山英樹(ヤクルト)
千葉L伊東勤西武
埼玉S田辺徳雄西武→巨人)
東北®大久保博元西武→巨人)

デーブ監督、この中でどうやって存在感をアピールして行くんだろう?

いっそのこと渡辺久信を監督に招聘して、デーブはヘッドコーチでもよかったのでは?

見たかサッカーよ、これがプロ野球だ!



…てなコピー、Jリーグが出来たころ、よく見かけましたけど。

今となっては懐かしい思い出ですよ。

まぁ、個人的にはJリーグを秋春開催に移行して欲しいけど。

夏はプロ野球、冬はJリーグっていうふうにしてもらえたら有り難い。

夏はMLB、冬はNFLっていうアメリカみたいに。

プロ野球とプロサッカーで充実した1年を過ごせたら、それでいいじゃん。

それはともかく。

このCSファーストステージ第3戦の試合時間は4時間17分、つまり257分。

一方、同時間帯に行われていたサッカー日本代表vsブラジル代表の試合時間は正味90分。

もし同じ金額のチケットを購入して観戦していたら……

代表戦よりCSのほうが3倍近く長く観戦できたから、コスパはCSのほうが圧倒的に高かったわけで。

そういう意味では「見たか日本代表よ、これがオトクなパ・リーグだ!」とは言いたいところですけど。

それはさておき。

CSファーストステージは地上波テレビで放送されていなかったものの。

JOQR“パ・リーグのド真ん中”文化放送が実況生中継してくれてまして。

一方サッカーの代表戦は、もちろんTBSテレビが生中継。

なのでテレビはサッカー、ラジオは野球という、お茶の間二元中継。

それにしても、なせ日本代表は練習試合ですらブラジルに勝てないのか?

昨季、東北®はオBsをカモにして優勝。

今季は逆にオBsが東北®をカモにしてCSに進出。

ヤラれたらやり返す。

ヤラれた相手を研究して倍返しを喰らわせる。

それが勝負の世界というもの。

しかし日本代表は、いつまでたってもブラジル代表にヤラれっ放し。

シュートをポコポコ決めるネイマールを眺めながら、そう思ったのでした。

一方、耳はラジオへ。

初回、駿太の先頭打者初球ホームラン以来、しばらく“スミ1”で膠着状態。

ちなみに初回先頭打者初球ホームランというのは、なかなかお目にかかれない離れ業ですよ。

そして6回表、またしても稲葉がタイムリーを放ち、北海道Nが同点に追いつくわけで。

このCS1S、稲葉は代打でのみ出場し2打数2安打2打点。

そう、たったのヒット2本、2打点しか挙げていないのです。

でも、その2安打2打点が共にチームを蘇生させる起死回生のタイムリー。

やはりチームの精神的支柱というのは、こうじゃないといけないよね。

9月以降急激に成績を落としたペーニャがCSを欠場してる理由、なんとなく分かります。

1対1のまま延長戦に突入した10回表。

中田翔がバックスクリーンに勝ち越しホームラン。

稲葉が惜別の辞で「中田翔をよろしく」と名指しでお願いした効果なのか。

10回裏、オBsは2死二塁まで粘るけど。

最後はファイターズOBの糸井が内野ゴロに倒れてゲームセット。

北海道Nがファイナルステージに駒を進めたのでした。

ファイナルステージは移動日ナシで即15日から始まります。

連戦でゲーム勘を維持している北海道Nか?

それとも秋山監督辞任で結束するかもしれない福岡Sか?

私見を述べさせてもらえば…そんなの分かりません。

むしろ東北®に待望の新監督が誕生したというのに全く沸き立つこともなく。

恐ろしいまでに冷えきった世論のほうがよっぽど分かりやすいです。

ブラウン監督就任以来のwktkだ!



福岡Sの秋山監督が今季限りで退任するそうですなぁ。

後任には古田敦也とか工藤公康とかの名前が飛び交ってるそうな。

これなのか? いつまでたっても星野監督の後継者が発表されなかった理由は。

福岡Sの監督人事がカタつくのを、東北®のフロントが待ってたんじゃないのか?

古田は星野監督の後継者としても取沙汰されてたし。

もし古田が福岡Sの後任監督に決まったとしたら。

必然的に東北®はスペアのデーブで決まり…ってことなのかもね。

まぁ、古田だろうとデーブだろうと、どっちが東北®の監督に決まったところでロクでもない未来予想図しか描けないことに変わりはない。

そういえば、ノムさんの後を受けてブラウンが監督に就任した時は「???」と疑問符だらけだったけど。

ただ、あの時は三村編成部長がノムさんの後任になるはずだったのが、急逝したのでブラウンに白羽の矢が立ったって経緯があったし。

それに広島で監督やったことあるから、なんとかやってくれるだろうって期待はあったものの。

結局1年で退任しちゃった。

その伝で言えば、今度のデーブは「!!!」と感嘆符だらけ。

そもそも埼玉Sが不祥事を理由に馘首を斬った人材を拾ってくる発想自体が貧相。

本当に必要なのはチームの全権を委ねられるゼネラル・マネージャーなのでは?

オークランドA'sのサイバーメトリックスとか真似するのなら、それ以前にビリー・ビーンみたいなGM見つけてきなさいよ。

それはさておき、過去の監督人事を見てみると…

田尾(1年)→野村→ブラウン(1年)→星野→大久保(?年)

長期政権の間に、ゴムのダンパーのように1年任期の監督が挟み込まれてます。

この「1年おきの法則」が生きているとしたら。

デーブ政権は来季1年で終わり、次はベテラン監督が来て再び長期政権を築くことになるんですかね。

話は変わって、ノムさんのボヤキについて。

星野監督に対しては過去いろんなシガラミがあるせいか裏話的なエピソードに留めて、あまり采配的な部分は批判しなかったように思えたけど。

でも、デーブは違うよね。

キャッチャーとしてもバッターとしても、現役時代の実績ではノムさんの足元にも及ばないわけだし。

で、今度は監督としてどうか…ノムさんが一体どんなボヤきを炸裂させるのか?

それもまた、楽しみ。

でも、お話にならないレベルの采配だと、逆に無視されちゃうかもね。

ベースボールの醍醐味とは何か?



CSファーストシリーズ第2戦。

またしてもニコ生で観戦しましたよ。

それにしても京セラドーム大阪、お客さん入ってましたねぇ。

外野の上段席は客がいないから、普段は巨大な広告幕で覆われてるんだけど。

2014-07-02-19-07-39

第1戦も第2戦も隅々まで埋まってましたよ。

逆にセの甲子園は今年も半分ぐらい広島ファンで真っ赤っ赤に染まってたし。

和田監督留任に愛想を尽かした阪神ファンがこっちに流れ込んできたのかしら?

そんな他所のリーグの話はどうでもいいか。

それにしても第2戦、逆転に次ぐ逆転で面白いゲームでしたねー。

まず1回表に北海道Nが2点先制。

この時は「前回2008年の再現かなぁ~」と思えましたが。

6回裏にオBsが1点返して反撃。

それまで上沢に完璧に抑えられてましたし。

しかも四球で出た走者をチーム初安打で返した“ワンヒットワンラン”。

このままズルズルいかないぜ! って気合が見えました。

けど7回表に北海道Nのミランダが右翼ポール際に大本塁打を叩き込み1点追加して突き放し。

四球+タイムリーで二人がかりの“ワンヒットワンラン”と、ミランダ一人の“ホームラン”。

同じ1点でも、やはり本塁打のほうがインパクトあるなぁ。

ところがその裏、上沢が打たれて2死二三塁のピンチ。

投手がクロッタに代わった途端、ヘルマンが左翼スタンドに同点2ラン。

ヘルマンは埼玉S時代を通じて、あまりホームランバッターというイメージはなかったけど。

それでもこういう場面で打つなんて、ペーニャの訳あり欠場に対するベンチへの無言の抗議なのか?

というわけで、7回にゲームは振り出しに戻ってしまいました。

ここまでですら上沢の5回パーフェクトピッチとか、ワンヒットワンランとか、2本のホームランとか見どころタップリ


そして8回表、代打稲葉が1死一二塁の場面で勝ち越しのタイムリーヒット。

こういう場面で打席が巡り、そして殊勲打を放つ…野球の神様の粋な計らいでは?

ところが、さらにその裏。

2死一二塁の場面でT-岡田が特大の逆転3ランを右翼スタンドにブッ放したわけで。

これは北海道Nバッテリー谷口-大野の完全なボーンヘッドだよね。

T-岡田に内野ゴロ打たせてたら、それで終わりだったわけだし。

たぶん北海道Nはそのままファイナルステージに進出してたんじゃないですかね。

ここまでT-岡田は3打席連続三振中と、上沢に全く手も足も出ない状態でした。

でも、いるんですよ。

競馬なんかでも連戦連敗中で人気を落としていた実力馬が、いきなり好走して高配当を叩き出したり。

逆に連戦連勝でガッチガチの1番人気馬がアッサリ負けて高配当を提供したり。

ホームランバッターって例え三振続きでも、投手が交代した途端ガツンと打つことがままあるから怖いよね。

それはともかく、9回は平野が締めてオBsが勝利。

対戦成績を1勝1敗に戻し、ファーストステージの敗退目前から息を吹き返しました。

京セラドーム大阪でもう1試合できるってことで、オBsのフロントはウハウハなのでは?

しかもセは阪神が2試合目でファイナル進出決めたから競合相手いなくなったし。

でも第3戦は14日に順延…ナイターだけど。

同時間でサッカー日本対ブラジル戦やってるし、ちょっと観客動員キツイかも?

しかも15日からのファイナルステージに移動日ナシで突入しなきゃいけないし。

ただ、両チームともゲーム勘を維持したまま臨めるから、むしろ選手たちには有利かもね。

なぜペーニャはお休みなのか?



いよいよクライマックスシリーズ・ファーストシリーズが始まりましたねぇ~。

パ・リーグはニコ生中継で最後まで観戦しました、セ・リーグは見てませんが。

2回裏、大谷が迎えたピンチで北海道Nは終わったと思いましたが。

2死からヘルマンに二塁打を打たれて。

2死からってところが嫌な感じでしたね。

次の駿太が四球で出て2死一二塁。

これならフォースアウトを取れる可能性が広がったから、まだ大谷ピンチって感じじゃなかった。

マズいのは次の伊藤に与えた死球。

冷静に投げてたら簡単に打ちとってたんだろうけど、よほど浮足立ってたんだろうね。

2死満塁から次の平野に四球を与えて押し出しで1失点。

さらに次の坂口には死球を与えて2失点目。

次の糸井を打ちとって、ようやくチェンジ。

大谷は点の取られ方が悪かったけど、それより悪かったのはオBsの打線。

ここで1本でもヒットが出ていたら大量得点につながり大谷をKOできてたのに。

この場面で四死球でしか得点できなかったのが直接の敗因でしょうな。

もしペーニャがスタメンで出場して満塁ホームランでも放ってたらゲームは決まっていたはず。

なぜペーニャはベンチだったのか?

使えないのならベンチから外して投手でも入れればよかったのに。

ひょっとしたらペーニャが打線に不在だったから、大谷はピンチを乗りきれたのかも。

一方、オBsの金子千尋だけど。

あんな簡単に打ち込まれる金子の姿なんて東北®戦じゃ見たことない。

結局6回3失点で降板し、後を受けた中継ぎ陣が打ち込まれることに。

大谷の一人相撲とエース金子の好投でオBsが勝つ…はずだったこのゲーム。

前回オBsが出場した2008年のCS第1ステージでも地元大阪開催のアドバンテージを活かせず、同じ北海道N相手に2連敗して第2ステージ進出はなりませんでした。

前回の汚名を返上するのか? それとも同じ轍を踏むのか?

両チームと無関係な部外者としては、そうした運命論的な観点から第2戦を楽しめたらと思います。

パ・リーグのド真ん中は東京にある

さて、11日からクライマックスシリーズ(CS)が始まるわけで。

今年のファーストステージはパ・セとも関西での開催となりました。

パ・リーグは京セラドーム大阪。

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セ・リーグは阪神甲子園球場。

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もう少し広島が頑張ってくれてたら、大阪と広島で分散できたんだけど。

それはともかく、両リーグとも関東のチームが出てないので。

東京では地上波テレビでのオンエアは1試合も皆無。

糞みたいなドラマの再放送タレ流すぐらいならCS流せよ!って感じです。

ちなみに大阪では、パは第1戦のみ関テレが中継し、第2・3戦はナシ。

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一方のセは読売→朝日→毎日の順番で全3戦を中継するそうな。

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パの地上波テレビ中継は1試合…阪神専制帝国の関西じゃ仕方ないか。

ならばラジオぐらいは中継してよ…って思うけど。

なんと関西ではABCとMBSが両局とも3日間連続でセのCSを中継。

パのCSはNHKラジオ第一が第2戦のみ、辛うじて中継するみたい。

まぁテレビもラジオも中継しないんなら、京セラドーム大阪まで見に行けばいいだけの話か。

じゃあ東京はどうかというと…パのCSは文化放送JOQRが全試合を生中継!

日頃から「はっきりいってライオンズびいきです!!」と言い切ってる局ですが。

埼玉Sが絡んでなくてもキチンとCSを中継してくれるとは…

さすが「パ・リーグのド真ん中!」を標榜する局だけありますなぁー!

この中に第2の福山はいるのかな?

今季、最も働いた選手は福山“サブちゃん”博之投手だったことに異論を挟む余地はないでしょう。

チーム最多の65試合に登板し、4勝2敗23ホールド1セーブポイントの成績。

67イニング1/3を投げて1.87という防御率…

これはもう「MBP」(Most Bee[働き蜂]Player)に決定です!

サブちゃんは2012年オフ、打者転向の拒否を理由に横浜:Dを自由契約となりました。

そこを東北®がサルベージし、投手として契約のうえ中継ぎに起用し、ソコソコ活躍。

その勝負根性が星野監督に気に入られ、今季はセットアッパーに完全に定着しました。

彼がクビにならなければゲットできなかったわけですから、まさに横浜:Dサマサマでした。


というわけで、すでに各球団から第一次戦力外通告選手が発表されています。

3日の勝手に戦力外フラグ立てちゃいますけどでリストアップした選手のうち、

東北®から10月8日までに戦力外を通告された選手は仲澤広基ただ一人でした。

中澤は2012年に横川と井野とのトレードで、巨人から金刃とともに入団。

既に現役引退を表明しており、4人のうち最も早くプロの世界から去ることになりました。

それにしても他の11球団を見ると、かなりの数にのぼっているようです。

その中に第2の福山は潜んでいるんでしょうか?

ちょっと見てみることにしますか。

なお、北海道N稲葉や千葉L里崎のように“卒業”する選手は含みません(広島を除く)。

また、育成選手は含みません。

あくまでも来季も現役続行を希望している選手のみです。

まずはセ・リーグから。

巨人
67越智大祐 投手 ? 
阪神
42吉見祐治 投手 ? 
43西村  憲 投手 ? 
62高山  久 外野手 ? 
広島
36齊藤悠葵 投手 引退
41上野弘文 投手 引退
46大島崇行 投手 引退
中日
35辻  孟彦 投手 ? 
53井上公志 投手 ? 
59矢地健人 投手 ? 
52小田幸平 捕手 ? 
58田中大輔 捕手 ? 
50中田亮二 内野手 ? 
54森越祐人 内野手 ? 
60井藤真吾 外野手 ? 
63堂上剛裕 外野手 ? 
横浜:D
00藤井秀悟 投手 ? 
14小林太志 投手 ? 
19藤江  均 投手 ? 
28北方悠誠 投手 ? 
30菊地和正 投手 ? 
38神内  靖 投手 ? 
64眞下貴之 投手 ? 
67伊藤拓郎 投手 ? 
68冨田康祐 投手 ? 
99中村紀洋 内野手 ? 
東京Y
58阿部健太 投手 ? 
63山本  斉 投手 ? 
65押本健彦 投手 ? 
66真田裕貴 投手 ? 
32新田玄気 捕手 ? 
39又野知弥 内野手 ? 
48岩村明憲 内野手 ? 
55野口祥順 内野手 ? 

中村ノリやら岩村アキとか懐かしい名前もチラホラしてますが。

2人はさておき、誰か使えそうな選手いませんかね?

もちろんプロのスカウトと違って素人たる自分の目じゃ使えるかどうかなんて分からないけど。

あくまでもプレイさせてみたら面白いんじゃないかっていう視点で。

個人的に興味があるのは中日の中田亮二ですかね。

今季出番が少なかったのは去年のオフに受けた右肘手術の影響だろうし。

完治していれば、パ・リーグのパワー野球にピッタリのバッターにも見えるけど。

大谷の100マイルファストボールをスタンドへ打ち返すには中田ぐらいの巨体が必要では?


東北@
68仲澤広基内野手 引退 
埼玉S
34川崎雄介投手 ? 
38松永浩典投手 ? 
52小林宏之投手 ? 
山崎浩司内野手 ? 
44美沢  将内野手 ? 
千葉L
荻野忠寛投手 ? 
54藤谷周平投手 ? 
23塀内久雄内野手 ? 
69角  晃多内野手 ? 
48G.G.佐藤外野手 ? 
55神戸拓光外野手 ? 
福岡S
 (なし)  
オBs
43伊原正樹投手 ? 
48甲藤啓介投手 ? 
65山崎正貴投手 ? 
99西川拓喜外野手 ? 
北海道N
32根本朋久投手 ? 
55運天ジョン・クレイトン 
投手 ? 
62佐藤祥万投手 ? 
65多田野数人投手 ? 

まだパはセほど選手数が多くないですね。

東北®以外の5チームでは千葉Lに馴染みの選手が多いかな?

荻野、塀内、神戸は対戦相手として何度も見たことがありますし。

埼玉Sの松永浩典は左投手だけに中継ぎで何度もぶつけられた記憶がありますね。

昨シーズン左肩を手術した影響で今季は1軍登板ゼロに終わりましたが。

手術からの回復状態如何では、獲得する価値があるのでは?

今季いまいちピリッとしなかった長谷部や金刃への刺激にもなるだろうし。

ただ、どの球団も左の中継ぎは欲しいところなので争奪戦になるかも知れません。

中田にせよ松永にせよ、やはり手術から回復してきた選手は狙い目ですかね。

とはいえ次期監督も決まっていない現状下では、スカウティングの方針もままならないか。

デーブを監督に…と考えたフロントのセンスを嗤え!

こんなニュースが7日に流れたと思ったら…
新監督発表メド立たず 立花球団社長ダウン
[スポーツ報知 10月7日(火)6時配信]

翌8日には、こんなニュースが…
後任監督人事「議論重ねている」立花楽天社長
[河北新報 10月8日(水)9時51分配信]

今月の頭、スポーツ各紙が一斉に「デーブ次期監督決定!」という記事を垂れ流したのは記憶に新しいところ。

下位球団では千葉Lが伊東監督の続投を早々に決定。

埼玉Sも田辺代行の監督昇格を正式に発表。

ならば東北®だって既決事項ならサッサと発表すればいいのに。

なぜ、こんなに発表をダラダラ先延ばしにしているのでしょうか!?

このデーブ監督就任説は球団の正式発表ではなく、三木谷サイドのリーク情報がネタ元?

あるいはフロントがデーブ就任の反応を見るために打ち上げた観測気球だったのかも?

その観測気球による調査結果が出たところ、誰一人としてデーブを監督に望んでいないことが判明。

三木谷サイドからデーブ監督就任を厳命されている立花社長は調査結果との板挟みに遭ってダウン。

悪評しか出てこないとなると親会社の楽天まで巻き込まれるかも知れんから球団も再考せざるを得なくなり。

しかもこんなバイオレンス野郎を監督にしたら、親会社の商域が被るヤフーに顧客が流れる可能性も大きいし。

改めて「監督人事は白紙です!」と言わざるを得なくなった…ってとこじゃないでしょうかね?
勝手な推測ですけど。

そもそも秋山に伊東に田辺と監督が埼玉SのスターOBだらけのパにおいて、1軍2軍のエレベーター選手だったデーブじゃ、いくらなんでも見劣り必至!

特に伊東監督にしてみたら西武時代にキャッチャー落伍者だったデーブなど格下もいいところ。

このままデーブが監督になったら来季の千葉L戦はリアルガチでヤバいのでは?

それにコーチ陣だってどうなることやら?

まずヨッさんの退団は確実でしょう。

もともとオBsに転出するはずだったのに星野仙一が監督に就任するってんで残留したわけだし。

もし今オフそのままオBsに流出でもされたら、東北®だけじゃなく他のパ球団にも脅威。

FAで流出が予想される金子千尋や平野佳寿の後釜ぐらい、すぐに作られそう。

だいたい今季あんなに負けまくったオBsにヨッさんが行くなんて…想像しただけも卒倒モノ!

投手陣の全てを知り尽くしたコーチの移籍だけに、脅威は加藤康幸どころの次元じゃない。

伊東マリーンズだけでも厄介なのに佐藤バファローズ(?)まで相手にしなきゃならないとは!

そもそもヨッさんからデーブへの監督代行交代だって過程は全く不透明だったし。

ちなみにヨッさんとデーブの代行中の成績は次の通り。

ヨッさん(5/26~7/1) 9勝13敗(.409)
[5月:2勝2敗/6月:7勝11敗/7月:0勝1敗]

デーブ(7/2~7/23) 8勝9敗(.471)

数字上はデーブのほうが少し勝率がいいけど、かといって5割を超えたわけではない。

それにヨッさんが最後まで指揮を執っていたら、デーブを上回る勝率を挙げていたかも知れませんし。

だいたいスポーツ紙は「デーブ次期監督決定」報道で、この勝率を引き合いに出して「監督として及第点」なんてヨタ記事を飛ばしていたけど。

このヘボ采配の、どこが及第点なのか!? まったく話になりません!

それにもし、この交代が三木谷のゴリ押し指令によるものだとしたら?

こうしたオーナーサイドの独断をプロ野球ファンが最も嫌うことは、2004年の球界再編問題で嫌というほど証明されたはず。

にもかかわらず球界再編問題の過程で産み落とされたチームのオーナーが似たような過ちを蒸し返すとは言語道断もいいところ。

それに星野監督もデーブだと影響力を及ぼしにくいので、もっと子飼いの人材を監督に据えるべく蠢動しているのかも?

ファンの間には山﨑武志を推す声も根強いのですが、彼は星野監督にケツまくって辞めたから東北®への復帰は現状だと不可能でしょう。

むしろ中日時代に星野監督とチームメイトだった田尾安志復活のほうが現実的のような気もしますが。

彼は東北®監督就任前の評論家時代に「星野仙一 猛虎革命」って本まで上梓しているほどですし。

星野監督のチーム作りや采配の傾向を熟知しているだろうから、そのまま後釜には打ってつけの人材と言えるのでは?

しかも田尾元監督はヨッさんともオバQ打撃コーチとも同じ年(学年は田尾が1コ上)で、首脳陣のバランス的にも最適。

ネックは1年で馘首を斬られた怨念が今も田尾元監督に残っているかもしれないこと?

でもそこは、星野監督が田尾元監督とフロントの双方の間に入って調停すればスンナリ解決するでしょう。

まぁ、デーブが監督になって喜ぶのは2ちゃんのなんJ民だけかも知れないですね。

サラバ!愛しき悪夢のようなシーズンよ

7日【東北®★2-3☆オBs】@コボスタ宮城

というわけでオBs相手に、またしても先制してからの逆転負け!

全くもって、最後の最後まで、おんなじ負け方ばかりでした。

6日の「負けに不思議の負けなし」で

日本一から最下位転落という、これ以上ない不名誉だけは逃れることができる…

と断言してしまいましたが、まさかこのゲームを落とすとは思いもよらず。

5日の「この敗戦はデーブ監督就任に対する選手たちの無言の抗議ではないのか?」で

いや、来季ゼロからスタートするのなら、いっそのこと最下位に転落したほうがいいのかも?

と書いたことが、まさか現実のものとなるとは…。

10回表を無失点で切り抜けていたら、その裏に逆転サヨナラ勝ちという文字通りの“星野監督さよならゲーム”になったかも知れないのに…。

7日の「外国人選手の通信簿をつけてみました」にも

ファンミルのピッチングは1軍で通じない

と書いたのですが、それが奇しくも的中してしまった格好です。

本来ならクルーズの出番なんでしょうけど、ここ2試合連続で不甲斐ないピッチングが続いているので避けられたのでしょう。

ですが、ここで来季の契約見直しと引き換えに、敢えてクルーズを登板させていたら、ひょっとして無失点で凌げていたかも…。

しかし、すべてが文字通り“後の祭り”となってしまいました。

というわけで、これにて星野監督の4年間が終わってしまいました。

就任したときは戦力面での脆弱さもあって、まさか優勝できるとは思いもしなかったのですが。

パ・リーグ制覇を飛び越えて日本一になるとは、まさに想像を絶する快挙ではありました。

日本一は田中将大のお陰…という側面もありますが。

その田中を波に乗せた星野監督の手腕も見逃せません。

星野監督は背番号77が示す通り巨人の川上哲治監督を私淑しておりますが、田中を擁して日本一を勝ち取った手法は川上監督というより、稲尾和久を擁した西鉄ライオンズ三原脩監督、或いは杉浦忠を擁した南海ホークス鶴岡一人監督を彷彿とさせるような、そんな気がします。

日本一をありがとう、そして4年間お疲れ様でした。

取り急ぎ、お礼をば。

外国人選手の通信簿をつけてみました

6日のオBs最終戦は台風18号の影響で残念ながら中止。

そこで3日の「勝手に戦力外フラグ立てちゃいますけど」に引き続き。

今度は外国人選手について今季の回顧と来季の展望を考察してみました。

それと、今回も育成選手はスルーします。

評価は次の通り:◯=残留△=微妙☓=解雇

☓ 3 ニック・エバンス

東北®お得意の途中補強で入団したものの、18打数2安打7三振という無残な成績。

5試合に出場したっきり登録抹消となりました。

このままサヨナラという可能性が濃厚では?


◯ 9 ザック・ラッツ

彼もまた東北®お得意の途中補強で入団しましたが、ザックリ言うと…拾い物でした!

6月22日の阪神戦@甲子園で彼の初ホームランを見ましたが、あれは凄かった!

死球による骨折で登録抹消となりましたが、それまでの15試合で5本塁打を放つスラッガーぶり。

打率も結構よかったので、もし開幕からスタメンでいてくれてたら第2のマギーになっていたかも。

来季も契約して、絶対に開幕からスタメンで起用して欲しいところです。


☓ 15 トラビス・ブラックリー

5月25日の東京Y戦@神宮で彼の初先発登板を見ましたが…。

なんとか勝ちはしましたけど、そのピッチング内容は"これで使えるの?"って雰因気プンプン。

案の定、その後2試合に先発したものの2連敗を喫したまま登録抹消。

たぶんこのままオサラバってとこじゃないでしょうか。


△ 20 ケビン・ユーキリス

メジャーの大物打者という触れ込みで、マギーの後釜として入団したものの。

21試合に出場して打率2割1分5厘、ホームラン1本、11打点という低空飛行。

開幕から一月後の4月27日には「カカト痛い!」と言って登録抹消、そのままアメリカに帰ってしまいました。

このまま契約解消が濃厚でしょうけど、個人的にはもう少し彼の打席を見てみたい気がします。

そもそも彼を獲得したのは打撃もさることながら、映画にもなった「マネーボール」でも記述されている選球眼の良さだったはず。

日本野球の経験を活かして日本のストライクゾーンへの適応力を向上させれば、AJクラスの四球ゲット率は残せるんじゃないでしょうか。


△ 25 アンドリュー・ジョーンズ

ハッキリ言って、微妙です。

個人的には現役を引退して星野監督の後釜に据えて欲しいぐらいに思ってるんですが。

少なくともブラウンよりは勝ち星を稼げるんじゃないですかね。

今季は星野監督休養中にデーブ代行と衝突したことがあったらしいので。

このままデーブが監督になれば解雇は間違いないものと思われますが。


△ 40 ブライアン・ファルケンボーグ

なぜ他球団のお古をクローザーに据えるのか、フロントや首脳陣の意図が理解できませんでした。

しかもセ・リーグの投手ならまだしも、他球団も情報を共有している同一リーグの投手ですからね。

ただ逆に各チームの打者のデータはインプットされているせいか、そこそこ抑えていたのも事実。

もし残留させるのなら、ここは福岡S時代と同様セットアッパーとしてならイケるかも知れません。


☓ 42 ジョン・ボウカー

ユーキリスの離脱で急遽補強した元巨人の外野手。

日本シリーズでも対戦しているので、そこそこおなじみの選手でした。

NPB経験者だけに日本球界での適応力ではアドヴァンテージがあるかと思ったんですが。

思った以上にパの野球にフィットできなかったようです。

でもイケメンなので楽天本社の英会話講師ならイケるかも!?


△ 46 ルーク・ファンミル

彼も5月の北海道N2軍戦@鎌ヶ谷で実際に見ています。

先発松井裕樹の後を受け中継ぎで登板したのですが、逆転負けを喫してしまいました。

松井の後で彼のピッチングを見ると完成度の違いは一目瞭然。

でも、その後は1軍では5試合に中継ぎで登板し、勝ち負けなし。

現状のままでは1軍で通じるとも思えず、解雇やむなしかも知れません。

ただ2m16cmという高身長を利した投球術を身に付ければ何とかなるかも?

もう1シーズン様子を見て、1軍で先発してゲームを作れるようにでもなれば儲けものかも。


◯ 49 ライナー・クルーズ

またまた彼もお得意の途中補強での入団でしたが、まずまずの拾い物でした!

防御率は4点弱と高目ですがシーズン途中からの参戦を考えると、こんなもんかなと。

それでもゲームを見ている限り、ファルキーよりもクローザーに向いてるような印象が強かった。

そこは投球術とか球のスピードより、ハートの強さ的な部分が見て取れたような気がして。

今オフには落ちる系の決め球をマスターして、三振を狙って取れるピッチングができるようになれば、クローザーとして定着できるんじゃないかと思うんですが。



というわけで今季も途中で結構な数の外国人選手を補強したので。

もう、誰が誰だか分からなくなってしまったところもありましたけど。

ただ過去にもセギノールとかリンデンとかガルシアとか、シーズン途中の入団ながら活躍した選手も多いし。

むしろ「外国人選手は全員シーズン途中で獲得しろよ!」と思ってしまうほど。

その意味でラッツとクルーズには来季も頑張って欲しいと、そう願うわけですよ。

負けに不思議の負けなし

5日【東北®★0-1☆北海道N】@札幌ドーム

昨夜の敗戦には全く納得できませんでしたが、この夜の敗戦は納得のいくものがありました。

ていうか、この日のゲームは勝敗以前の問題でしょう、稲葉のラストゲームなんですから。

試合なんざサッサと終わらせ、盛大な引退セレモニーを一刻も早く執り行いたい…

それが北海道Nのフロント、選手、そしてファンすべて一致した思いのはず。

なので栗山監督は大谷→上沢→白村→クロッタ→谷元→増井と投手6人のリレーで一気にケリをつけました。

お陰で試合は早く終わるし、CS1S(クライマックス・シリーズ・ファースト・ステージ)への調整登板にもなったし。

それに勝利で稲葉を送り出すことができたのだから、まさに一石三鳥だったのでは?

かといってウチが単なる"噛ませ犬"にされたのかというと、そうとも一概には言い切れますまい。

なんといっても松井裕樹がプロ入り初の完投。

まぁ、早く終わらせようと北海道Nの攻撃が全般的に前掛かりだったおかげでしょうけど。

四球が1個と少なかったのも、北海道N打線が敢えて待球しなかったからだろうし。

6回、陽岱鋼のタイムリーによる1失点で敗戦投手になりましたが。

そのヒットで出塁した陽が盗塁死してチェンジにしたのが、前掛かりの象徴みたいなプレイ。

だから、このピッチングが即ち松井の今の実力そのものを現しているわけではありません。

それでも一度完投できたことで松井本人が何らかのコツを掴めたとしたら、負けてもメリットがあったのでは?

おかげでウチは最下位に転落してしまいました。

でも今季最終戦に勝利すれば再び5位に浮上できますし。

おまけに星野監督ラストゲームなんだから、これこそ"絶対に負けられない戦い"でしょう!

日本一から最下位転落という、これ以上ない不名誉だけは逃れることができる…と断言しておきますか。

さて、話は変わります。

このゲームで初勝利を挙げた北海道Nのルーキー白村明弘ですが。

実は5月5日に鎌ヶ谷へ見に行ったゲームで中継ぎで登板しています。

奇しくも松井裕樹が先発したゲームでした。

140505-11

2番手のファンミルが打たれてウチは負けてしまいましたが。

勝利投手は先日戦力外を通告された多田野で、白村にはセーブポイント。

この時のピッチングを見て「お、白村って結構いいじゃん」と思ったわけで。

白村は慶応大学出身なのですが在学中にヤンチャやって謹慎を喰らったという"慶応ボーイ"にあるまじき投手。

全体的にお坊っちゃま化している今の日本プロ野球界に、こうしたワイルドな逸材の登場は朗報です。

できれば来季は中継ぎから先発に転向し、ウチの同じルーキーで早大出身の横山と投げ合って"早慶戦"して欲しいものですよ。

この敗戦はデーブ監督就任に対する選手たちの無言の抗議ではないのか?

4日【東北®★0-6☆オBs】@コボスタ宮城 

そう、思わず吐き捨ててしまったほど酷い敗戦でした。

まぁ、本当のところはどうなんだか分かりませんけど。

しかし、こうとでもコジつけなけりゃ納得できない負け方ですよ!

このゲーム、銀次が5打席連続で敬遠されておりましたが。

糸井と首位打者を争っている都合上、勝負を避けられた、と。

こうしたタイトル優先のゲーム運びは肯定されるべきではないし、批判されるて然るべき。

でも目の前で行われた以上、現実は理念と切り離して考えるしか仕方ありません。

というわけで東北®は銀次の5四球を入れて計11個もの四球を貰っているのです。

だがしかし! 結局は完封負け。

4安打という貧打ぶりもありましたが、こんだけ四球貰えばノーヒットでも1点ぐらい入るのでは?

これは得点するしない以前に、選手たちに単にヤル気がなかっただけ…としか思えません。

ヤル気が湧かない理由…

それはやはりデーブの次期監督就任という暗黒情報以外に考えられませんわ。

フロントが現場の意向を無視して勝手に進めた監督人事に、選手たちがサボタージュという手段に打って出た無言の抗議…。

ゲームを見ていたら、どうしてもそんな考えが脳裏をよぎりっ放しで。

あと残り2試合、コボスタでは1試合。

もう4位とか最下位とか、そんな話はどうでもよくなってしまいました。

いや、来季ゼロからスタートするのなら、いっそのこと最下位に転落したほうがいいのかも?

地獄だ!最下位攻防戦

3日【東北®★4-7☆埼玉S】@コボスタ宮城

昨夜のパ・リーグの1位と2位の決定戦から一転、今夜は5位vs6位の最下位決定戦。

東北®が勝てば埼玉Sの最下位が決まり、逆に負けるとゲーム差0.5。

つまり残り3ゲームの行方次第では東北®が最下位に転がり落ちる可能性も高いわけで。

というわけで運命を託された先発の菊池ですが、立ち上がりは結構よかったような。

登板する度に内容がバラつく則本より、菊池のほうが安定しているようにも見えたけど。

だがしかし! 魔の6回。

2連打を浴びた後、代打で登場のおかわり君に同点3ランを被弾!

おかわり君相手に初球に高目のストレートって…。

そして7回にはクルーズが連続四球を出した挙句、森友哉に逆転二塁打を浴びる始末。

なんだろ、クルーズは来季も契約する見通しでも立ったから気持ちが緩んだんスかね?

それとも選手たちの気持ちはとっくにストーブリーグへ突入してるとか?

そんな中、救いは4回裏に逆転3ランを放った島内ぐらいかも?

8月の頭に登録を抹消されて以来1軍で姿を見ない聖澤との差がジワジワ開いているような気が…。

それはともかく、これで最下位の埼玉Sとゲーム差が0.5に縮まってしまいました。

このゲームで全日程を終了した埼玉Sの勝率は4割5分。

同様に全日程を終了している4位の千葉Lの勝率は4割6分4厘7毛でゲーム差は1.5。

4位に浮上するか最下位に転落するかは、まさに紙一重!

まぁ、Bクラスなら4位も最下位も同じって見方もできるけど。

でも前年の日本一から一気に最下位ってことになれば、これは話が違ってきますよ。

残りゲームはオBs戦2試合と北海道N戦1試合。

北海道N戦は札幌ドームで、しかも今季最終戦。

お別れゲームで盛り上がるだろうから、勝つのは至難の技だろうなぁ…。

オBs戦2試合は幸いコボスタだけど、今季ヤラれ放題の相手だし。

このオBs戦2試合だけは絶対に落として欲しくはない。

死ぬ気で闘って欲しいですね。

勝手に戦力外フラグ立てちゃいますけど

福岡Sが最後の最後にサヨナラ勝ちで優勝しましたなぁ~。

ウチも4連勝させてもらったりして結構ここまで足踏みし(させ?)ましたけど。

フロント的には最終戦まで引っ張れたんだから興行的には万々歳だったのでは?

一方、西武ドームでは埼玉Sが負ければ最下位決定だったのに。

なんと7点のビハインドを一気にひっくり返して逆転勝ち!

う~ん、これから最下位を巡る争いが熾烈を極めそう。

今季ヤラれ放題のオBs戦を2試合も残しているのが、かなり不気味。

でもね、Jリーグみたいに2部降格争いなんてないんで。

なかなか最下位争いで客を呼ぶのは難しいところです。

それはさておき、10月1日を過ぎて戦力外選手への第1次通告期間が始まっています。

既に多くのチームが戦力外選手を発表していますけど、東北®はまだ。

でも、星野監督退任の影でフロントによる選別は既に済んでいることでしょうな。

なので、ちょうどこの連戦の谷間を利用して予想をしてみたいと思います。

なお、育成選手については触れてません。

また、外国人選手については後日あらためて。

24 高堀 和也
去年一昨年と中継ぎで活躍しましたが、ついに今季は1軍登板なし。
彼の小気味いい投球が個人的には好きなのですが。
怪我したとかいう話も特に聞きませんし、微妙な立場に置かれているんでしょうか。

28 片山 博視
期待の大型サウスポーも期待を裏切り続けて早6年。
特に今季は西宮や相原などルーキー左腕が活躍してるので、まさに崖っぷち。
ただ、以前にも書いた記憶があるのですが、彼は打者に転向させるべきでしょう。
銀次や枡田とは違ったタイプの大型左打者に化けてくれると有り難い。
しかもタッパがあるので、一塁に定着させても面白いところです。

43 小斉 祐輔
“2軍の帝王”も立場は微妙ではないでしょうか?
2軍では打棒爆発でも1軍ではサッパリという年が続いています。
これではなかなか1軍の戦力として計算しずらいのでは?

45 川井 貴志
困ったときのボブおじさんも今や40代目前。
特に今季は1勝6敗と、燻し銀の輝きも影を潜めてしまいました。
塩見や辛島が一本立ちした今、引退表明があるかも知れません。

52 中島 俊哉
“左殺し”シャーパーも今季は5月に3試合出場しただけで、あとは2軍暮らし。
年齢も34歳とプロ野球選手としては峠を超えており、去就は微妙です。
分配ドラフトでオリックスから来た最後の生き残りとして、近鉄最後の生き残り牧田とともに、右の代打の切り札としてもう一花咲かして欲しいと思うのですが。

56 中川 大志
期待の大型内野手、中川も今や崖っぷち。
ルーキーイヤーの2010年こそ輝きを放っていたのですが。
ヒザを痛めて一旦は育成選手に格下げされる不運にも見舞われたりして。
それからというもの、年を追うごとに光彩は衰えるばかり。
たとえ戦力外となっても、また育成で契約して再起を待ってほしいところです。

57 小山 伸一郎
投手陣CEOも4月末に2軍落ちして以来、1度も上がってきませんでした。
ただ小山の場合は戦力外というより、投手コーチ就任を期待されているのかも。
星野監督の退任でヨッさんの去就も不透明ですし。
もしヨッさんが退団したら、そのまま後任に横滑りするかも知れません。

61 上園 啓史
今季も先発や中継ぎで9試合に登板しましたが0勝1敗という成績。
2012年に阪神から移籍して以来、まだ1勝も挙げておりません。
たとえ0勝でも1軍でコンスタントに登板していたらまだいいのですが。
登板試合数が毎年一桁では、なかなか現役続行は難しいのでは?

65 小山 桂司
地元宮城出身のキャッチャー小山も今季の出場は2試合止まり。
何とか小関を一本立ちさせようとした割を喰った格好でしょうか。
ただ、やはり彼も小山と同様、後任監督の人事次第では?
三輪や大石といったバッテリーコーチが退任すれば後任に就くかも知れません。

68 仲澤 広基
2012年のオフに巨人からやって来た中澤ですが今季は1軍出場なし。
岩崎を凌駕しないことには、どうやっても1軍出場は難しいでしょう
西田が1軍に定着し、内田や三好が後を追う今。
中澤の存在意義は不透明と言わざるを得ない現状です。

緊張の瓦解と最下位転落の危機

1日【東北®★1-8☆北海道N】@札幌ドーム 

既にCS進出チームが決定した後の、まさに混じり気ナシ純度100%の消化ゲーム。

9月16日から奇跡の14連勝でもしてゲーム差が一気に縮まってたら、それなりに楽しめたのに。

見どころは則本がシーズン8度目の完封勝利でも上げてくれたらなぁ…ってとこぐらい。

だがしかし! 3回裏に早速1点を先制されてるじゃないの!

結局4回4失点でKO! 今夜はアカンほうの則本やった。

でもまぁ消化試合、しかもビジターゲームだから、別にいっか…

いいわけねぇだろ!

消化試合だからこそ勝敗を度外視し、自分の力を極限まで出し切ったピッチングをしないと!

もうすぐシーズンも終わるわけだし、来年まで投げたくても投げられなくなるんだから。

一方、光明は8番サードで先発してプロ入り初ヒットを放った三好かなぁ。

途中出場したルーキー内田も2三振だったけど、この時期はこれでいいっしょ。

むしろ今季1軍で1試合1打席1凡退だった中川大志の去就が不安になりますけどね。

さて、一日置いた3日は埼玉S戦。

まだゲーム差は2ありますが、負ければ最下位がグッと近づきます。

こないだまで「CS進出も…」なんて騒いでいたのがウソのようですな。

ちょっと待って!プレイバック!プレイバック!

30日【東北®★3-7☆オBs】@コボスタ宮城

今日のゲーム、プレイバック! プレイバック!

先制するも同点にされた挙句に逆転され、そのまま敗戦…。

昨夜見たゲームを、また繰り返し見ているような。

2回に2点を天敵金子から先制した時は「このままじゃ終わらないだろうなぁ」と思ったけど。

予感は的中!

それにしても6回の6失点は今振り返っても明らかにおかしい。

どうも塩見の手の内が見透かされているかのようにパカパカ打たれすぎている。

といってもサイン盗まれてるとか、そうした“違法性”があるってことじゃなく。

塩見の球種と球質が筒抜けなのか?

嶋の配球が読まれているのか?

ベンチからの指示がダダ漏れなのか?

やはりオBs加藤康幸球団副本部長が持ち逃げした内部資料のせいなのだろうか?

だとしたらオBsに対して、向こうを上回るだけの戦略と分析を以って当たらないと永遠に勝てないのでは?

もはやCSどころかヘタしたら最下位だってある5位転落。

オBs戦、残り2ゲーム。

どうせ負けてもいいから、今季のリフレインを脱却した斬新な戦いぶりを呈して欲しいものです。
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